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本格推理委員会
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本格推理委員会の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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中古ですがきれいな状態で届きました。折れたページなども無く安心しました。ちょっと古い本ですが、キャラの濃い登場人物たちの青春ストーリーです。 | ||||
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2006年に角川文庫から出版された時に読みました。10年近く前になりますが、今ふと思い出してのレビューです。 肩肘はらずに本が読みたい、けれどもちょっぴり刺激がほしい、そんな人におすすめしたい作品です。 主人公は「ごく普通」の男子高校生(とてもかわいい妹がいる)です。 「ごく普通」を自称する主人公が、個性豊かな面々に囲まれ、学生生活を謳歌していくそんな、今ではよくある青春もの・学園ものの要素が強い作品である、という印象をうけました。 キャラクターはいきいきとしてとても魅力的ですし、話の構成やミステリーもきちんとあって、とても面白い作品です。 しかしタイトルに「本格推理」とあります。しかも新設された賞の第一回受賞作品でさまざまな期待もある。どうやらここが読者と噛みあわないことがあったようです。 文庫版にあるタニグチリウイチさんの解説を読んでから、作品に目をむけるのも良いのかもしれないと思います。 解説では米澤穂信『氷菓』にも言及されていて興味深く、面白いです。青春とミステリー、どちらも美味しいものです。 シリーズ化するものだと思っていました。単発で終わるには惜しいキャラクターたちだと思います。 | ||||
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色々あってこの本を購入したのですが、 初めここのレビューの酷評に「え、つまんないの?」と思いましたが、 そんなことはなく、むしろ登場人物のキャラや心理等がおもしろく、展開も私としては面白くて満足でした。 私だけかもしれないですが、 犯人が以外な人物であったり、その人物の隠し方も面白かったです。 作者本人がオタクだからでしょうか、登場人物には若干の属性要素が含まれていたりしてよかったと思います。 ミステリとしてではなく、青春もののライトノベルとして読むとよいのではないでしょうか? | ||||
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本格推理委員会とは、校内で起こった出来事を捜査する委員会です。 タイトルからして、本格ミステリを想定しがちですが、いわゆる成長小説です。 後ろめたさが事を大きくしてしまい、周囲を巻込んでしまうこと、誰にでも経験あると思います。 事件を捜査していくうちに、当事者も捜査する側も、自分自身の過去と向き合っていくことになります。 過去は決して変えることはできません。 でも、過去と向き合うことで前向きに生きていくことができます。 人とは傷つき傷付けるこで成長する生き物なのだと感じました。 | ||||
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「本格推理」という題名に引かれて購入しました。 内容は「故意」と「偶然」が入り混じった事件を、学園のちょっと変わった理事長によって収集された本格推理委員会が解決していくというものです。その最中で主人公が友人たちの協力を得て、トラウマを乗り越えていきます。 初めは共通点を見出しにくかった事件を、そこここに置かれたヒントによって上手く結びつけられているところは面白かったと思います。推理物宜しく、あのセリフにはそういう意味もあったのか、という感じです。あとは、主人公の性格設定と委員会への態度の矛盾が、彼のトラウマによって合点がいくようになっているところも成程です。 不満な点を上げるとすれば、キャラクターの設定がいま一つ出し切れていない点でしょうか。まあ、学園を舞台にして先輩にアクションで大暴れされても変ですけれど。 この作品の特徴として、推理物としてはキャラクター達の心理的要素が大きく関わっている点が挙げられます。そのため、読者にとって客観的ではない情報があったりしますが、その心理的要素が作品に心地よさも加えています。話の締めも幸せそうですし。 | ||||
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