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(短編集)
ボールパークの神様(ボールパークの魔法)
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ボールパークの神様(ボールパークの魔法)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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2012年に出た単行本の文庫化。新たに1篇(過去のエピソード)が加えられている。 メジャーリーグのメッツを舞台とした野球ミステリ。短編集で、6話が収められている。 チーム内での現金の紛失とか、選手の息子捜しとか、スランプに陥ったスラッガーの自信を取り戻すとか、謎そのものは小ぶり。 ただ、野球の蘊蓄を巧みに織り込んだストーリーが秀逸で、楽しく読ませてもらった。 解説が吉井理人さんというのもすごい。 | ||||
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なんか気がついたら、お仕事系の日常の謎ミステリーばかりが本屋さんに溢れていて、さすがにもういいかなって思ってたら、これも〈青春+お仕事ミステリ〉って帯に書いてあったのでスルーしようかと思ったんだけど、紹介文を読んだらニューヨークのメジャーリーグの世界を舞台にしているというので読んでみました。 海外を舞台にした作品って、ちょっと馴染みがないと手に取りにくいけど、好きな野球がらみの話だったので。しかも解説がヤクルトからニューヨーク・メッツに行った吉井投手だし。 ミステリーとしては弱いし、青春小説としても定番なんだけど、なによりもメジャーリーグの世界を日本人作家の方が書いた心意気を評価します。 | ||||
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主人公の家族構成が不自然。そして意味も無く出てくる女子大生。 謎解きも展開も楽しく読めましたが、上記二点がのどに刺さった小骨のように違和感がぬぐえませんでした。 ミステリーに無理に挟み込んだような恋愛要素はいただけませんなぁ。いっしょに働きたくないタイプの女性だし。 しかし、疲れているときにハッピーエンドは大歓迎。 さらっと読むには良いと思いますよ。 | ||||
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『青春+お仕事ミステリの決定版』との謳い文句も,どちらも中途半端という印象です. 特に後者はそれを意識させる篇は少なく,解決策も後出しだったりとまるで物足りません. かといって,青春小説としても弱く,淡々とした流れに引き込まれるものがありません. 語り部の青年を取り巻く母親との確執も,その呆気ない『決着』を含めて踏み込みが弱く, これまた中途半端に差し込まれる恋の話も,どうしたかったのかがわからないままの幕切れ. また,相棒の手品が得意という設定も,最初と途中でその様子がチラリと出てくるだけで, 彼自身の存在とその役回りも含めて,物語に今ひとつ溶け込めていないように感じられます. 若い選手の厳しい境遇や,人種や信仰の難しい問題など,華やかに映る世界の裏側が覗け, それらを軽く読めるのはいいのですが,物語も人物もどっちつかずで終わったのが残念です. ただ,作中の場面をピックアップ,自身の経験やエピソードを交えた吉井理人さんの解説は, ちょっとした話のタネ,さらには豆知識としても興味深く,おもしろく読むことができました. | ||||
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