夏と花火と私の死体

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夏と花火と私の死体の評価:

3.87/5点 レビュー 203件。 B ランク

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平均点3.87pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全206件 121〜140 7/11ページ
No.86
(5pt)

田んぼもうかうかしていられない??

「夏と〜」
最初の10ページくらいは、読みやすいだけの中身のない小説かと思いましたが、
主人公五月が死んでから話が急展開!!夢中でページをめくることになりました。
まるでゲームのように死体隠しを楽しむ男の子。この子はもっと違うストーリーで
活躍して欲しいくらいの行動力と判断力があります。
その妹は罪悪感から怯える様子が目立ち、完全犯罪をするには頼りないのですが、
この兄と妹だからはらはらできる。兄だけだったらこんなにどきどきしなかったと思います。
特にクライマックスはばれそうでばれないというご都合主義の連続ではあるのですが、
こっちは「うおおーい!!」とうなりながら、右手の人差し指をかじりながら
ばれそうな怖さに胸が高鳴りました。最後の最後にとんでもない
どんでん返しが待っています。作者にいい意味で翻弄されました。
うまく伏線張られていて、忘れた頃にズガンときます。面白いです。
「優子」
こちらも伏線の張り方巧妙です。材料は提示されているものの、
こう来るか〜!!と思わされました。
お話はかなり悲しいです。しかし、本当に混乱しているのは誰なのか、
本当に「優子」は存在していたのか、分かりません。
まあ、「優子」という人間がいたと思いたくない個人的な感傷なのかもしれませんが。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.85
(4pt)

最後にぞくり

弥生が「私」を殺した理由なんて特に深く追求なんてしない。
それぐらい淡々と語られていく文章を、次第に馴染めなくなるのではと思っていたけれど。
気がつけば貪欲に次の頁を開いてしまっている、続きが気になって仕方ない、そんな本です。
人の命の尊さをここまで侮辱した話があっただろうかと思う。
ただひたすら死体を、「私」を無かったことにするために、次はどうしてしまおうかと読み手側までもを鬼にする。
兄妹と読み手、3人だけだと思っていた鬼の他に、最後の最後でもう1人・・・。
最後の段落のためだけにここまで話を読み進んできたのだと思える程、ぞくりときます。
ホラー小説として区切られているようですが、誰でも読めると思います。
「夏と花火と私の死体」の他に短編が1話入ってますが、こちらも面白いです。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.84
(4pt)

いいんだが・・・

乙一さんの作品はスラスラと読めますね。
それほど深いお話でした。
メインの夏と花火と私の死体より、
もう片方のお話の方がより深かったかな…と。
自分が考えてた最後が覆されて 読んでいた学校で
「おぉ〜っ!!」と思わず声をあげてしまい
回りの皆に振り向かれました(笑
まぁ 買って損は無いかと思いますよ。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.83
(5pt)

すごいです!!

今まではあまり小説を読まなかった方なんですが、乙一さんの小説は
どんどん読めちゃいます。勧められて読んだんですが、ハマりました。
話の主人公となる私は最初の方に死んでしまいます。でも、その死体「モノ」になった
私からの目線で話が進んで行くという、今までにない語り。
死体となった私を隠そうとする兄妹、周りの人々…
読んでいて毎回思うのが、意外な最後にびっくり、ということ。
すべてが繋がる、矛盾のない作品です。
ぜひオススメです!!
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.82
(3pt)

私は死体である。名前は……

『夏と花火と私の死体』です。ホラーというべきかミステリーというべきかラノベというべきか。それらのジャンルの境界線上ですね。普通に小説として、良いと思います。
表題作は第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作ということで、乙一のデビュー作です。後の作品と比べると、どうしてもアラが目立つ気はします。だから☆の数は控えめにしておきます。ご了承ください。
それでも死体の一人称という発想もいいですし、最後のあの死体のナゾが解けるのもいいです。まさかあの人があんな……
併録の『優子』もホラーな雰囲気を出しつつも意外な展開もあり、良作です。
乙一の入門書としていい一冊だと思います。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.81
(4pt)

面白い

小説をあまり読まない私が小説を読むきっかけになった本です。
確か出会ったのは中1くらいの時。まともに本も読まないような自分が
夜も寝ないで一気読みした本でした。
堅苦しさというものも全くなくて、ただただ次の展開が気になって気になって、ページを
めくった記憶があります。
今私は16になるのですが、こんな小説をこの年でかける人間がいるのか?とさえ思えてくる小説でした。まさしく鬼才。
ホラーとかミステリーとか怖くて読めないのですが、この人の小説だけは、何故か怖いのに
惹かれてしまうよさがあります。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.80
(1pt)

・・・・・

姉に勧められて読んでみました
本を読んでいると何か感情を抱くんですけど
この本はまったくそれがありませんでした
はっきりいってもおもしろくありません
なぜこんなに評価が高いのか不思議です
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.79
(5pt)

淡々としてるけど良い

淡々としているのに、引き込まれます。
これを10代で書いたなんてすごいと思います。
この作家の作品は時代の普遍性を感じる。
いつの時代にも色あせない「小説」だと思う
(あえてミステリーとかホラーとかいいたくありません)
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.78
(3pt)

微妙

とりあえず、所々文章が読みづらいなぁ……と感じた。
当時の年齢を考えればこんなものかもしれないが、それは買う側にとっては関係のないことだと思います。
個人的にはちょっと評価高すぎのように感じました。
内容が良いだけにもったいない。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.77
(4pt)

出来すぎ

死体、犯人の発覚寸前は本当にハラハラするものの
見つからないのが出来すぎ、という感がありました。
それでも、構成力がとにかく素晴らしく、
これって同じ内容でも構成を少しでも違えると
ここまでのオチの驚きとハラハラ感はないんですよね。
表題作の後にある「優子」も同じ。
まさかこんなオチだとは。
小野不由美さんは「これが16歳の少年によって書かれたということには
それほど驚かない」と書かれていましたが
私は十二分に驚きました。
ストーリーの長さも読みやすさも丁度いいヴォリュームで
かつ、後味のちょっとした悪さもいい具合です。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.76
(3pt)

良くも悪くもデビュー作

はっきり言って読みづらい文章の間のとり方が慣れてないのかテンポが悪く眠くなった。題材はとてもいいのに残念。10代の時の作者の試行錯誤が感じられデビュー作としては良いほうだと思うので他の作品が好きなら読んでみても損はない。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.75
(3pt)

う〜ん・・・

いや、おもしろいんですけどね。
めちゃくちゃおもしろいんですけどね。
夜中2時半から読み始めて、読み始めたら止まらなくなって、そのまま最後まで読み切っちゃうほどおもしろいんですけどね。
でも世の中で騒がれているほど天才的だとはどうしても思えないのです。
確かにこの作品を16歳で書いてしまう彼は、とんでもない早熟の作家さんだと思います。
でも16歳という年齢を取っ払ってしまうと、正直、普通のミステリ・ホラー作家と変わりないと思うのです。
しかもこのサラッと読めてしまう重量感の無さ。
僕の中ではライトノベルに分類できてしまうほど軽い小説でした。
もちろん年齢的なことを言えば、まだまだたくさんの可能性を秘めた将来有望な作家さんであることは間違いないのですが。
年を重ねるにつれ神童から凡人へと堕ちて行ってしまわないように、周りも過度に褒めたり期待したりせずに大切に育てていってほしいと思います。
(特に最近は貯金が貯まって作家活動をサボりがちだという噂なので (^^;)
ちなみに、表題作とは別にもう一編収められている「優子」はなかなか秀逸でした。
最後まで何一つ明らかにされないところが、いかにも意図的で印象深い作品でした。
この作品にこそ、乙一の将来性の高さを感じるべきだと思います。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.74
(4pt)

巧みな文章

とても16歳が書く文章だとは思えません・・。展開に次ぐ展開。一息つく暇も無く、二人の兄弟は死体を隠すべくあらゆる困難に立ち向かう。  題材、独特の視点、緊張感、恐怖感。極端にグロテスクな表現もなければ、オカルト的なものでもない。これは、万人共通に受け入れられるような「ホラー」なのだ。乙一以外にはとても書けそうに無いと思われる点がいくつもある。 ラストもなかなか。ハッピーエンドでもバッドエンドでもないが、一種の爽やかさは残る。 個人的に表題作は十分楽しめたけど、「優子」は好きじゃない。途中で読むの疲れました。まじめに読んでなかったので偉そうな事はいえませんが。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.73
(4pt)

だから・・・

〔あらす〜じ〕
夏と花火と私の死体・・・9歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によってあっけなく。こうして、一つの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような4日間が始まった。。。
優子・・・清音は鳥越家で住込みで働く家政婦。政義のもとで働くのだが、その妻・優子はまだ一度も見たことがなかった。。。
〔感想〕
夏と花火と私の死体・・・『ジャンプ小説・ノンフィクション大賞』の第6回大賞受賞作品。当時乙一17歳。。。執筆当時16歳。。。すげぇーの一言。何が凄いかって、死んだはずの少女の視点で物語が進んでいく点。そんな作品読んだことない!!そして、最後も何も解決してないじゃん!!
優子・・・時代が終戦直後というこもあり、ちょっと物語に入りにくかった。なんか『黒乙一』か『白乙一』かどっちつかずやったのが残念。
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4087471985
No.72
(4pt)

優子

個人的ではあるが、あまり「夏と花火と私の死体」は好きじゃない。ハラハラ感はすばらしいが、落ちの弱さが気になってしまう。まだ初期の話で文章のつくりも現在ほど、発達していない気がする。きっと、乙一ファンには初期作品(才能のみ)と最近の作品(職人的)を好きな人がいて、自分は後者だと思う。しかし、同時収録の「優子」はとても好きだ。「夏〜」よりも読みやすかったし、世界観にはまった。そして最後の一文がなんとも言えずにいいのだ。この世界観に終止符を打つすばらしい表現である。この静かなミステリー感が、特に心を動かすでもなく手に汗握らせるわけでもなく、読者の心を蝕んでいく。善や悪が存在せず、被害者だけで構成されたような物語。奇妙で切ない気分になりたい時にお勧め。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.71
(5pt)

全てが乙一流。

話の冒頭で殺されてしまう少女の視点で、殺した子供達の動向を描くストーリー。
今までに見たことがない新しい切り口で斬新な文章でした。
子供が本来持っている大人社会から見ればとてつもなく残酷な心理を如実に描いているように感じます。
これからの乙一を読んでいく上で、何よりも先に是非一度この本を読んでもらいたいと私としては思います。それによって、乙一自身の世界観を痛烈に感じることができるかと思います。
是非、一読を。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.70
(4pt)

夏と花火と私の死体

「恐るべき子どもたち」
この表現はまさにぴたりとハマると思った。
そして「子どもたち」には19歳もという年齢も含まれるのだろうか。
冒頭で殺されてしまう"わたし"。
その後の物語は死んだ"わたし"の一人称で綴られている。死んでしまった故の特性か、"わたし"は情景や兄妹の行動を描写するだけで、決して自分の感情は語らない。
そのことがこの物語に一層の不気味さを加えていると思う。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.69
(3pt)

表題作品のみレビュー

当方、乙一作品をはじめて読みました。
ある少女の視点から話は進んでいき、その少女が死体になっても視点は変わらず淡々とした語り口調は変わりません。この視点からでなければここまでの作品にはならないでしょう。ミステリとしての要素は高いとは言い難いですが、死体を隠そうとする少年少女の描写は臨場感があります。
短編なのであっという間に読み終えてしまい、物足りなさを感じることもあるかもしれません。作者の長編も読んでみたいと思いました。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.68
(5pt)

半端ない才能だと。

この発想は何処から来るの!?って感じでした。
死体が話す「一人称」、今までに無い雰囲気にやられました。
無邪気で残酷な殺人者、この設定も面白いと思います。
収録作の「優子」もかなり、乙一の才能に驚かされます。
切なさと残酷さの乙一、この本は黒乙一と白乙一の中間くらいの作品なので、読みやすいと思いますよ。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.67
(3pt)

ちょっと・・・

主人公が最初に殺されるっていう設定なのは面白いが、もうちょっと何かが欲しかった。例えば、殺された主人公により怪奇現象が起きるとか。んー何か腑に落ちない・・・。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985