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楊令伝
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楊令伝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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北方謙三の水滸伝が好きで、続きの物語である楊令伝をkindleで購入しました。まだ、始まりのプロローグまでしか読んでいませんが、これからの展開が楽しみです。期待しかありませんので★5です。 | ||||
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失くしたので助かった! | ||||
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梁山泊瓦解後を描いた水滸伝の続編。梁山泊の初期メンバーも多くが鬼籍に入っており、その二世などを中心とした新たなキャラクターや、主人公の楊令そのものに感情移入できるまで、暫く時間がかかるかもしれない。それでも史進や燕青は変わらず健在だし、新キャラも魅力溢れる人物がたくだん登場するので、私の場合は1巻から大変楽しめました。 | ||||
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戦いに敗れて、チリジリになった梁山泊の生き残りが、再始動する。どのような物語が展開されるのか、興味津々で世に始めている。 | ||||
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水滸伝続編。既に次世代のエースとして登場が臭わされていた楊令だが、すんなり登場するわけでなく、北方の地で「幻王」という謎の存在として暗躍していると言う演出が上手い。彼を捜索するために使わされる武松や燕青に随行する新人としてかつての名将の子供が登場し、それにより一層世代交替が強く印象づけられた。今巻のラストで急峻な崖の上に馬を連れて鮮やかに登場する楊令、と言うのは素晴らしく絵になる名場面で、見事な演出に感嘆させられた。 | ||||
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梁山泊瓦解のあと、この話はどのような展開になるか楽しみで続けて購入しました。 梁山湖に飛び込んだ楊令がどのように成長しているか楽しみに読み始めました。 この巻は、梁山泊軍の主だった生き残りメンバーのその後を描き、次の長になるべき楊令を皆の噂から読者に想像させるという、北方さんの思惑通りだったと思います。 最後の最後に登場し、次を予感させる楊令に大期待です。 | ||||
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玄旗の章 水滸伝19巻を読んだ勢いでそのまま続け読み。 後日談(3年後)から始まりおなじみの面子がちらほら登場。 頭領がいないことが再決起に踏み切れない原因となっているが タイトル通りそれは楊令で決定済み。 個人的には以前程の期待はいまのところ感じず。 梁山泊の主要人物は水滸伝で戦死しているが、その子供、弟子、 (水滸伝には書かれていないが実は存在していた)仲間など 二世キャラのオンパレードで既読感があった。これは梁山泊に 限らず青蓮寺側でも同じ。今後の展開に期待。 水滸伝と違い読み続けるかどうか迷っている段階。 | ||||
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玄旗の章 水滸伝19巻を読んだ勢いでそのまま続け読み。 後日談(3年後)から始まりおなじみの面子がちらほら登場。 頭領がいないことが再決起に踏み切れない原因となっているが タイトル通りそれは楊令で決定済み。 個人的には以前程の期待はいまのところ感じず。 梁山泊の主要人物は水滸伝で戦死しているが、その子供、弟子、 (水滸伝には書かれていないが実は存在していた)仲間など 二世キャラのオンパレードで既読感があった。これは梁山泊に 限らず青蓮寺側でも同じ。今後の展開に期待。 水滸伝と違い読み続けるかどうか迷っている段階。 | ||||
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梁山泊陥落から三年。生き延びた将兵はいずこ。血塗られた替天行道の旗に光はあたるのか。満を持して、ここからが北方謙三オリジナルな歴史小説になります。もちろん、大いにフィクションはありますが。 まず、梁山湖に沈めた莫大な銀の所在を知る限られた首脳陣。船での回収と運搬を粛々とおこなう。静かなイントロ音楽が聞こえるようです。残党はいくつかの拠点に分かれて雌伏。華北の野には徐々に騎馬隊と歩兵隊の再結集が。掟破りの水滸伝では、著者の筆がおもむくまま 戦死する者と生き延びる者が分かれる感があったものの、この顔ぶれを見ると、おおむね納得。 武松、燕青らは北方、すなわち燕雲十六州を経て、さらに遼、果ては極寒の女真の本拠へと旅をします。その目的は... 行方不明の楊令を見つけだすこと。そこで彼らが見たものは。 小説すばる連載中に読んだ時点では、衝撃とともに、いささか抵抗を感じる部分もあり、替天行道をほっぽり出して仁義なきハードボイルド歴史小説になるのかと。岳飛伝まで読み進むと、著者の意図に対する理解が深まりました。 なお、水滸伝原典に出てくる大宋国の四つの火種のなかで、河北の田虎は梁山泊軍によって討伐済み、山東の梁山泊もいちおう平定(ただし未解決)。淮西の王慶と江南の法臘は、これから。水滸伝からの持ち越し事項が楊令伝にどう織り込まれてゆくのか、著者の腕の見せどころです。さらに、童貫の官軍や子午山の王進スクールは? 今思えば、楊令伝のスタートとして異存ありません。 | ||||
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水滸伝の素晴らしさから、直ぐに購入し、大正解!! 揚令の登場まで、わくわくして読みました。 さあ全巻読むぞ~ | ||||
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待望の文庫化 水滸伝読み終わってから楽しみにしてました | ||||
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正直、『水滸伝』から『楊令伝』に入ってからは物語の規模が拡がり過ぎ、展開を制御し切れなくなった感があるが、それだけ壮大な物語を描き切ったことに敬意を表したいです。 そして、『水滸伝』が初めて刊行された2000年以来、気力を活力を与え鼓舞し続けてくれたことに厚く熱く感謝したいです。 | ||||
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ずっと、読むのを我慢していた北方版水滸伝の続編。いよいよ満を持して読み始めた。 第1巻は梁山泊が宋に敗れた3年後から始まる。 梁山泊の生き残りの面々は、再起を果たそうとするがそれには頭領が欠けている。あのとき、ラストで水に飛び込んだ楊令はいづこに... 金の国に幻王というのがいて暴れまくっているが、それがあの青面獣楊令なのか。 その他にも、すさまじい死に方をした私のお気に入りだった花栄の息子が登場。これからの成長が楽しみ。 物語はまだまだこれからだが、水滸伝を上回るものとなるか、期待したい。 | ||||
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水滸伝全19巻を読み終えて、梁山泊軍の主要人物の一部が生き残ったことでその後の展開を楽しみにしていました。 そうした生き残ったものたちが再び結集せんとするとき何かが足りません。 そう、梁山泊の象徴であった晁蓋と宋江という頭領がすでにこの世にはいないのです。 なぜか生き残った呉用は相変わらず人望がなく、今後梁山泊軍の内部対立の芽をはらんでいるようにすら感じさせます。 梁山泊軍の生き残りたちの頭領となりうるのは、多く死んでいった梁山泊の豪傑たちの熱い思いの中で育ったあの男「楊令」をおいてほかにはいないのです。 北の地で鬼神のごとく生きていた楊令。 10巻続こうが、20巻続こうが一気に読みます! | ||||
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まずはじめに6巻まで読んでレビューしております。 この巻単独レビューではありません。 その理由としてこの巻単独だと、おそらくほぼ全員が水滸伝を読み その余韻が残った状態でこの楊令伝に移るため、期待値が高くなってしまい その評価も過剰に高くなってしまいます。 物語の始動ですし、この巻単独の評価だと星4〜5でしょう。 あくまで水滸伝を読み、続けて購入しようか迷っている人に 参考になればと思いレビューしておりますので この巻のみの情報ではありませんし、このあと物語が急変し 名作に変わるかもしれません。その際はご容赦下さい。 でここから本作「楊令伝」について述べさせていただきます。 現時点での結論ですが、私はこの作品は北方作品としては、 もう失敗したと思っております。それはいくつも理由があると思います。 私が思う最大の理由は 楊令を最初から頭領にしてしまったことだと判断しております。 あくまで私個人が思っている事ですが、北方さんは史実の人物もしくは 最初からかなり練って設定した人物を書かれると天才的だと思いますが、 そうでない場合、途端に人物に魅力が少なくなってしまいます。 この人物の魅力は基本的に物語を主観的な視点で書かれ、 その描写に大変優れている方なので作品の評価に直結します。 楊令は若年にして、様々な経験をしその経緯からも 頭領になってもおかしくはありません。 しかし人物としてみた場合、小さな頃から長年王進師範の所で鍛えられた為 特色の少ない非常に万能で優等生なキャラになってしまい、結果人物に深みが無く 単独頭領としては魅力が絶対的に足りません。 この点を補完する為なのか、楊令の凄い所が延々と出てきます。 その凄いと言われている所が、何だか人間味を感じない 妙に抽象的な物に感じられてしまい全然心に訴えかけてきません。 水滸伝で頭領だった宋江は言うに及ばず、 その他様々な人物が心に訴えかけてきたのとは対照的です。 そもそも水滸伝では(と言うか北方作品の名作と判断している物は全て) 凄いと言う事をおくびにも出さず、エピソードを読んだ後自然とそう思わされます。 楊令伝は意図的に凄さを出そうとしているように感じ、 余計にそう思ってしまうのかもしれません。 又、楊令を魅力的に見せようとするあまり、 只でさえ人物の掘り下げが浅く印象の薄い2世キャラはますます印象が薄くなり 前作「水滸伝」の主要キャラは相対的に能力が低くされ魅力が無くなると言う 本末転倒な結果になってしまっています。 現在一番魅力的なのが、楊令から離れ江南にいた為その影響を受けず 伸び伸びと人物描写がなされた○○と言うのが、何とも皮肉な結果です。 個人的に書かれている内容的には、 楊令伝も三国志も水滸伝も楊家将も変わらないと思います。 しかし登場人物への思い入れの差が読後感に明確な差として出てしまいます。 結論としては買おうか迷っている人へは、 以下のコメントを残しレビューを終えさせていただきます 「この作品は水滸伝の後日談としてさらっと読む作品であり、 物語が完結した後、古本等で(まとめて)買うのが良い作品です」 | ||||
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この物語を読み始める前に、北方謙三版「水滸伝」19巻は必読。 連続性の高い作品なので、人物描写一つとっても読んでいるのといないのとではまるっきり味わいが異なってしまうはずである。 さらに言えば、北方先生の 「楊家将」(上下巻) 「血涙」(上下巻) を読んでおくと、今後の物語展開のながーい歴史的な背景がわかって味わいが増す。 この2作は直接つながる話ではないが。 2008年4月に文庫版「水滸伝」19巻が完結。 水滸伝は我慢して単行本に手を出さず、2年近くかけて文庫版で読破した。 この作品は文庫版を待ちきれず買ってしまった。 北方先生も商売上手。 前作のラストの敗戦から3年後、梁山湖底から銀を引き揚げる場面から物語は始まる。 生きることを選択し生き残ったもの、死を望んだにも関わらず生き延びてしまったもの、戦いの場に立つことすらできず見守るしかなかったもの、志に生きて死んだ父の姿を焼き付けて成長したもの。 宋江の革命に自ら幕を引き、死すものたちの志を受け止めて生きることを選んだ楊令の去就は? 第1巻は戦後処理の思い出話と、今後対宋戦を戦うための基盤整備のお話なので、いささか説明的な記述の分量が多くなる。 それでいて、「つまらない」と感じさせないのはやはり「筆力」か。 北方先生の歴史小説はこういった記述が真骨頂。 しっかりした経済的、組織的基盤があることで、おそらく今後読者もストレスを感じないで読み進めることができるのだろう。 読者全員が気になって仕方ないはずの楊令の去就を隠しつつ物語を進める手法は、あくどいくらいうまいなあと感じてしまった。 水滸伝全19巻は革命第二世代の物語への壮大なエピローグ。 この第1巻は第二世代の物語への橋渡しの巻だと思う。 侯健の息子、花栄の息子、既に前作で"虎の穴"子午山に預けられた張横の息子。 今後も次々に登場するであろう第二世代が第一世代にも増して魅力的だ。 | ||||
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まだ出だしということもあり、水滸伝のカタルシスは無い。 まあ、もちろん助走段階というところではあるが。 水滸伝のような「枠組み」が無い分、作者の自由が利く物語となるのだろうが、それがはたしてプラスに働くかは、微妙なところかもしれない。 異分野の例え話で申し訳ないのだが、キース・ジャレット(トリオ)の音楽が、オリジナルよりもスタンダード・ナンバーを料理したものの方が、かえって鮮烈さを放つような、そんな例にならないことを祈るのだが・・・。 | ||||
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梁山泊が落ちたあとも、『替天行道』の理念のもと戦いは続いていた。 北方水滸伝に待望の続編登場! 水滸伝ファンには涙がでるほどうれしい内容。あの水滸伝の続編が読めるとは・・・ 登場人物も時代設定も群像方式の執筆方式も水滸伝を踏襲。昔からのおなじみのキャラクターたちも新たに登場したジュニア世代の人物も本当に魅力的。 読み始めたらとまらない。早く続きが読みたい。本当に面白いエンターテイメント。 北方水滸伝ファンには絶対おすすめのすばらしさです。 なお、水滸伝未読の方は絶対にそちらから読みましょう。前作を知らないと面白さは半分以下と思われます。 | ||||
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『楊令伝』を読み始めて改めて気づくのは『水滸伝』19巻が長大な物語の単なる前半部分に過ぎなかった事だ。今現在『楊家将』から『血涙』へ、更には『水滸伝』から『楊令伝』と読み続いて来て北方謙三の設定の素晴らしさには舌を巻くほか無い。 まず楊令の設定である。楊令は楊志に育てられたものの親の知れない子供であり『楊家将』から物語の核になっていた楊家の末裔では無い。つまりは楊家の、そして梁山泊の意志と伝統を継ぐものであればだれでも楊令足りうるのだ。 次いでは時代である。時は金の勃興からチンギス・ハーンの登場へと向かう。ユーラシア大陸全体を巻き込む動乱の時代を迎えるのだ。その中で楊令は、そして梁山泊の残党はどのように自らの宿命を定めるのであろうか。 思えば『北方水滸伝』はいかに死ぬのかと言う物語であった。楊志が、林冲が、そして宋江がいかに死ぬのか、その見事さを競い合う物語であった。しかし私の想像ではあるが『楊令伝』はいかに生きるかと言う物語になるような気がする。予想が当たるのか、外れるのか、物語がどの様な展開になるのか、これからが楽しみでならない。 それにしても北方先生、義経伝説でもなし楊令がチンギス・ハーンになったりしませんよね・・・・。 | ||||
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タイトルからも想像できると思いますが、アノ楊家の末裔、楊令にまつわる物語になりそうです。 なりそう、と申しますのは今回はまだ第1巻ですので、ちょっとさわりだけ、という程度ですね。 いやぁ〜、それにしても北方さんの水滸伝の最後の終わり方から、楊令が生きている事はわかりましたが、ようやく続編が出版されて非常にうれしいです。 (意外にも、あの壮絶な最後の戦を切り抜けて(?)OOも生存していたのにはちょっと驚かされましたけども…) 北方・水滸伝ファンは必読です! 水滸伝を未読の方は、まず水滸伝を読まれて、それからこの楊令伝を読まれますとより理解が深まり、面白みが増します。 そして、さらにできれば水滸伝の前のお話である「楊家将」およびその続編である「血涙」を読んでから、この楊令伝をお読みいただきますと、より一層面白みが増すことは請け合いです。すべて、北方謙三さんがかかれていますのですばらしさは折り紙つきです。 ぜひ、こちらも読んでくださいね。 | ||||
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