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山手線デス・サーキット



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【この小説が収録されている参考書籍】
山手線デス・サーキット (角川ホラー文庫)

山手線デス・サーキットの評価: 3.00/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

充分楽しめる

主人公が目を覚ますと電車の中、隣りには手錠で自分とつながれた見知らぬ女、首には時限爆弾が嵌められているという理不尽な状況…。
ジェイソン・ステイサム主演の某映画を彷彿させるような始まりだが、
その実は高校生クイズやアタック25を下敷きにしたようなクイズ形式のデス・ゲームという趣向。
出題されるクイズが二択でしかもさほど難問でもないというところで、
読者は「あれれ?」と思うところだが、そこには秘められた謎かけがあるという二段構え。
ミステリ的謎解きの要素と電車乗換えなどのアクション的要素の両方を加えたのは見事だ。
結末で明かされる「ゲームメーカー」の正体、このゲームの意味…。
賛否両論あろうが、意外性という観点ではなかなか考え抜かれている。
類似作品多数あり…だとしても、
結末まで退屈しないで読めるというのはエンタテイメントの必須条件であるわけで、
この作品は基準点はクリアしていると思う。
山手線デス・サーキット (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:山手線デス・サーキット (角川ホラー文庫)より
4043944918

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