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妖怪アパートの幽雅な日常
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妖怪アパートの幽雅な日常の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.02pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全85件 61~80 4/5ページ
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| 高校生の主人公視点で物語が進んでいくので、言葉遣いが若者言葉でライトノベルっぽい雰囲気がします。 両親との死別によって早く大人にならざるを得なかった主人公や、母親に虐待されて亡くなったが母親の妄執によって成仏できないままでいる子供の幽霊の話など、テーマは良いと思うのですが、文章がイマイチなので面白さ感動が半減してしまいます。 元々、児童書として書かれたものなので仕様が無いのかもしれませんが、「大人」が読むには物足りないかと思います。 | ||||
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| 児童書としては面白いと思います。 ただ、本屋で一般小説だと思って購入した自分にとっては内容が薄っぺらいなぁ・・・と。 なので、普段普通の小説を読み慣れてしまっている方にはあまりオススメしません。 あ、でも児童向け小説としてはかなり面白いと思いますよ。 | ||||
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| 割とステレオタイプな物わかりの良さを備えた大人に囲まれた少年の 成長物語 粘着質なキャラがいないせいか、安心して読めるので、気が楽である。 (いないこともないけど、メインキャラがさっぱりしているので 粘着度は薄く感じます) ただ、典型的とはいえ、当たり前のことなのに、意識してないってことを 台詞に入れてきているので「そういやそうだ」と気付かされることもある。 自分はアパートの住人ほど「幽雅」な性格でないので、こういう度量を 半分でも欲しいところである。 | ||||
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| 時間つぶしに良いかもと思って購入が軽い読み物でいてほのぼのしていて引き込まれました。夢中になるというほどのものではありませんが、妖怪とほど遠いこんな妖怪さんがいてたら良いなと思わせる、そんな登場人物たちが親を亡くした高校生の下宿するアパ-トの住人、妖怪変化が暗躍しているのを高校生が退治するというようなお話ではなく、ごく普通の日常を高校生と妖怪が過ごすお話です。それのどこがおもろいねんと思ったらまずは読んでみてください | ||||
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| レビューでの評判が良かったので文庫版を2冊とも買いました。 早速読んでみたのですが…中高生が書いたんじゃないの?と思ってしまったほど文章が雑で読みづらく、まるで携帯小説を読んでいるよう。 話の基盤がしっかりしておらず、アパートの住人達も取りあえず数だけ出してそのまま放置、細かな描写がない為に人物像が掴みにくく、あっちへふらふら…こっちへふらふら…とっても感情移入しにくかったです。 時々挟まれるイベントも盛り上がりに欠ける感じ。 それに、何気ない日常の片隅にふと目を向けてみたら、そこには思いもよらぬ不思議な世界が…何て印象も薄く、特に起承転結にメリハリがない為に全体的に中途半端。世界観も浅い。 劇的な何かなんて求めていないけれど、ストーリーに余り魅力もなく引き込まれる何かも私は感じませんでした。多分もう2冊目も含め読まないでしょう。 中高生向けかなと思いました。どっぷり深いストーリーにのめり込んで、世界観を存分に味わいたいって人には不向きかも? ただ、母子のワンシーンは凄く考えさせられました。 現代社会の片隅には確かにクリのような子が居て…絶対に忘れてはいけない、けれど過ぎていく毎日の中で私達が忘れがちな、とてもやるせない現実を突き付けられたような気分でした。 後るり子さんの料理シーンはホントに美味しそうだった!読んでる間中お腹が空いて仕方なかったです(笑) | ||||
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| POPな装丁と娯楽性の高いネーミングで、お手軽なイージーリスニング(?)と思いきや、予想外に倫理的な物語でした。 主人公・夕士は、高校1年生。3年前に両親を亡くし、親戚方に身を寄せていたのが、晴れて独立したはいいものの、ひょんなことから妖怪の住み着くアパートで暮らすことに。そこで出会った様々なモノとの触れあいの中で、徐々に殻にこもっていた自分を開放していきます。「世間に対し心を開かず弱みも見せず、当たり障りなく生きることで自分を守る孤独な少年」の変貌です。 夕士を取り巻く人間は、ほとんどが上辺だけの付き合いしか出来ないのに対し、妖怪たちのほうがよほど『人間的』で『コミュニケーション力』もあります。妖怪として生きている切ない事情が明かされるにつれ、人とモノと境はあやふやになります。そして、一度は卒業したアパートに、夕士は自らの意思で本当の仲間として戻っていきます。 現代社会の抱える問題(ネグレクト、薬物、いじめなど)に対する夕士のスタンスは大変にまともで、割と正義感の強い私には、非常に共感できました。悩む夕士にアドバイスするアパートの面々は、どんなにクサい道徳的なことを言っても、人ではないがゆえに、違和感があってもOKというのが、面白い設定です。 | ||||
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| かなり前から気にはなっていたものの、何となく機会がなくて読み逃していた一冊。 これは何と表現してよいのか、非常に迷うジャンル。 タイトルに「妖怪」とあっても、決しておどろおどろしい内容ではないし、主人公が高校生だからといってジュヴナイルと断定するのは早計。 中学生になったばかりのときに両親を亡くした主人公が、親戚に遠慮をしながら3年間を過ごし、いよいよ寮のある高校に入学して独立する!という矢先に、寮が火事のため入居不可になってしまう。 自暴自棄になる主人公の前に、寮が建て直しされるまでの期間限定で格安アパートに入居できるという甘い話が供される。 胡散臭いと思いつつも、独立にこだわる主人公は入居を決意。 伺候して、そのアパートは妖怪や幽霊などがたむろする「妖怪アパート」だった……! と書いてみると何の面白みも感じられないが、あに図らんや、何だかじんわりと泣けてくる物語なのだ。 簡単そうに軽く触れられているが、何と深遠な真理の数々がちりばめられていることか。 説教臭い話や小難しい事は何も書かれていないが、読み終えると体の中からすっきりとして清々しい気持ちになれる。 おとなも子供も一読あれ。 | ||||
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| 現代は人間関係が希薄になって、自分の居場所というものを確信することが難しい時代になっているような気がします。 その中で、妖怪と人間が自然に溶け合っているこのアパートは、包まれるように暖かくて、こんな場所があればいいなと思ってしまいました。 主人公は決して器用なタイプとはいえないけど、一生懸命生きています。 そんな彼に対してかけられる、アパートの住人(人間も妖怪も)からの言葉は、そのまま読者への励ましであったり、教えであったりするように思えました。 年をとると、お説教をしてくれる人も少なくなりますから(頑固になって、素直に受け入れられなくなってますし・笑)。 まだ一冊目ですが、もちろん続きも読むぞ〜♪ | ||||
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| 現代は人間関係が希薄になって、自分の居場所というものを確信することが難しい時代になっているような気がします。 その中で、妖怪と人間が自然に溶け合っているこのアパートは、包まれるように暖かくて、こんな場所があればいいなと思ってしまいました。 主人公は決して器用なタイプとはいえないけど、一生懸命生きています。 そんな彼に対してかけられる、アパートの住人(人間も妖怪も)からの言葉は、そのまま読者への励ましであったり、教えであったりするように思えました。 年をとると、お説教をしてくれる人も少なくなりますから(頑固になって、素直に受け入れられなくなってますし・笑)。 まだ一冊目ですが、もちろん続きも読むぞ〜♪ | ||||
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| そして、読んでみて登場人物(人以外も)すべてにとても魅力を感じる。 読んでいると、愛しくてあたたかくて切ないような気持ちが湧いてくる。 それと、ご飯のシーンのなんとおいしそうなこと。うっとり・・・ なんとかして自分もこのアパートに行きたい。一緒にご飯食べて、地下の温泉に入って クリちゃん抱っこしながら眠りたい。と思わずにはいられない。 文庫化がとっても嬉しい。 | ||||
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| 小学生の頃から悪ガキシリーズのファンでしたが、年をとるにつれ香月日輪さんの作品から遠ざかっていました。 今回帰省のため何か暇潰しが欲しくて書店に立ち寄り、たまたま目にした『香月日輪』の文字に思わずおおっ!と。また物語の舞台も妖怪の住むアパートということで、裏表紙のあおり文(?)を読んだだけでうきうきして、文庫であったということで即購入!読み始めたらまた止まらない!香月さんの書かれる物語は、わたしたちが生きる現代の問題に迫るものが多くて、読んでいて“そうそう!”とか“そうなのか”とか気づくことや学ぶことがたくさんあって勉強になるなといつも思います。人の良いところも悪いところもよく書かれていて、将来自分の子どもがいたらすすめたいです。心にするりと入ってきて、わかりやすい内容ですから。 個人的には主人公を支える登場人物たちがちゃらんぽらんに見えて実は芯がしっかりしているところが好きだなと思います^^これは文庫化が待てず大きいサイズで買ってしまうこと必至です! | ||||
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| 講談社のティーンズ向け、どちらかというと児童文学に近いジャンルに位置するこの作品ですが、大人も十分楽しめます。 妖怪たちとアパートで同居することになった主人公。 一見ありふれたシチュエーションですが、それぞれの心情をキレイに描き出しており時に笑い、時に泣ける物語となっています。 若干青臭くベタな場面もありますが、こっ恥ずかしく感じるのは自分が大人になってしまったからなのでしょうね(笑) さらっと読めて、読書後のあと味も良い。 文庫化したおかげでより幅広い年代に親しまれることだろうと思いマス♪ | ||||
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| 読みやすく、すいすいと進む、しかもおばけ達がいい味だしてます。 | ||||
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| 両親が亡くなり、親戚の家で肩身狭く暮らしていた夕士。 高校入学を機に入る予定だった寮が火事になったけれど 家を出たいがために、安いアパートを見つけ、住むことに。 けれどそこは、人間以外のものもたくさん集まるアパートで。。 美味しい賄いあり、地下には温泉もあり。 だけど鬼も幽霊もでます、人間も住んでいますが ちょっと変わった人ばっかりです、というアパートが舞台。 しょっぱなから常識がこっぱみじんにされた夕士ですが アパートの人々のあたたかい雰囲気に、どんどんなじんでいきます。 ほのぼのした雰囲気で、時には重いテーマも描く 人間関係に焦点をあてたお話です。 手首だけの幽霊さんがつくる賄いが、とってもおいしそう。 ヤングアダルト向け「YA ENTERTAINMENT」シリーズの文庫化なので、 登場人物たちのキャラや文章はヤングアダルト的で、読みやすいです。 中学生くらいから大人まで楽しみ、味わえる作品です。 | ||||
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| 人間も、人間ではないものも、様々だ。それぞれが自分の日常こそが、誰にとっても日常であると勘違いしやすい。 主人公が出会った、自分の世界の「外」は、ちょっと特殊な世界だけど、愛情がいっぱい。 多様性を許容するときに、生まれる可能性。寛容という希望の苗床が、心に滋養を与える。 否応なしに時間は過ぎるから、持てる時間を大事にしなくてはならない。人生は長いが短い。 淡々と生きるのも生き方であるが、丁寧に懸命に、時間を、世界を、生きてほしい。生きる喜びは、温かく澄み切って美しいものなのだ。 大人から子どもへ。今の時代を見据えながらも、そのままでいいのかと、未来へと眼差しを向けるメッセージがいっぱいこめられている。 たやすく自分の居場所を見失いやすい、中高生の世代に特におすすめ。ただいまと言える場所を大事にしてもらいたい。 | ||||
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| 人の【情】を具現化する感じで妖怪が出てきます。 人情味溢れる妖怪に、無情な人間。 その中で肩の力を抜くことを教わる夕士。 中学生くらいに読んでほしい一冊かなぁ。 ほろりと泣けます。 | ||||
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| 児童書コーナーで中2の息子に向くような本を探していて手にとったのが この本。面白いです!個性的な幽霊の面々がたまらなく、可笑しい。私の お気に入りは、大家さんとるり子さん。るり子さんの作る料理のなんと美味しそうなこと、食事シーンを読み返したいが為にこの本を飼ったともいえます。 又、ある事件を通して主人公が親子の絆を考えるくだりでは一緒に考えさせられました。 ただ、主人公のひととなりがいまいち掴めないのと 文章的にはかなり雑な印象が大人にはちょっと引っかかるようにも思いますが、本に慣れていない中高生にはは入りやすく、自分を投影して読めるのでは。 | ||||
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| 「今」の生活を妖怪たちと一緒に過ごすと、どんな感じがするだろうか? 多分、楽しい日常の日々だろう。 この話はそんな想像をさせる。 「ゲゲゲの鬼太郎」のような、人間達との生活を避けて暮らすわけではなく、あえて人間の社会で妖怪が暮らしている。 「今」を生きる柵を、妖怪との生活と言う視点から考えるこの作品。 残念な事には、児童図書と分類している点である。 もっと、読者の年齢層が高いような気がする。できれば、同年代の高校生にも読んでもらいたい作品だ。 | ||||
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| 私は始め、妖怪にはあまり良い印象はもてなかったのですが、この本を読んでから妖怪に対する印象がだいぶ変わりましたね。 始めは、娘が読んでいたのを読んでみたのですが、読み始めると、もう止まりませんでした。 小学校中学年~大人向きの本だと思いますね。 1度は読んでみてほしい本ですね! | ||||
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| もともと私は妖怪が出てくるお話が好きなのですが、最近は世間的にも妖怪ブームの到来を感じますね。 ブームと言えば、もうひとつ、児童書もですよね。というか、この二つは原因もかぶっているのかもしれませんが。 ということで、手を出してみたのがこの本です。 子供向けだからか、少々安直な感も否めませんが、やはり読みやすい。主人公が高校入学にあたって、諸事情により入居することになったアパート、実はそこには・・・とある意味お約束な展開と言えます。 この1巻に関して言えば、主人公の夕士君より、まわりの住人(人・妖怪・幽霊含む)が魅力的です。まぁ、そこで目から鱗なところがこのお話しのポイントですから仕方がないのですが。 あとは、後半の夕士君が一度出たアパートに戻るまでの展開というか、夕士君の心情というのか戻る理由付けに私としてはあまりしっくりこなかったです。イマイチ説得力にかけるみたいな。 戻るという選択が悪いと思ったわけじゃないです。 居心地がいいところに居るのは悪いことではないですし、居たいと思うのもひどく当然のことですが、そこに無理やり理由付けをしようとしているような印象でした。 〈1〉というからには、この後があるわけですから戻ってもらわなきゃ困るわけですが。とりあえず、2巻以降での夕士君に期待しております。 | ||||
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