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本格推理委員会
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本格推理委員会の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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中古ですがきれいな状態で届きました。折れたページなども無く安心しました。ちょっと古い本ですが、キャラの濃い登場人物たちの青春ストーリーです。 | ||||
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2006年に角川文庫から出版された時に読みました。10年近く前になりますが、今ふと思い出してのレビューです。 肩肘はらずに本が読みたい、けれどもちょっぴり刺激がほしい、そんな人におすすめしたい作品です。 主人公は「ごく普通」の男子高校生(とてもかわいい妹がいる)です。 「ごく普通」を自称する主人公が、個性豊かな面々に囲まれ、学生生活を謳歌していくそんな、今ではよくある青春もの・学園ものの要素が強い作品である、という印象をうけました。 キャラクターはいきいきとしてとても魅力的ですし、話の構成やミステリーもきちんとあって、とても面白い作品です。 しかしタイトルに「本格推理」とあります。しかも新設された賞の第一回受賞作品でさまざまな期待もある。どうやらここが読者と噛みあわないことがあったようです。 文庫版にあるタニグチリウイチさんの解説を読んでから、作品に目をむけるのも良いのかもしれないと思います。 解説では米澤穂信『氷菓』にも言及されていて興味深く、面白いです。青春とミステリー、どちらも美味しいものです。 シリーズ化するものだと思っていました。単発で終わるには惜しいキャラクターたちだと思います。 | ||||
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それが読後の感想である。 1 せっかくの個性的なキャラクターが活かされていない(勘の鋭い幼馴染や、下ネタ大好きの友達、引きこもりの母親など) 2 中盤の展開が遅い 主に上の二つが「惜しい」と感じた理由なのだが、それ以外は面白く読めた。 序盤は個性的な登場人物たちが盛り上げていたし、後半の謎解きも読みごたえがあった。 惜しいとは思ったのの、読んで後悔のなかった作品である。 | ||||
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ミステリなのに先のストーリが気になって止まらなくなることがなかったのが残念だった。主人公の過去と学校で起きた事件がうまく絡まっているストーリは悪くないと思うのだが、ミステリとしてはイマイチ楽しめなかった。 | ||||
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色々あってこの本を購入したのですが、 初めここのレビューの酷評に「え、つまんないの?」と思いましたが、 そんなことはなく、むしろ登場人物のキャラや心理等がおもしろく、展開も私としては面白くて満足でした。 私だけかもしれないですが、 犯人が以外な人物であったり、その人物の隠し方も面白かったです。 作者本人がオタクだからでしょうか、登場人物には若干の属性要素が含まれていたりしてよかったと思います。 ミステリとしてではなく、青春もののライトノベルとして読むとよいのではないでしょうか? | ||||
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本格推理委員会とは、校内で起こった出来事を捜査する委員会です。 タイトルからして、本格ミステリを想定しがちですが、いわゆる成長小説です。 後ろめたさが事を大きくしてしまい、周囲を巻込んでしまうこと、誰にでも経験あると思います。 事件を捜査していくうちに、当事者も捜査する側も、自分自身の過去と向き合っていくことになります。 過去は決して変えることはできません。 でも、過去と向き合うことで前向きに生きていくことができます。 人とは傷つき傷付けるこで成長する生き物なのだと感じました。 | ||||
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2004年に産業編集センターから出た単行本の文庫化。 第一回ボイルドエッグズ新人賞を受けた作品。著者は当時、京都府立大在学中の学生だったらしい。 ライトノベルとミステリを混ぜ合わせたような作品。殺人(も出ては来るが)などの凶悪な犯罪でなく、学校のなかの不思議とかいじめとかの問題を、謎解きと組み合わせている。 方向性としては面白いと思うが、登場人物の定型的なところが良くない。また、トリックも仕掛けるべき場所が間違っているのではないか。バランスが悪すぎる。 デビュー作という点を割り引いても、もう少し頑張って欲しい一冊だった。 | ||||
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学校内で起きたトラブルを発端に,過去にあったいくつかの事件が繋がり, 主人公らが解決,乗り越えていくという,『青春ミステリ』に近い内容です. ひとつひとつの表現が冗長で,すべてにおいてまわりくどく感じます. 特に序盤は,設定や登場人物の紹介などに割かれて,物語が進みません. それに,友人など登場人物を増やした割には,あまり顔を出すこともなく, 特別な能力を持つという人物については,能力をはじめ活躍はまったくゼロ. また,事件をはじめ,問題を解決しようとする代表者的立場の人物も, ありきたりな説教を語るだけで,その押しつけや物言いはとにかく不快. 感情のぶつけ合いの場面でも,紙上に強い口調の言葉が並んでいるだけで, ひと言ひと言に重みを感じられず,薄っぺらさにどうもしらけてしまいます. それに,主人公をはじめ,登場人物らの抱える過去の問題にしても, 繋がるいくつかは消化不良のままで,掘りさげもまるで物足りません. 重い問題のはずが,登場人物のキャラクタ設定用に用意されたみたいで, そのため,途中から変わってしまった雰囲気に最後まで違和感があります. ほかにも,物語の進行において,どうしても不自然なところがあるなど, デビュー作という点を考慮しても,ちょっと粗が目立った作品に思えます. 全体的にもっと整理して,スッキリと読ませてもらいたかったです. | ||||
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タイトルとはちょっとかけ離れた物語。高度なミステリーの場面が少ないのが残念。また、ある登場人物の特徴として「勘が良い」とある。正直この人物には物語を強引に解り易くする為のやり過ぎを感じた。ライトノベルとの一線をはっきりと引く必要がある。最後に、全登場人物に良い終わりを迎えさせる為、性格の様々な変化が激しい。統一性が欲しかった。 | ||||
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期待はずれという評価が多いので、逆にそう悪いものではないだろうと思ってしまう。要は今後、面白い作品を生み出していってもらえばうれしい。ミステリーとしては切れ味が良くないが、スタート作品として発展していってほしい。読者としてそう思う。 | ||||
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あ~、帯文で購入しちゃったんですけど、 定石通りの展開で、ちょっとなぁ、、、 会話のやり取りから、キャラの個性は出てるんだけど、 どうも「良くある感じ」で薄さを感じました。西尾や浦賀の学園推理モノと較べるのは酷かもしれませんが、 それらと並べると、パワー不足の感は否めません。ただ逆に、この作品の持つマッタリ感は独特でしたので、 最初からパワーで勝負するつもりは無かったのかも。 だとしたら、模倣ではない新しいモノが産まれそうな気がします。つーことで、次回作に期待! | ||||
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滝本竜彦氏絶賛!とあったので買って読んでみたら( ゚д゚)ポカーン は?何ですかこれは?薄っぺらなキャラクター達、痛いことこの上ないギャグ、無駄な描写による無駄な長さ、不完全燃焼気味の複線、なにより読み始めて30~40pで大体見当が付いてしまう犯人。 ・・・・学園ものとしても最低、推理ものとしては屑に値すると思えました。 | ||||
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ミステリとしては、捉えやすい謎の提示と、伏線と、体裁的にも情緒的 にも綺麗にまとまっていたと思います。読後にはすっきりとしたもの が残りました。 登場人物のあざとさに感情移入がし辛かった点と、物語の冗長さが減 点対象です。 | ||||
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「本格推理」という題名に引かれて購入しました。 内容は「故意」と「偶然」が入り混じった事件を、学園のちょっと変わった理事長によって収集された本格推理委員会が解決していくというものです。その最中で主人公が友人たちの協力を得て、トラウマを乗り越えていきます。 初めは共通点を見出しにくかった事件を、そこここに置かれたヒントによって上手く結びつけられているところは面白かったと思います。推理物宜しく、あのセリフにはそういう意味もあったのか、という感じです。あとは、主人公の性格設定と委員会への態度の矛盾が、彼のトラウマによって合点がいくようになっているところも成程です。 不満な点を上げるとすれば、キャラクターの設定がいま一つ出し切れていない点でしょうか。まあ、学園を舞台にして先輩にアクションで大暴れされても変ですけれど。 この作品の特徴として、推理物としてはキャラクター達の心理的要素が大きく関わっている点が挙げられます。そのため、読者にとって客観的ではない情報があったりしますが、その心理的要素が作品に心地よさも加えています。話の締めも幸せそうですし。 | ||||
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文章の一つ一つがチープかつまわりくどく、ギャグもわざとらしい ため読んでいていらいらさせられることが多いです。肝となるミステリーの部分はライトノベル系のミステリーの王道 を突き進んでいるというか、破綻もないけれど起伏もない平凡なもの。 西尾維新に憧れた高校生の創作ノートを読んでいる感じです。タイトルどおりこの小説に「本格推理」を求めていた人にとっては 肩透かし以外の何者にもならないでしょう。 | ||||
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滝本竜彦氏絶賛!!と書いてあったので手にとってみました。とにかく物語が無駄に長かったように思います。途中でかなり萎えました。 できればこれの3分の2くらいでまとめてほしかったです。物語中で主人公は過去のトラウマから救われるのですが、「救い」にしてはイマイチ内容に説得力がありませんでした。とまぁ、難点を先に書きましたが、最初はまったくなんの繋がりもないバラバラの問題がなんとなく一つになっていくところは良いと思います。 | ||||
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デビュー作と言うことでまだまだ荒い部分はあるにしても面白いと思いましたが。この作品はライトノベルスのスタイルはとっているものの、ちゃんとミステリとして成り立たせてる、言い換えれば危ういところでバランス感覚がとれている楽しさというものがあると思いますよ。人が死んだり、何か超常的なものがなければ話がなりたたないというわけではあるまいに。この小説はそのなんにもなさ具合が心地よいと思います。 | ||||
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国内初の出版エージェントが選出した「受賞者」というので期待したのだが、騙された気分だ。既存作品で出尽くしたキャラクター。 既存作品で読み飽きたストーリー。 新鮮味なし。 印象にも残らず。 メジャーなライトノベル新人賞に送ったのであれば、1次選考を通過するかしないかだろう。内容よりもイラストで勝負という、本末転倒な印象すら受けた。 | ||||
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