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(短編集)
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を
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珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全101件 1~20 1/6ページ
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とにかく読みにくい文章で最後まで読めなかった。回りくどい表現に引っかかって内容が全く頭に入らなかった。美しい文章とは程遠い。ここまでがっかりした作品は初めてでした。 | ||||
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びっくりしました。 稚拙な文章と、幼稚な推理謎解き、読むにたえない。 久しぶりに読むのを途中でやめました。 おすすめしません。 | ||||
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こういうストーリーの流れに持っていきたいんだろうなというのは伝わるのですが、その為のトリックがお粗末で分かった所でうーん???となります。 キャラクターの言動や行動にもなぜそうなる?とモヤモヤすることが多いです。 なにより文章がすごく読み辛い。1/3くらい読んだところでもうお腹いっぱい。一応最後まで読んだけど続きはもういいかな。 気になって一気に3巻まで買ったのですが、どうしよう… 珈琲や謎解き等興味を惹かれるテーマでキャラクターも個性があるので、ハマればとても楽しめる作品ではないでしょうか。 | ||||
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文章が回りくどい感じで軽快さは全然ない。わざわざ文字数を多くしてる感じで読んでいて疲れる。内容も緊迫感もなく荒唐無稽な上に子供じみた内容でつまらない。なんでこんなに高評価なのか謎。最後まで読むと意外性があるとレビューにはありますが、第2章でやめます。他にも面白い小説はいっぱいあるので。 | ||||
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キャラクターが好きになれなかった トリックが平坦すぎた どんでん返しのどんでん返しに驚きがなかった | ||||
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読み始めたばかりです それが義務かの様に 何でもかんでも さまざまな表現をするのですが、 統一感がなく文体が美しくなく 味わいもないので 結果として回りくどいだけの文章 もう少し平易な表現にしたほうがいいですね。 読みづらくてしょーがないです汗 文法間違ってるレベルのもある笑 主人公の彼女との会話、 喫茶店の女の子との会話 がなんとも気持ち悪いです。 著者は女性と付き合ったことあるのか? というくらいにつまらない会話。 とりあえず、事件が起きるまで頑張って読んでみよう | ||||
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最初の謎解きの時点でつまらない予感はしていたが、最後まで読んでみると想像を遥かに超えるミソジニー全開胸糞小説だった。 物語はコーヒー好きの主人公が「喫茶タレーラン」という喫茶店のコーヒーを飲み、バリスタである切間美星という若い女性に興味を持つところから始まる。 バリスタの女性が4年前に不細工な男性に優しくする→優しくされた男が勘違いして告白する→振られた腹いせにバリスタの女性を襲う→主人公とバリスタが仲良くなる→4年間ストーカーを続けていた不細工がバリスタを再び襲う(しかも、ナックルダスターで!!) という一連の流れがある。 一生モノのトラウマになってしかるべき出来事である。 これに対し、主人公の男はいったいどうしたか。 なんとストーカーの男を呼び出し、取引をしようとしたのである。 「勘違いするな。僕はお前を警察に突き出そうと考えているわけじゃない」 いやつきだせよ!!!!!ゴリゴリの犯罪者だぞ!!!!! 「つまり客である僕が、きっぱりと美星さんを拒絶しさえすれば、彼女がつらい思いをすることは二度とないんだな」 そんなわけないだろ!!!4年間ストーカーし続けた男がそれで納得すると思うか???男と仲良くなったらそのたびに襲われる可能性があることをわかってるのか????? 最後に一度だけバリスタの女性と会い、別れを告げようとする主人公は、バリスタの女性に「お前の淹れるコーヒーが不味くなったからもう会わないぞ!!」と言う。コーヒーを生業にしてる女性になんてこと言うんだ!!!!くそ野郎!!!!!!余計な事言わずに黙って去れ!!!! しかもこの作者、根暗な不細工男に優しくしたせいで4年もストーカーされ3回も襲われたバリスタの女性に「反省が充分じゃなかった。人の痛みを想像できていなかったから、このようなことになってしまった」と言わせている。セカンドレイプここに極まれり。 そのうえ、付き合えないのに優しくしたことを反省しているバリスタの女性を主人公は大声で叱りつけたのである。 正気か???? つい数日前まで暴漢に襲われて入院していたストーカー被害者の女性に、「大声で」「叱りつけた」のである。 そのたいへんありがたい説教の内容はこうである。 「たとえ相手にとっての自分が、自分にとっての相手と同等の存在にはなれないとしても、あなたはその門に近づいてみればいい」 不細工な男の心の門を開けようとした結果、入院してたの理解してる???? ちなみに、最終的にバリスタの女性に成りすました柔道部の元カノがストーカー男を叩きのめし、今後彼女に近づくならお前のあられもない写真をばらまくぞと脅すことで事件は収束するのだが、あまりにも雑すぎないか??? 4年間ストーカーを続けた男がそれで納得すると本気で思ってるのか??? そもそも「コーヒーの知識もないくせにコーヒーの話で若い美人バリスタをナンパするマンスプ男」にナンパされて疲弊しているバリスタに向かって「あなたも隅に置けませんね」という言葉をかける根性がキモオタそのものである。 まず止めに入れ!!!! 主人公の遠縁の親戚の女性が、バリスタの女性をしつこく口説き続けるマンスプ男にビンタを食らわせるのだが、このビンタに対し「こんなに自分に向き合ってくれる人はいない!!!バリスタの女なんてどうでもいい!好きだ!!」と言い出す。 それに対し、これまで散々ナンパを迷惑がっていたバリスタの女性が「紹介できる相手、見つかりそうですね」と言う事で短編が終わるのだが、このセリフにも作者の気持ち悪さが透けて見える。「迷惑で清潔感のない中年男」が20歳かそこらの女に告白した時、くっつけようとする女がどこにいる? まして、不細工な男に優しくしたせいでストーカーされた過去がある女性が、そんな軽薄なことを言うわけがない。 珈琲の香り漂う上質なミステリーを期待していたら、とんでもない認知の歪んだミソジニー小説を読んでしまった。 | ||||
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時間を割いて読む無駄をとるか、 最後まで読まないで捨ててしまう無駄をとるか、 時間とお金、どっちの無駄の勿体無いをとるか 選ばされるだけの買い物でした。 | ||||
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レビューなんてものをわざわざ書くのは、個人的にはだいたい次の2つの理由からでして。 ひとつは「こんな面白い作品があることをもっと他の皆さんに紹介したい!」で、もうひとつは「なんだこれ!? 金と時間返せ! うっぷん晴らしや!」という後ろ向きなもので。 残念ながらこの作品は後者に当たってしまいます。読み進めれば進めるほどイライラして苦痛になる小説でした。 その割りに★2にしてるのは、好きな方がいてもおかしくはない、と思うからです。個人的には★1でした。面白くないのならともかく、イライラしちゃうのはなかなかないですよ(汗) で、理由を考えてみたんですが 1、キャラを好きになれない。 軽妙なキャラがウリみたいですが、単純に魅力がないです。ヒロインは絵に騙されなければw、好きでも嫌いでもないって程度なんですが……。 主人公とヒロインの会話がスカしてて、気持ち悪いです。最初はこういう味かと思って楽しんでたんですが、ずっと続くと気取った感じがめっちゃ鼻につきます。ああ、もうムズムズする! 好きなひとは好きかもしれませんが(作者はいいと思ってるわけですしね)、回りくどい表現が多くてカッコつけんな! と言いたくなります。 あとお互い敬語で喋っているので、主人公とヒロインの会話が続くとわかりにくいのも難点でした。 2、トリックがショボい。 日常的な謎を扱う、のはいいんですけどそのトリックがね……。さすがにショボいネタが続くと、読む気力が失せてきます。 叙述トリックを多用したり、頭使って考えているのはわかるんですけど、ミステリの面白さって「そうだったのか!」という爽快感だと思うんですよね~。それがない。皆無。 無理矢理読者を騙してる感がアリアリで、「実はこうでした!」とネタ明かしされても「はあ、そうですか」としか言いようがないトリックばかり……。こじつけっぽかったり、どうでもいい場所で叙述トリックが使われていたり。 本来の推理と関係ないところで読者だましても、「はあ?」じゃないですかね。作者は気持ちいいかもしれませんが、読んでる方は楽しくないんですよ。 まあ、普段ミステリを読んでない方は、新鮮に感じられるものがあったかもしれませんが(それで★2です) 3、文章の表現がウザイ。 基本的に長いっす。このレビューも長くて恐縮ですけど(汗)、これ書く必要あるか? という文章が多くてホントに読みにくい。 これがデビュー作らしいので、素人らしさが抜けてないってことなんでしょうかね。 ただ長いだけならまだしも、比喩表現がどうも的確でない部分があるんですよ。後半特に多くて。「え、何言ってるの?」と、まあイライラさせられましたわ。 しかも長々と説明した割りには、内容が薄っぺらい……。 というか内容が薄っぺらいから、なんとか説得しようとして言葉が多くなるのかもしれませんが。 本来なら物語全体の背骨となるヒロインの秘密がまず薄っぺらいんですよね……。犯人(といっていいのか)に対してもですけど、どうにも共感できないんですよ。全然人間を描けてない。 ミステリに分類されるとしたら、そこまで求めるのは酷かもしれませんけど、それならあっさり扱ってくれればいいんですよ。それを意気揚々と説明されるので(そう感じちゃうんですってば)、「そんな薄い内容をカッコつけて語るなよ……」とちょっとニヤけてくるほどでした。 ラノベのような薄い内容なのに、文章は軽快じゃないので、なんか勿体ない感もありました。 トリックの発想自体は面白いものもあったと思うんですけど、使い方が悪いというか……。ナルシス臭がありますよね、いろいろとw 全体的にw 多分そこがイライラした原因だと思いますが、気にならない方はボクよりは楽しく読めると思います。 ボクは二度と読みません。 | ||||
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ミステリーの内容は身近なものを扱っており、ありそうな感じもするのですが、謎解き後も最後にすとんと来るものがない。また、人物のキャラクターがちょっとキテレツというか意味不明すぎて、疲れます。全般的にキャラクター造成が薄っぺらで、どうしてもその世界に入り込めません。 文章はラノベっぽい表面的な描写や、話の流れを遮る意味不明の蘊蓄的セリフでつらつらと続いて、テンポが悪いです。ゲームのナレーション?といったふうの説明的描写を読むのがめんどくさいです。 主人公の扱いもひどい。彼女にやたら犬のような扱いを受け、浮気の疑いだけで投げ飛ばされて別れることに。その彼女の親友は、傘を盗んでまでチャンスを作り、主人公に跡が残るほどの張り手。そんな奴いるか? バリスタとの謎解き場面も、いつも「全然違います」という否定セリフで迎え打たれる。そもそもむりやり入れたような稚拙な推理が不自然。 そもそも、ヒロインのバリスタの人物的魅力がわからない。綺麗な人という描写で、喫茶店の雰囲気に合わせた落ち着いた印象の23歳なのに、バリスタになったのも「なんかかっこいいじゃないですか」だったり、顔を真っ赤にして怒ったり、おじさんをこきおろしてアゴで使ったり。 その謎、たいへんよく挽けました、というキメセリフが個人的にはすごく気持ち悪いし、嫌な感じなのですが。 | ||||
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一言で言えば長いです。 バリスタが謎を解いていく感じなんですがページが進んで行く毎に飽きるというか興味が薄れてくる。 妙な名前のキャラでその文字を見てると読む度にどこかひっかかってしまう人物名が多数。 誰の視点から話してるのか所々ちょっと解らなくなる時がある。 謎とする題材が小さな事なのでどや顔されてもこちらとしてはリアクションに困る。 表紙から想像する読む前のイメージと読んだ後のスカし感が見事に合わない。 全体的に小さな仕掛けが多過ぎるし事件性があるのは5章から6章ですよね。ミステリーとするならそこを物語の軸に持っていくべきだと思うが肝心な場面でラストに余計なモノが絡み過ぎてどっち付かずに感じた。一章がそれぞれ長いので読んでて疲れました。 | ||||
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確かに文体は上手くないと思います。言葉の使い方が誤っている箇所や、不要と思われる言い回しもかなりあり、トリックも今一つです。特に前半は、一般小説を読みなれている方ほど、読むのが苦痛になるでしょう。しかし、後半になると、余計な言葉が減ってきて、徐々に表現も落ち着いてきます。 書店ではこの本がラノベではなく一般小説扱いであること、前半の印象で語るか後半まで含めた感想かで、評価が分かれていると思われます。ミステリー風の恋愛もののラノベとして読めば、悪くないと思います。 | ||||
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通勤時、電車の中で読もうと短編集を10冊程購入した中の1冊です。 とにかくつまらない。 ただ文字を目で追うだけの作業となり、何も感じない。 このシリーズがどうして何冊も世に出てるのか理解に苦しむ本でした。 | ||||
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登場人物が普通ではありえないオーバーアクションをしたり、自然ではない展開があるほど読む気をなくしていく私にはまったく合わない本でした。 女性店員と話しただけで浮気を疑って、出会いがしらに柔道の大内狩りで主人公を床に投げ飛ばす彼女。 同じく店員と話しただけで事情も聞かずに頰が腫れ上がるほどのビンタをかます彼女の親友。 店の中にいた赤の他人(男性客)を、自分が嫌いな単語を口にしたというだけでぶん殴る従姉妹。 本の三分の一でこれだけ出てきます。 主人公は少しでもヒロインの気に触ることをすると鞭で叩かれる犬のような扱いで、 推理をしても『全然違います』と一刀両断され、どこで何をしても結局ヒロインを引き立てるためにいる噛ませ犬。 肝心のヒロインは落ち着いた印象のはずなのにちょっとした一言で顔を真っ赤にして怒り、 お店を手伝ってくれる親戚のおじさんを叱り飛ばしてアゴで使います。(本の中で、誰一人としてこの年長者を敬いません・・そういうところ気になっちゃいます) そんな連続でもなお、殴られる男が悪い的な書かれ方が不快でした。 女尊男卑がどうとかでなく、最初から馬鹿にされる役と敬われる役が決まっていてちっとも面白くありません。 また一様に登場人物の言動がブレていて、瞬間瞬間で気分が変わっているのかと思えるほどキャラに合わない行動をするのも気になりました。 ミステリーは主人公の間違った推理を女バリスタが訂正するという形で進行しますが、しょっちゅう聞いてもいない珈琲のウンチクを語り出すためにテンポが悪くて読みにくいうえ、 主人公がいかにも突っ込まれやすいセリフばかり吐くのでミスリードとしても稚拙です。 ・・店を出て行った客の中に、顔を合わせたくない知り合いがいた時点で傘泥棒に気付けよ主人公・・。 傘の取り違え、浮気調査、元彼女の復縁ドタバタ、ヒロインのストーカー・・この本は小粒な日常の謎を集めた7章で構成されていますが、 結局最後はヒロインのバリスタを引き立たせるためのネタとして収束していきます。 それだけ書かれてもなお魅力の伝わらないヒロインと、それに惹かれる主人公の不可解さ・・。 私がこの本で一番驚いたのは、本一冊丸々使ってくどくど書かれたはずのヒロインの魅力が、最後の1ページを読み終えた今でもまるでわからなかったことです! 「その謎、たいへんよく挽けました」ほんとそのセリフやめてください。心底気持ち悪いです。 最終章のどんでん返しを読んでいる時ですら、早く読み終わりたくて苦痛でした。 個人的にこの作者さんの二冊目はないです。 | ||||
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日常の謎に、一人称ワトソン役が延々独り語りを続けるつぶやきシロー系、それだけでも大概ウンザリの昨今だが、そのなかでもトップクラスの出がらし感。話者のモノローグにイラっとし、じわじわ心が蝕まれる。のっけから喫茶店で財布なくて無銭飲食。悪びれもしない。連絡先を書くにあたって紙とボールペン無断使用。あまっさえ、電話番号は書いても氏名は明かさず、制止も聞かずに勝手に脱出。 はい、とりあえず交番で話を聞こうか。 さらには、氏名は書かないかわりに、なぜかメールアドレスを書き残す(何故に?)。 はい、交番じゃなくて病院で話を聞こうか。 1週間連絡もせず、その後来店したかと思えば、やっぱり謝りもせず、しかも店員に対抗して、延々珈琲ウンチク。もちろんすべて独白で。キ、キモい。コーヒーの味の違いがわかる、ってところが、由緒正しい中二病なのか。 ちなみにメアドは「ブルーマウンテン」、本名は「青山」、(プップップッ)、店員に名前を当てられビックリ。ってこれ笑うところ? まぁ、登場人物が総じてアニメ的。ファストフード店内で、つきあってるオトコを、背負い投げするオンナとか、エセ京都弁のハッチャケ爺さんとか、どいつもこいつも作為的というか、あざといというか、はいはいオツカレっていうか、ウザい。ウザすぎる、 古本市場で払った93円+消費税、返してくれ。 | ||||
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買ったことをこうも後悔した本ってのもなかなかありません。すげぇつまんなかったです。 まず、この作品は「一般小説にありがちなつまんない小説」と「ライトノベルにありがちなつまんない小説」の両方の性質を有しています。 端的に言うと、読みにくくテンポの悪い文体に、変に書き言葉くさい会話文。 アニメ・マンガ的な誇張表現やとっぴなキャラクターが妙に鼻につくといったところでしょうか。 すべてがちぐはぐで商品としてのレベルにありませんね。 そこそこ売れているのはビブリア古書堂のヒットに漬け込んだ編集氏の手腕でしょう。そこはお見事です。 くだらないダジャレや皮肉めいた言い回し、ほとんどの場合これといってストーリーに関係のない無意味なコーヒー談義。 なかでも最終章のどんでん返しは作者さん的には「どやっ!」といいたいところでしょうし、よくやったといってやりたいところなのですが、ただでさえ感情移入できない主人公なのにあんなことされたらもう匙を投げるしかありません。 作者さんが「面白い」と思ってやってることが全て全力ですべっていてそういう意味では面白いといえなくもないかな? ヒロインの美星さんも好感の持てないかわいげのない女性ですし、作者さんがこの手のエンタメ作品に「慣れてない」感が強く感じられます。今では進歩してるのかもしれませんが。 あと、個人的に気になったのは舞台設定というか言葉ですね。 京都なのに出てくる登場人物は大抵共通語でしゃべります。 別にそれでもいいのですが、マスターがエセ京都弁でしゃべるもので、「京都なのに京都弁はおろか、(いわゆる)関西弁でしゃべる人すらいない」のがひどく気になります。作者さんは京大出だそうなので、周囲に関東出身者も多かったのかもしれませんが、京都で暮らした事がある人ならば「共通語をしゃべる人と出会う事」がひどく珍しい事だというのはすぐ解るはずです。 これといって舞台設定にいかされてるわけでもないし、作者さんはなんら京都に詳しいわけではないのでしょうから、架空の町にしておけばよかったのにと思いますね。 お金だして買うような本では決してないですよ。 私は購入後2年程積読状態でしたが、読んで後悔したので、どうしても手元にあるのなら、読まずに表紙だけ眺めて中身を想像するのが一番の楽しみ方だと思います。 幸い、表紙絵「だけ」は素晴らしいですからね。 | ||||
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んぐぁにいちいちイライラするのは私の心が狭いせいなのかな、と思っていましたが、やはりあの表現は他の皆さんも同感されたようで少し安心しました。気取った感じの主人公(友達絶対いなそう。)、浅はかな内容と構成。そして忘れた頃にやって来る『んぐぁ』という絶妙なスパイスでイライラが一気に沸点に達する。 そして猫に牛乳を与えている、というところで止めました。あと、その猫の章の語り手が実は主人公ではなかった所。とってつけたように疑問を生み出し大袈裟に種明かししていましたが、あそこはすごくイライラしました。 最後まで読まなくてよかった。 | ||||
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なんだろう… まわりくどい言い回しに、ありえなさそうなシチュエーションが冒頭から始まります。 それでも、もう少しシンプルな文章ならテンポよく読み進むこともできそうですが、私の読解力が乏しいのか、感性が乏しいのか。 こういう文章が最近の流行だとしたら、私は少し取り残されたんだろうか。 個人的にはちょっと残念な本でした。 最も残念だったのは… 私はどんな本でも、女性の登場人物が好きなのですが、この本に登場する女性が、少しかわいそうになった事でした。 もっと違う小説で出会えていたら。 | ||||
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京都を舞台としていなかったならば、発行されなかった、のではないだろうか。 バリスタの謎解き、といっても、探偵のような、それではなく、 飽くまで日常的なことに過ぎない。 設定を凝り過ぎ、あれこれ伏線を広げては、いるが、読者を楽しませるのではなく、 作者が楽しんでいるだけに過ぎない、ように感じる。 日本語も、こなれておなず、先に進みたいのに、読みづらい。 宝島文庫には、まともな編集者はいないのだろうか…。 | ||||
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出てくる人物が大体厚かましくキャラに魅力がない。ミステリー要素も薄い。文章のリズムが悪い。 | ||||
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