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妖怪アパートの幽雅な日常
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妖怪アパートの幽雅な日常の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全84件 41~60 3/5ページ
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この漫画の原作を本屋さんで見つけたとき、タイトルに惹かれて文庫本大人買いしてしまいました。なんと6冊・・・面白くて一気に読んでしまい続きが出るのが待てず残りの4巻は新書で読みました。漫画は原作をさらにわかりやすく絵にしてあるので読みやすいですね。主人公の夕士や周りの人たち(幽霊や妖怪たち)が楽しく描かれています。大人たちの言葉ひとつひとつにとても意味があるので、迷っている若い子たちにはぜひ読んで(見て)欲しいな。ケータイばっかり見てないでたまにはこんなものもいいよー。他に「僕とおじいちゃんと魔法の塔」シリーズもお薦めです。こちらも文庫と漫画があります。 | ||||
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他と見分けの付かない二流漫画家の作品にしては、まあまあ描けてるかな。オリジナリティはないが構成面でも良く描いてる。薄くておしいけどね。 しかし原作でもそうだったが、どうしても 欽ドン と読めてしまう。 誰か共感してくれw | ||||
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主人公の夕士の内面的な成長が印象的でした。こうあらねばならないと考えていた主人公が妖怪アパートの面々に会い、今までの自分の価値観を壊され、もう一度自分を見つめ直していく様はとても読みごたえがありました。私自身、価値観とは?他人とは?家族とは?といろいろと考えさせられました。 | ||||
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元々、異世界系の話が好きで、日常の中に不思議があるのがとても好きだったので、ドンピシャな作品でした。 先に同作者の「下町不思議町物語」を読んで、この作者の魅力に惹かれました。 時事的なネタ的な所で、自分より若い人が書いているのかな?とは思いましたが、そんな思いをも凌ぐほど、世界観が出来上がっておりドンドン読みたい!という気持ちにさせてくれる作品です。 不思議な世界観に小旅行に行ってみたい方にはすごくお勧めな作品です。 あとは、現在の中高生が読むとためになる事がたくさん散らばった作品だと思います。 んー・・・大人だからこそ分かる理屈が書いてあるという事もあるかもしれません。 驕れる者久しからず。そんな言葉の意味を多角的に書き込んである気がします。 | ||||
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児童書だけど、大人が読むべし!と思えるほど内容の作品。 さらりとしたタッチで言葉が綴られてるけれど、綴られてる言葉を紐解くと とても大切な、昔どこかに置き忘れられた物を拾い上げられるような、そんな ほんわりとした心持ちにさせられる。 時代の移り変わりとともに多くのものを得て多くのものを失ってきた人間の 現在を、現在であるからこそ見える高校生の主人公が、古き良き時代を反映してる アパートに住み、そこに存在する人間、妖怪、お化けと種を超えた環境の中で 自分の在り方を、不器用に、でも懸命に模索する姿が本当に愛しく思える。 | ||||
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裏表紙に載っていた着物を着た鳥?が可愛いと思ったことと、妖怪ものが好きなことがあってなんとなく買ってみたのですが…つまらなかった、期待はずれ、というのが正直な感想でしょうか。原作あっての漫画化だからなのか、皆さん「子供向け」と書かれてますが、単純にとても安っぽいです。 キャラの設定もいまいちですが、この方の絵では余計にキャラの魅力を感じられないですね。 話自体は妖怪との戯れの楽しい日常だけではなく、無理矢理社会性が入ってきている感じです。ネガティブな主人公が悩んでいるのを私は単純にウザいとしか思えませんでした。 原作を読んでいないので話の内容(流れ?)については何とも言えない部分もありますが…あくまでもこの"漫画"をみての個人的感想です。 帯には原作者大感激、と書いてありますし、皆さんの意外な高評価には驚きましたが…一般受けは悪くないということなんですかね?…あまり理解できません。 長々とすいませんでした。 | ||||
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知人に教えてもらい、文庫で6巻までを一気読み。児童書という事ですが、大人が読んでも読みごたえがあります。年代によってうける印象が違うのはありますが、学生時代を思い胸がキュンキュンしました。ライトノベルを読んでいるようですが、1冊の分量が薄いので、細切れ時間とかに、何度も読み返したくなります。私は、いつも、1巻を余分に持ち歩き、ここぞという時に『おもしろいから読んでみて!』と、遅らばせながら、普及活動してます。活字が苦手な方にも、薦めやすい1冊です。 | ||||
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大変失礼な事とで申し訳ないのですが、小説の方は拝見した事が有りませんでした、コミックを購入したのも偶然でしたが読んで見ての感想は人間の深い業を改めて思い知ります、私自身が幼き頃祖父や祖母達から言い聞かされた、夜の闇に有る不思議で恐ろしい者、人としてやっていけない事や、人としてやらなければならない事、又人が生きて行く限り必ず因果応報は有る事を、言い聞かされた事を思いだしました、最近の世の中の風潮の自分達に都合の良い、出来ちゃった婚なる物はそれこそ一番してはいけない事と言われた事を思いだしました。 | ||||
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小説は未読です。 今までは地獄堂の方しか読んでなかったのですが今回購入して読んでみて、やっぱり自分は香月先生の世界観が好きなんだ、と思いました。 背景といい登場人物といい、絵全体に整ってる感があって個人的には好きです。 妖怪たちも可愛かったり恐ろしかったりリアルだったり色々で面白いと思います。 何よりご飯が高クオリティでどれも美味しそうでたまりません! 買ってみて損は無かったなと安心しました。 | ||||
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タイトルに惹かれてはいたのですが、10巻にもなるシリーズだったのでなかなか手を出せませんでした。 最近漫画化されたものを読み、続きが気になってしまい全巻読破致しました。 まずこの作品、文章としてはあまり上手くはありません。 主人公・夕士の一人称で書かれる小説なのもあるかもしれませんが、ライトノベルに近く、純文学や上手な小説に慣れた方には読みにくい作品だと思います。 ですが、小説に慣れていない方や、固い文体の物が苦手な方にはとても読みやすい物だと思います。 内容は簡単に言うのなら、共同住宅での日常を描いたヒューマンドラマと言った感じです。 ただ、その相手が人間ではなく幽霊や妖怪だったり、時々起こるハプニングが霊的なものだったりするわけです。 ほのぼのしたり笑わしてくれるような会話の中に含まれる社会風刺には考えさられることも多くとても良い作品だと思います。 クリとシロのエピソードには泣けてきてしまいました。 どの年齢の方でも読める作品だと思いますが、まだ自分の将来に悩んでいる、不安に思っている、そんな年頃の方(中高生等)が一番考えさせられ感情移入できるのではと思います。 | ||||
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中1の息子に買ってきた本ですが、親が読んでも面白かったです。 夢が突然閉ざされ、それでも夢を叶えている「手」や、虐待されたけれど、でも愛を求める幼児など。。 じーんとくる妖怪たちが、にぎやかに人間たちと生活しています。 本嫌いな男の子に、お勧めです。 | ||||
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小学生までには面白いと思います しかし大人には物足らないでしょう ただ価値観の押し付けが鼻につきます 子供に与えるには一度読んでからに・・・ | ||||
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なんとなく、お化けか妖怪モノを読みたくなって、衝動買いした。 読み始めて思ったのは、高校生の一人称ということもあり、表現が少々雑だな。ということ。 文体も簡便なので簡単に読めるのだけど、単純に子供っぽく、大人はちょっとウザく感じるかもしれない。 出てくる親友も人間味のないいいやつで、妙な感じ。冒頭のケンカ部分は狙ったのだろうけどただのギャグに感じた。 しかし中盤からへんな人(妖怪含む)がいっぱいでてきて、より人間くさいやり取りが始まる。 ここからがこの本の真骨頂といっていい。 テーマ的には不幸を耐え忍ぶ高校生の青春だけど、妖怪との生活という非現実に巻き込まれていく過程は、よく書けていると思う。妖怪アパートという特殊環境の中で、主人公が変わっていく様はうれしくなった。変わった感じがイマイチ伝わってこないのは残念だけども、他人からのセリフで十分想像できるから、悪くはない。 妖怪の描写もなかなかよく書けており、怪しいんだけど、妖怪というよりは人そのものという感じ。対比を出すためにわざと人間を薄くしたのでは? とも感じた。 ワンコインですむしさくっと読めるし、感動もある。普通に面白いと思うので、なんとなく読むにはもってこいといえる。 で、この本の一番残念なところを最後に書いてしまう。賄いさんが作ってくれる料理が大量に出てくるのはいいけど、ぜんぜん話に貢献できていない。おそらく料理の本を見ながら名前だけ書いたのではないかと思うぐらい事務的。おそらく作者は食べることに興味がない人なのだろう。料理って人間味を出させるのに重要なファクターだから、もう少しがんばってほしかった。 でもまあ、薄味ながら、それなりにオススメです。 | ||||
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スタートシーンは目を覆うばかりの、お粗末高校生もの。 でも基本的にジュニアものだから、と目をつぶって読み進んでください。 妖怪アパートの設定が、これまたアニメ原作狙いっぽい感じがしますが、そこも我慢です。 児童虐待と心霊現象を絡めたエピソードで、ちょいとうれしくなる読みごたえが出てきます。 その後も主人公の長広舌があったりもしますが、それなりに現代社会を見据えた書きぶりです。 ということで、シリーズものの舞台を整えた第一巻でした。 現実を映すための座標として、異次元・妖怪アパートを設定したという、作品意図がよくわかります。 最後まで読めば、結構いい読後感です。 | ||||
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香月さんのファンになり、こちらのシリーズも一気に読んでしまいました。 ただ個人的には『大江戸〜』シリーズのほうが好きでした。 それでも! 妖怪アパートでるり子さんの作る食事の描写が『大江戸〜』よりもきめ細かく、食べることは生きること、というダイレクトなメッセージが伝わってきます。 云々言いたくなるのですが、文庫版がすべて出る時点でイソイソ買い揃えてしまうんだろうなぁ…。 | ||||
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どちらかというと子供向けでしょうか? 少し物足りないと感じる方も居るかもしれませんね。 文章は軽くて読みやすいです。 内容は重いテーマも含まれていますが、文章が軽い感じなので読後感はさわやかです。 子供から大人まで幅広く楽しめる作品です。 登場人物(特に妖怪アパートの)がとても魅力があります。 るり子さんの料理は美味しそうで、食べてみたいと思いながら読んでました。 | ||||
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純粋に面白かった。そしてものすごい速さで読み終わった。 ターゲットは多分中・高生ですが、大人でもこういうハッピーエンド物は楽しい! 正直、半年経ったら内容を忘れてるかもしれないけど、電車の中で読んで、晴れやかな気分で会社に行ける本でした。 ただ、男子高校生の友情とか、そういった心の描写は、女性の妄想の範囲を出ていないんじゃないかなと思いました。私にとっては、赤川次郎的なライトノベルです。 | ||||
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両親を亡くした男子中学生が高校入学を期に親戚の元を離れ、一人暮らしを始める。 縁か偶然か必然か入居したアパートは妖怪たちのたまり場だった。 外から見ると怪異に満ちた非日常、内から見ると穏やかな日常。そんな話。 ……ちょっとしんみりも有り。 う〜ん、本当に物語の山も谷もない、平坦な作品です。作者の伝えたい『ワード』は 理解できるのですが、素敵なアパートがあるという以上のおもしろさを見つけられま せんでした。『道徳の本』くらいに考えるとちょうどいいかもしれません。 『道徳の本』としてはさわやかな読後感があり、楽しめる範囲だと思いますが、小説 としてはちょっと…… あと作者が女性だからでしょうが、主人公の男子の心理描写が女性的で男性としては ちょっと共感しにくいなあ〜 | ||||
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両親を失ったことで、親せき宅で自分を抑えて生活してきた主人公の夕士が、ある日ふいに現れた不思議な不動産やさんで紹介されるいわくつきのアパートに越すことに。 個性的なアパートの住人に加え、普段当たり前にいるが見えない(見ようとしない、感じようとしないから見えない?)異世界の住人達に囲まれ、凝り固まった価値観をほぐしていく主人公の姿がとても好印象な作品。 かなり個性的な面々の口から飛び出すセリフが、いちいち今の世の中の価値観に異議申し立てしてくれているようで、「そうそう!そのとおり!」とすがすがしささえ感じ、読後がとてもよかった。 子どもにもぜひ読んでほしいし、自分に残っている子どもの部分に活力をもらえる作品で、久々に読後の爽快感を味わった。 心が弱っているとき、救いの手が必要なときにしか現れない不動産やさん、闇が濃くなると同時にだんだん存在感を増す異世界の住人達の姿に、 千と千尋の神隠しの世界観と通じるものを感じ、わくわく、と同時に懐かしさ(記憶とかではなく感覚的な)を覚えた。 2巻で、主人公の親友長谷くんが私が感じたことをそのまま言っていたので、「そうだよね!」という感じで笑ってしまったが、「逢う魔が刻」の世界観が非常に良い雰囲気を出している。 いろんな価値観があって当たり前、いろんな存在があって当たり前、と思わせてくれる秀作。 おすすめです! | ||||
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高校生の主人公視点で物語が進んでいくので、言葉遣いが若者言葉でライトノベルっぽい雰囲気がします。 両親との死別によって早く大人にならざるを得なかった主人公や、母親に虐待されて亡くなったが母親の妄執によって成仏できないままでいる子供の幽霊の話など、テーマは良いと思うのですが、文章がイマイチなので面白さ感動が半減してしまいます。 元々、児童書として書かれたものなので仕様が無いのかもしれませんが、「大人」が読むには物足りないかと思います。 | ||||
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