夏と花火と私の死体

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評判

夏と花火と私の死体の評価:

3.87/5点 レビュー 203件。 B ランク

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平均点3.87pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全206件 41〜60 3/11ページ
No.166
(2pt)

読みにくかった

読んだあとに作者の年齢を知ったが、なるほどと、だからか、と思った。 まず、表現がわかりにくい。 ゲートボールと滑車を使って死体を移動させるところとか何回読んでもイメージが浮かばなかった。 作者含めて、本当に情景がイメージできている人いるのか?と思った。 話の展開も非常に単調な上、最後のオチもフーンとしか思わなかった。 あと、登場人物の描写が雑過ぎてみんな感情がないように思える。 もう一つの優子っていう話もありがちなサスペンスを無理やり寄せ集めただけで、話のリアリティがまったくなかった。 つまらなかったです。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.165
(4pt)

新感覚の恐怖本

この話の語り手は、9歳の私しかし既に死体である。
その私の死体を隠そうとしているのは私を殺した友人の弥生ちゃんと妹の罪を隠そうとする兄である。
その様子を私は淡々と語る。

夏休み、うだるような暑さ、蝉の声。
村祭りと花火大会。ひんやりと冷たいアイス。
実際にその場に居合わせているかのように五感に訴えてくる。

何度も「私の死体」が見つかりそうになるスリル。ドキドキ感が良い。
読者はいつのまにか加害者側の心境になっている。

誰もが持っている子供の頃の郷愁と夏の思い出とともに、
ふとした出来心で人を殺してしまうという恐ろしさ。
隠そうとすればするほど罪を深くしてしまう恐ろしさ。
そしてこの結末。
この小説ができたとき、著者はまだ16歳だったという。
新感覚の恐怖本である。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.164
(4pt)

ブラックで奇妙な味わいの物語

友人を殺してしまい、何とか死体を隠そうと頑張る兄と妹の数日間を描いたブラックで奇妙な味わいの物語。
何か行動を起こそうとするたびに突発のトラブルが次々発生。衝動的に友人を殺してしまって怯えるばかりの妹よりも、ゲーム感覚で事態を切り抜けていくお兄ちゃんが恐い。
語り手が死体(!)というシュールな設定ですが、何しろ死人なもので、時間も空間も超越して、他人の心まで覗き込んだりする万能設定であります。
併録『優子』もシンプルな構成ながら、耽美な語り口+ホラーだと思っていたらミステリーだったというプロットが絶品。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.163
(5pt)

新鮮な感じで良かった

乙一 さんの作品との事で読んでみました。
目線が死体の女の子路線なんで、読んでいてとても斬新な感じで良かったです。
優子もいい話でした。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.162
(2pt)

この年齢で書いたことは評価

人の行動が不自然。御都合主義が多い。登場人物たちに人間味がなく、みな同じロボットのよう。殺伐とした村。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.161
(5pt)

凄く懐かしい感じがする不思議な小説

なんだろう、凄く懐かしく切なく感じる夏小説です。
夏や田舎の雰囲気が伝わって来るので、夏好きにはたまらないかもしれません。
また、内容もとても読み応えがあり飽きさせません。そのまま止まらずにスラスラ読む事ができます、
語り手も斬新なのでお楽しみに。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.160
(4pt)

夏の夜におすすめ

夏の夜読むのに最適なお話であった。田舎の風景が静かな郷愁をさそう。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.159
(3pt)

夏、暇潰し

主人公は話の前半で死人になってしまいます。
その場にいた友達とその兄が、死体を隠そうとする過程があまりにもあっさりしていて。
事の重大さが後になってわかることがあると私も思うところがありますので…このときは子供の残酷さがテーマになっているのかと思いましたが、兄の方は最後までこの状況を楽しんでいるようで…。
さりげなーく、当然の如くサイコパスが登場してたなぁと読み終えてしみじみ思う。夏の、草や土の匂いとともに…ラストは冷房要らず(6分くらい)。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.158
(3pt)

夏ホラーだなー、と思う 

ビギナーズ・ラック。
初心者が往々にして得る幸運。賭け事等に使う。
そうだろと思うけどなぁ。さて。

何度でも何処でも感想で述べられている様に、神視点が死体の「私」視点と混じった様な調子で書かれている。途中からか、既にこの世にいないはずの「私」が幽霊の如く状況を語り出す・・一人称と三人称神視点が巧みに入れ代わり、と思えなくもない。

一番注意しなければならないのは「読み手混乱」であり、それが無かったから結果的に評に詰まる、という事態に陥る。

巻末に小野不由美さんの解説が付いてて読んでいたら、これも苦笑いといった感じだろうか。
作家自身がこの作品を「ワープロの練習の為に書いた・・」とかユーモアセンスで申している通り、ああそんな感じだ(笑)と思った。背伸びして頑張って書いた感がする。私はそう思う。

内容は面白い。注目するのはやはり死体の「私」が語るホラー。
その発想は面白いと思う。それでいて、ミステリっぽくサスペンス展開した。
直接伝えるんでなくて読み手の想像任せ・・まぁミステリの王道か。
もひとつ各、主要人物の性格が固定されてないのが未消化だったな。
なんだ皆で悪いじゃん、ノリが軽い。地元の田舎風景をイメージしたらしいが、だからそこだけリアリティがある描写になっているのだろう。

自然体で書かれている、と評された。うん、それがすべてだと思う作品。
こんな経緯なので絶賛はしないが・・

それより、感想を書こうとして表紙を見たら、読んだ本とは違うイラスト。
藤崎竜先生仕様。何だとッ!!??
小野不由美先生もファンだが、これでは最強トリオではないか(笑)!

「夏と花火と私の死体」の他、
書下ろしで「優子」が付いている。これもアイディアはいいが、展開的には足りなさがある。技術やな・・

実は、読むのが二度目で一度目は確かもうかなり前の事だったのだが、
すっかり話の内容も忘れていたなーと、
皮肉にも新鮮さがありました。
夏にゾッとしたい時に読む。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.157
(5pt)

想像できない最後に。

驚きました。
予想をしていくのですが、いつも え?となる乙一さんの作品にはまり、これで二作目。次はどの小説にしようか考えてます。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.156
(2pt)

二十代後半以降の方、レビューの高評価につられて買う前に、、、

四十代前半のおじさんですが、アマゾンのレビューでちらほら見受けられるる「死体が語る斬新な文体」云々といった文句に興味をもって読んでみたのですが、、、小中学生やライトノベルが好きな高校生なら楽しめるかもしれないですが、いい大人には厳しい内容と感じました。
同じようなことは三十代で宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を読んだときにも感じましたが、やはり本にはそれを読むのに適した年齢があるのかなぁと感じました。
ということで、私の場合は読者の年齢と本の内容がマッチしなかった、ということですので、この組み合わせに当たらない方は、ぜひ読んでみてはと思います。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.155
(3pt)

スタートなら評価しやすい

現在の乙一氏の作風といえばアンモラルでありグロテスクであり意外性のある結末といった
感じであり、そういった血脈がデビュー作であるこの作品にも流れてはいるのだが、
やはりまだ小説を書きなれていないこともあってか、そのどの要素も薄味であり、
他の作品を読んでからこの作品を読むと、サスペンスとしてそれなりには楽しめるが、
やはりそうした部分に対し、どうしても物足りなさを感じてしまう

また死後硬直や腐敗といった生物学的反応が考慮されていない、
森の中で失踪した少女に対し、警察犬を使った探索などが行われないなどと
リアリティに欠ける面が多々あり、そういった部分は割り切って読まなければ、
とてもじゃないが評価などできないだろう

優子の方は、意外性だけを重視してそれ以外は何も考えられていないような凡庸な作品で
夏の花火と〜のおまけ程度の存在

総じて乙一氏の作品を始めて触れる人ならそれなりに楽しめるが、他の作品を読んだ人だと
氏の本をコンプしたいから、あるいはお布施程度の感覚で買うべき作品だろう
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.154
(2pt)

いくら早熟だろうと作品の評価には何の関係もない。

客観的に面白いかつまらないか評価する。

いわゆる「神視点」だと思うのだが、中途半端な人称になっている。要するに神を貫けていない。どういうことかというと、ある視点ではAの内面を描いているのに、ある場面ではBの考えていることすら分からないのだ。だから読んでいて、統一感の無さに辟易してくる。恐らく本人は、視点人称を意識せずに思ったままにかいていたのだろう。

リアリティがない。子供が見よう見まねで小説を書いた感が丸出しで、夏の炎天下で死体を
ほうっておいたら一日と経たないうちに匂いがたってくる。なのにもかかわらず、なんとわざわざ自分の部屋の押入れに押し込むとは。しかし母親や近所のお姉さんはきづかない。もとい、いくら小学5年生でもそれぐらいのことはわかるだろう。というか、中々頭が切れる小学生という設定なのだから、それぐらいわかってもいいものだが。

描写も背伸びしている感が半端ではない。

巻末の解説では、当然心象が悪くなることは書けないので、一応著者の早熟具合を褒め称えてはいたが、冒頭で「年齢と作品の評価の間には何の関係もないと私は思うが...」というようなことを言っていた。解説者の本当の気持ちだろう。私もまったくの同感だ。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.153
(5pt)

中学三年生が書いた衝撃のデビュー作

『夏と花火と私の死体』

美しく心惹かれるが、どこか寂しげなタイトルにガツンと衝撃を受けた。

当時、乙一先生は15歳。中学三年生。
その年齢では有り得ない程の、洞察力と文才に度肝を抜かれた。

死体になった少女目線で、ストーリーが進むという、これまでにない斬新な手法を使い、読者を引き込む力が本当に凄いです。

本の表紙としては、このアニメっぽいイラストより、以前の、森の神社へと続く長い階段のワンシーンのイラストの方が好みです。
夏景色に潜む、冷たさ、冷酷さが、表現されていて、内容にマッチしていたと思います。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.152
(5pt)

小説初心者でも一気に読める

漫画と攻略本しか読まなかった私が、小説で初めて読んだ作品です。
小説を知らない私にとっては、文章もすごく読みやすく厚さも丁度よかったです。

「死体」という言葉がタイトルに入っていて抵抗がありましたが、内容や文章からグロさは感じません。
死んだ「私」の視点で話が進んでいくのがおもしろい!
隠された私の死体が見つかりそうになるドキドキハラハラ感で夢中になって読んでしまいました。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.151
(4pt)

おもしろかったです

書き手の視点が突飛でユニークなことはもちろん
オチまで丁寧に書かれた読み応えのある作品でした
当時16歳の作者が書いたというのは本当にビックリ
ホラーが大の苦手なわたしですが
これは恐くないので平気でした
(表題作の他にもう1話入っているのですが
こちらは少し恐かったかな。。)
ともあれ ホラーの苦手な人にもオススメできます
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.150
(1pt)

期待はずれでした

途中でオチは読めちゃったし、健くんはしっかりし過ぎてて不自然だし、弥生ちゃんは幼すぎて不自然。

残念でした。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.149
(2pt)

期待はずれ

有名な作品だし、さぞ面白いのかと思って読んだが微妙
「死体がバレる!?」→「大丈夫でした」のパターンを繰り返すばかりで、あっという間に飽きた
死体(霊?)の一人称というのが斬新だったんだろうけど、実際は神視点と大差無いし
絶賛される程の作品ではないなあ
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.148
(4pt)

田、田、田

とにかく田舎の風景がすごい。

旅行とかでしか見た事のない、強烈な田畑が目の前にリアルに広がるから、びっくりした。

そうこうするうちに、まるで自分が死体になった気分がしたから、またびっくりした。

周りからは、この小説の矛盾点を色々聞いたけれど、私は気にしない。

だって

死体になった気分になれる死体なんて、なかなかないから。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985
No.147
(4pt)

とにかくひきこまれる

友達に殺され死体となった少女視点で進んでいく不思議なお話。

特別難しい表現もトリックもつかってないのに、とにかく続きが気になって、ピンチの時には毎回冷や冷やさせられました。
読みやすいし、話がわかりやすいので人にも薦めやすい作品だと思います。

結末もいい感じに締められていて、程よく不気味で奇妙な読後感にひたれます。

同時収録の「優子」も短いけど含みのある終わり方で、こういう雰囲気の話が好きな自分は気に入りました。

物語にひきこまれ、いろんな可能性を考えながら読みすすめて、最後には「なるほど」と思える作品です。
その後でもう一度読み返して納得できるという点もおもしろいです。
夏と花火と私の死体 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)より
4087471985