武王の門

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評判

武王の門の評価:

4.51/5点 レビュー 39件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.51pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全55件 21〜40 2/3ページ
No.35
(5pt)

懷良親王,苦難の道

懷良親王のことは,今川了俊の本を読んだ時に知った.了俊を描いた本には,「懷良親王は九州全土を完全に支配し,当時の中国からは足利幕府ではなく懷良親王が国主と認められていた」と書かれたいた.南朝方では,後醍醐天皇や大塔宮(護良親王)を描いた書物は見かけるが,懷良親王を主に置いた書籍は少ないように思う.もともと南朝の歴史に興味があったし,懷良親王のことがもっと知りたくて本書を手にした.
上巻では,「艱難辛苦」「臥薪嘗胆」という表現が相応しい状況を耐え忍び,そして自らの力で,そういった状況を打開してゆく親王の姿が描かれている.九州全土の覇者どころか,南九州の猫額の地でさえも満足に支配できない状況にありながら,いかなる苦難にも屈することなく,立ち向かってゆく.その姿は力強く,自然と惹きつけられる.
上巻を読んだら必ず下巻が読みたくなる一冊です.
武王の門〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈上〉 (新潮文庫)より
4101464049
No.34
(5pt)

おすすめ

息子用に買いました。昔、何回か読んで主人公懷良親王、彼を取り巻く人たちの生き方に感動しました。息子が読んだらまた読みたいです。
武王の門〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下〉 (新潮文庫)より
4101464057
No.33
(5pt)

おすすめ

とてもオススメです。自分にとって北方謙三さんの小説の中で一番か二番めの本です。
武王の門〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈上〉 (新潮文庫)より
4101464049
No.32
(5pt)

おすすめ

息子用に買いました。昔、何回か読んで主人公懷良親王、彼を取り巻く人たちの生き方に感動しました。息子が読んだらまた読みたいです。
武王の門〈下巻〉 Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下巻〉より
4103562048
No.31
(5pt)

レビューが難しいけれど、感動したから書きたい。

歴史小説を読むのが好きで、こちらを購入しました。
とても、おもしろく読めました。

上手くは言えませんが、今まで読んできた歴史小説とは違った感じで、とても新鮮でした。
私は登場人物と共に、作中に在るような・・・そんな感じになるといいますか。

それぞれが「わからなさ」を抱えながら、目の前の現実、自信の運命、星、血、、、それらを生き抜くしかないと。
渇きにも似た感情で、一気に読みました。
登場人物達の行動によって、渇いた感情が潤わされるかと思いましたが・・・。

「夢とはむごいものだ」と懐良は言いうように、夢、ロマン、それらに一緒に生死を賭けた仲間たちの魂を感じれば感じるほど。
さらに渇きました。
作中にありますが、「それが幸福なのかどうかは、誰にもわからない」。。。
だから追いかけるのでしょうけれど。

背負える若さのあった前半から、後半は、それを背負い続ける意味。未来。

「わからなさ」を最後まで抱え、それは残酷でもあり、進む道しるべでもあったりして。
前半、戦い続ける男達の魂を想って感じた「渇き」は、後半、ゆっくり打ち寄せる波のように、胸の中に感動となってひたされていきました。

ラストにようやく、、、後味、じんわり。。。
しかしまだまだ、一口の水を飲み干した潤いさえない。
潤いを含んだ風を感じれたという。
それでも、ああ・・・これで良かったのか・・・と勝手に懐良の心中察してみました。

素敵な作品でした。
武王の門〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈上〉 (新潮文庫)より
4101464049
No.30
(4pt)

懐良親王と菊池武光を描いた小説です

「北方太平記」作品群で「楠木正成」「悪党の裔」「破軍の星」「道誉なり」を読み
北方氏の南北朝史観に惹かれ、本書を購入しました。
本書は、北方氏初の歴史長編で、下巻は、週刊新潮に連載された上巻部分のあとに書き下ろされたようです。
征西府が少弐氏との激戦に勝利した翌年から始まり、大宰府を占拠し、少弐氏を最終決戦で追い落とし、
大内氏も放逐して九州をほぼ統一します。
懐良親王が高麗に渡ったり、良成親王が九州へ下向する話などを挿み、今川了俊との対決で幕を閉じます。
終盤は怒涛の勢いで、上手な終わり方だと思いました。
懐良親王と武光だけでなく、激動の時代に夢を抱いて生き抜いた人々の姿がありました。
武王の門〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下〉 (新潮文庫)より
4101464057
No.29
(4pt)

懐良親王と菊池武光を描いた小説です

「北方太平記」作品群で「楠木正成」「悪党の裔」「破軍の星」「道誉なり」を読み
北方氏の南北朝史観に惹かれ、本書を購入しました。
本書は、北方氏初の歴史長編で、下巻は、週刊新潮に連載された上巻部分のあとに書き下ろされたようです。
征西府が少弐氏との激戦に勝利した翌年から始まり、大宰府を占拠し、少弐氏を最終決戦で追い落とし、
大内氏も放逐して九州をほぼ統一します。
懐良親王が高麗に渡ったり、良成親王が九州へ下向する話などを挿み、今川了俊との対決で幕を閉じます。
終盤は怒涛の勢いで、上手な終わり方だと思いました。
懐良親王と武光だけでなく、激動の時代に夢を抱いて生き抜いた人々の姿がありました。
武王の門〈下巻〉 Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下巻〉より
4103562048
No.28
(4pt)

後醍醐天皇の皇子・懐良親王を描いた小説です

「北方太平記」作品群で「楠木正成」「悪党の裔」「破軍の星」「道誉なり」を読み
北方氏の南北朝史観に惹かれ、本書を購入しました。
本書は北方氏初の歴史長編で、上巻は1988年5月〜1989年4月に、週刊新潮に連載されたものです。
忽那島での河野軍との戦いで懐良親王が初めて人を斬るシーンから始まり、
後醍醐帝崩御後に忽那島から佐伯に渡り、薩摩へ下って島津と対峙。
島津を破った懐良親王は肥後に進出し、菊池武光とともに一色氏を破り、
少弐氏との激戦を描いて上巻は終わります。
読み難い読点の使い方と、懐良親王と牧宮を併用しまくるのが気になりましたが、
九州統一を目指す懐良親王を見事に描いている作品です。
また、戦国時代に26代で滅んだ菊池氏の15代目・武光をも懐良親王並みに描いていて
読み応えがあります。
武王の門〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈上〉 (新潮文庫)より
4101464049
No.27
(1pt)

小説好きの山男

万余の兵士が出てくる講談でもあり得ない。今一度検証が必要です
武王の門〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下〉 (新潮文庫)より
4101464057
No.26
(1pt)

小説好きの山男

万余の兵士が出てくる講談でもあり得ない。今一度検証が必要です
武王の門〈下巻〉 Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下巻〉より
4103562048
No.25
(4pt)

剛直な漢たちの物語。

やはり作家として、歴史小説に挑戦した最初の一作だからか、固さが少し感じられる。つまらないということはないが、特別面白いというわけでもなかった。やっと読み終わったというのが正直な感想だが、ページをめくる手がもどかしい、というようなぐいぐい引き込まれるような読みは体験できなかったのは残念だった。ともあれ、著者最初の歴史ものということで、籠められた力は感じられた。歴史考証がやや怪しい部分もあるが、その辺は、あまり突っ込むところではないのかもしれない。
武王の門〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下〉 (新潮文庫)より
4101464057
No.24
(4pt)

剛直な漢たちの物語。

やはり作家として、歴史小説に挑戦した最初の一作だからか、固さが少し感じられる。つまらないということはないが、特別面白いというわけでもなかった。やっと読み終わったというのが正直な感想だが、ページをめくる手がもどかしい、というようなぐいぐい引き込まれるような読みは体験できなかったのは残念だった。ともあれ、著者最初の歴史ものということで、籠められた力は感じられた。歴史考証がやや怪しい部分もあるが、その辺は、あまり突っ込むところではないのかもしれない。
武王の門〈下巻〉 Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下巻〉より
4103562048
No.23
(4pt)

肩に力が入りすぎているか。

著者の「楠正成」よりは読みにくいと思います。登場人物が多く、全てを把握するのは、かなり難しい感じがします。戦を民のためにやるのだ、というような牧宮の心情描写などは、よいと思いました。下巻も楽しみです。
武王の門〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈上〉 (新潮文庫)より
4101464049
No.22
(5pt)

北方さん渾身の

北方さんの戦記物という意味では、期待通りです。 中国物と日本の違いはありますが いいですね。
武王の門〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下〉 (新潮文庫)より
4101464057
No.21
(5pt)

北方さん渾身のという感じです。

北方さんの戦記物という意味では、期待通りです。 中国物と日本の違いはありますが いいですね。
武王の門〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈上〉 (新潮文庫)より
4101464049
No.20
(5pt)

北方さん渾身の

北方さんの戦記物という意味では、期待通りです。 中国物と日本の違いはありますが いいですね。
武王の門〈下巻〉 Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下巻〉より
4103562048
No.19
(5pt)

過去最高の武将の本

南北朝時代を制した、かの名将、「菊池武光」の本

決して、器用な男ではないが、不器用ながらも生き
そして決して自分が前に出ることもなく、親王をた
て九州をそして日本を制する立派な男の話である

今の時代、自分を露骨にアピールすることが大事
だといったような流れになっているが、私はそれ
は絶対違うと思う

控えめでありながら、実績を残すことこそが日本
人が持っていた「美」なのではないかそれを思い
おこさせる何かがこの小説にはある

北方氏は菊池一族をテーマに小説を書いたことは
非常にセンスがいいと思う
武王の門〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈上〉 (新潮文庫)より
4101464049
No.18
(4pt)

偉業を成した父とその息子

九州最大勢力の主・小弐頼尚との大保原での激闘を経た後、
征西府は台の道を進み、念願の大宰府を征圧します。
日本全体が北朝方優勢という情勢下、九州は南朝方の征西府が
全土を制圧してしまったのですから、これは大変な偉業です。

一方、懐良と武光の「夢」に向け、新たな闘いが始まります。
武士への金銭による賦役、交易の活性化、交易を保護するための
水軍の増強、大陸の騒乱への介入、山の民との関係強化、・・・。
形を変えた闘いに、懐良も武光も疲弊しながらも
「民が民らしく生きられる世」に向け、着実に歩を進めてゆきます。

ですが、この巻の見所は何と言っても、懐良と月王丸が
向き合う様子でしょう。父の偉業を我が事のように理解しながらも
どこかで反発してしまう月王丸、血に縛られず思うさまに生きさせて
やりたいと願う懐良、両者の願いはすれ違いつつも深いところで
通じ合い、引き合ってゆきます。

そんな関係があって、菊池武光を演じてみせる等、若干不良中年的な
ところの出てきた懐良を、月王丸があやすように海に連れ出すラストは、
何とも言えない余韻を残します。
武王の門〈下巻〉 Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下巻〉より
4103562048
No.17
(4pt)

偉業を成した父とその息子

九州最大勢力の主・小弐頼尚との大保原での激闘を経た後、
征西府は台の道を進み、念願の大宰府を征圧します。
日本全体が北朝方優勢という情勢下、九州は南朝方の征西府が
全土を制圧してしまったのですから、これは大変な偉業です。

一方、懐良と武光の「夢」に向け、新たな闘いが始まります。
武士への金銭による賦役、交易の活性化、交易を保護するための
水軍の増強、大陸の騒乱への介入、山の民との関係強化、・・・。
形を変えた闘いに、懐良も武光も疲弊しながらも
「民が民らしく生きられる世」に向け、着実に歩を進めてゆきます。

ですが、この巻の見所は何と言っても、懐良と月王丸が
向き合う様子でしょう。父の偉業を我が事のように理解しながらも
どこかで反発してしまう月王丸、血に縛られず思うさまに生きさせて
やりたいと願う懐良、両者の願いはすれ違いつつも深いところで
通じ合い、引き合ってゆきます。

そんな関係があって、菊池武光を演じてみせる等、若干不良中年的な
ところの出てきた懐良を、月王丸があやすように海に連れ出すラストは、
何とも言えない余韻を残します。
武王の門〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈下〉 (新潮文庫)より
4101464057
No.16
(5pt)

九州南北朝の印象が変わりました

本書を読む前、南北朝時代の九州については

・足利一族である直義の養子、直冬でもまとめきれなかった。
・菊池に助けられ「七代にわたって弓引かず」との起請文を書いた小弐頼尚が、
 当主が代わりもしないうちに大保原で菊池と戦った。

といった事前知識があり、南朝方、北朝方というよりも自分たちの利害を優先する
無節操な九州の武士に嫌気がさしていました。

そんな私の偏見を、本書は「一方的な忠節を期待する方が甘いのである」との一文で、
見事に打破してくれました。

忽那島で耐え、薩摩で耐え、菊池で耐えながらも徐々に勢力を扶植してゆく
懐良と菊池武光を中心とする征西府のやり方に、いつしか引き込まれてゆきます。
「先頭に立つために、この地へ参ったのよ」この一言にはシビれました。
武王の門〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 武王の門〈上〉 (新潮文庫)より
4101464049