恋物語

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評判

恋物語の評価:

3.99/5点 レビュー 157件。 A ランク

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平均点3.99pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全114件 81〜100 5/6ページ
No.34
(5pt)

一冊としてみれば、シリーズ中でもかなりのおもしろさ

まず、シリーズ最終章という宣伝文句、そして正ヒロインであるひたぎエンドと銘打たれた題名を見れば誰でも大団円的展開を予想するだろう。
最初の1ページ、まず語り部は読者に猛省を促す。今回の語り部は詐欺師、貝木泥舟。
かつてヒロイン戦場ヶ原を騙し家庭を崩壊させ、今までのシリーズでは完全に敵役として登場してきた。

そんな彼が戦場ヶ原に依頼されたことで、千石撫子の怪奇に立ち向かっていくことになる。
いや、詐欺師である彼はそんな正面からは立ち向かわないのかもしれないが。

何にせよ、今作はセカンドシリーズの中でも一、二を争う出来だと感じる。
最初こそもってまわった語り部に面食らうが、無駄な描写が少なく、何より千石撫子の怪奇という明確なゴールがあるため、読者としては興味を失うことなくあっという間に最後まで読み進められた。
登場人物の立ち位置も違和感なく受け入れられ、その立ち位置の動き方にも興味が惹かれた。

また、話を読み進めていく中で貝木泥舟という男に対する見方も変わってくる。
個人的には、主人公に徐々に共感できる過程は小説として非常に素晴らしい出来になっていると思う。
もちろん、語り部は詐欺師、私が騙されている可能性も否定はできないのだが。

さて、ここまで褒めちぎっているが、これは化物語シリーズの中の一冊と見た話。
これが本当にシリーズ最終章なら消化不良感がぬぐえないが、しっかりファイナルシーズンもやるようだ。
そして、真の黒幕らしき名前も登場する。いや、厳密にはこれまでも登場してきたのだが。
今作では引きもしっかりしている。ファイナルシーズンに向けて、興味がそそられる終わり方となっている。

映画、アニメ化も決定済み、化物語シリーズの今後にますます期待。
一方で、猛省を促された凡人である筆者は、騙されるとわかっていても、ファイナルシーズンに大団円を期待せずにはいられない。
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.33
(5pt)

短期間で何冊も・・・作業にはなってほしくない


騙されたとは思いはしなかった。読者が勝手に語り部は「ひたぎ」

と思っていただけ。私もそう。うれしいような、残念なような

もやもや感はありましたが、結果、良かったです。

そして、この作家特有のクドクドしい文章は度がすぎてはきました。

一冊分の尺稼ぎをしているだけ。

他のシリーズもあり、仕方のないことかもしれませんが、

2度、3度と読書に耐えうるのは、化物語(上)(下)と、

傷物語のみ。それ以外は作品というより、声優のラジオ番組の

雑談です。立ち読みで流すだけで充分事足ります。


恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.32
(5pt)

いい意味で騙された

ラストで語り部のバッドエンドみたいになっているけど、「花物語」との時間軸から考えれば、全然問題なかったみたいですね。この物語から得られた教訓は「地の文すらも疑え」という事でしょうか。総じて面白い話でした。
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.31
(5pt)

嘘つきでおちゃめなおっさん

貝木の語りで綴られる物語、話が進めば進むほど貝木のボロが出るというか、貝木というキャラクターに対して親近感が沸きました。
あ、この人こういうこと考えながらこんなことしていたんだなーと。
そして、貝木のキャラクターに対して個人的な感想を言わしてもらうなら、
ツンデレで、お茶目で(主に行動)、意外といい人なのかなー?と思いました。たぶん、騙されているのでしょうけれど

ガハラさんの鼻眼鏡しかり、喪服が似合う男がアロハ着たり、不意を突かれたことによる千石撫子の豹変と狼狽とマウントポジション!?(必見)
キャラクターが動いて、声がついたりなんかしないかなー?と思わずにはいられないです。

※「撫子だよ!」ボイス搭載の賽銭箱型の貯金箱なんか商品化されたら面白いかなと思います。月に一度は二万円募金したくなりますよ、きっと。
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4062837927
No.30
(5pt)

意表を突いた始まりも、綱渡りの末、見事に予定されたエンディングへ

戦場ヶ原ひたぎの語るものになりそうな流れだからこそ、そうはならないだろうという大方の予想通り、
思いがけない人物の目線、語りで進む話です。
もちろん、ガハラさんは正ヒロインとして阿良々木君を守るべく、非常によく登場しますし、
物語展開自体ガハラさんのキャラで駆動されている感じです。
羽川さんもこっそり姿を現し、例の決め台詞を言ってくれていて、うれしいじゃないですか。
神になった千石撫子の闇はどのように解消されるのか。ある意味、これまでの巻で約束されて
しまっているエンディングまでのあっと驚く綱渡り展開が味わえます。
語り手が語り手だけに高揚感での読了とはなりませんが、悪者も実は悪ぶっているだけの
まことの探究者、救済者であるという物語シリーズらしい正統的なロジックに回帰して完成し、
セカンドシーズンが終わります。
しかし、まだ回収されていない一部の伏線は、なんと、ファイナルシーズン3冊に続くとのことです。
めでたし、めでたし。

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4062837927
No.29
(4pt)

ならば俺が、神様を騙してさしあげよう。――――圧倒的な騙り部による、セカンドシーズン

もはや全ての伏線を回収してスッキリと終わらせることは前回『鬼物語』の時点で諦めていたから、
この結末はむしろ拍手を送りたい。
囮物語でバラ撒いた事件の解決に終始しており、過不足なく描写が当ててある。
恋物語において、やるべきことは何かを明確にして見事にやり遂げた物語だった。
ラストのサプライズにも満足だ。
冒頭では、回りくどすぎる語り口にげんなりとしたものの、中盤からはこの調子にも慣れてきて
終盤の盛り上がりは相も変わらず見事の一語。これまでの物語であった伏線や設定を踏襲した結末だ。
今回も充分に楽しめた。
「いい加減にちゃんと何もかもを説明して完結しろよ」と思わなくもないが
作者はもともと何もかもを語り尽くして物語世界をキチンと閉じる作家ではないし
デビュー作の戯言シリーズからずっとこんな調子だ。今さらだろう。
そんな感想で、セカンドシーズン・ラストエピソード。
阿良々木暦が選んだ『ひたぎエンド』。
物語はその裏側を突き破る。
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4062837927
No.28
(5pt)

内容が無いのに楽しく読めてしまう

この西尾維新という人の作品にはとにかく内容が無い。この化物語シリーズも結構な長さの雑談をさんざん繰り返した挙句、本編の内容の解決方法が大変あっさりしてしまうことが多い。本作もそうだ。
 しかしそれが西尾維新の面白さだ。内容は本当に雑談だ。しかし面白い。この恋物語も解決に向けての何かを延々と書くより、あまり解決とは関係ないことを延々と書き綴られている。しかし、面白い。一気に読めてしまう。内容が無いのに面白い。これが西尾維新の面白さであり、他の作家にはあまり見られない楽しみ方だと思う。
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4062837927
No.27
(4pt)

貝木の恋物語

故意に恋に恋する撫子と、故意に自らの恋心を否定する貝木の物語。
ガハラさんがツンドロキャラなら、貝木こそが正しいツンデレキャラ。

詐欺師として一流だと、ツンデレしても凡人にはそのツンデレを認識されない。
結果として、単なる不吉な男になってしまうんだろうね。

だから、彼の周りは「何でも知っている人」や「人を見透かす人」だけなんだろう。

彼の一人称による語りを見てしまった後となっては、
中学生を相手に行った詐欺行為も、ひょっとしたら誰かを助ける為に
行っていたのではないかと勘ぐってしまう。

しかし、一人の人物の掘り下げとしては良かったが、
セカンドシリーズのラストとしては物足りない。

もう少しラギが登場しても、良かったように思う。
忍野の言ではないが、今回は何もしていないのに勝手に助かりすぎな気がする。

気が付いたら問題が解決していたって…

偶然にも、結果として貝木と協力プレイをしていた…、
ぐらいには物語に絡んでいていて欲しかった。

そんなところが正直な感想かな。
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4062837927
No.26
(4pt)

そうきたか

まずはじめに完結しません
まぁ、これは2ndシーズンで扇が出てきて物語が進んでも解決しないあたりからある程度想像はつきました。
もしかしたら扇が語り部かもと思ってましたけどねw
 今回は語り部がギャグ要素の少ない人なのでギャグの容量としては花物語ぐらいですね。
 後半はいつも通り素晴らしいです!撫子とのクライマックスは本当に面白いです。
 個人的に物語シリーズの2ndシーズンの中では面白い方だと思います。

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4062837927
No.25
(5pt)

千石撫子事件、完結!

実に良かった。

最初は、
「語り部がこいつ!?」
でしたが、読んでみるとスラスラ読めましたよ。予想外の語り部くんの茶目っ気も良かったし。
アロハシャツ最高!!(笑)

ただ、『依頼』を請けるまでの、つまり序盤の序盤辺りまでは、少し物足りなさはありましたが。
でも、『依頼』を請けた後からは、ドンドン面白くなりましたね。

でもしかし、今思えば、千石撫子がこうなった、というか、西尾維新先生がこういう展開(千石撫子が妖怪変化)を書いたのは、ファンが原因でもあるんだよね。
皆が
「千石撫子可愛い」
って言いまくってたわけだし。
(ちなみに、俺は羽川翼派)

そんな、ファンも巻き込んだ大事件を、あんな風に綺麗に落とすとは、西尾維新先生には脱帽です。

なにやら、ファイナルシーズンにいちゃもん付けてらっしゃる方もいますが、セカンドシーズンどころか『偽物語』出版(執筆?)自体が既に
『西尾維新アニメプロジェクト』
が起因してるわけで、セカンドシーズン読んでる時点で、ファイナルシーズンに物申す資格は無いのです。

なので、ファイナルシーズンにいちゃもん付けてるレビューは、いちゃもん付けるような人のレビューは、レビューとは言えませんので、皆さん惑わされないように。

とにかく、『恋物語』。面白かったです。

しかし、語り部くん。あのあとどうなったんだろう?
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4062837927
No.24
(4pt)

見事に騙されましたw

撫子神とのガチバトルと思っていましたが
見事に騙されましたw
でも変なバトルよりはこっちの方が化物語
らしいのかもしれませんね。
で、ファイナルシーズンですか・・・
まあつきあいましょう。
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4062837927
No.23
(5pt)

失恋物語

萌えハーレム→全ヒロイン一人称→全失恋キャラの救済物語に進化したのだと、
好意的に解釈したいです
+失恋当時の心情に戻すことで戦場ヶ原さんの物語として成立

実質、失恋物語

初期の華やかな展開に戻すには主人公を棚上げして、ヒロイン同士の関係性の強化かなあ
ファイナル→ネクストシーズンあたりでそうなると嬉しい
(自分としてはそこの可能性に期待し、特訓中ということで評価。尻すぼみになった場合は、ぐだぐだという意見に一理ということかと)
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.22
(5pt)

びっくりした。

面白い巻といまいちな巻があるこのシリーズだが、文句なく素晴らしい一冊。 なじみのあるキャラクターが登場するシリーズ物の魅力に満ちていながら、 ありきたりさから脱して読者をこれでもかと驚かせる展開や伏線に脱帽。軽い気持ちで読み始めたが、久しぶりに充実した読書が味わえてびっくりした。 思わず初レビュー。オススメ。
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4062837927
No.21
(4pt)

悪い癖かしらないが、

書き出しが一番鬱陶しい。この作品だけではなく、同シリーズの近作について。
これはもともと初期からの、誰に向けるでもなく、
抽象的な戯言を連ねることで飽和させる作風から来るものだとは思うけど、
切れ味が落ちているというよりは、本当にただの戯言になってしまっている。
戯言ついでに最近は前奏曲よろしく話の予告みたいなものも兼ねているようだけど、
したらばもっと直接斬り込めばいいだろうに。

話が軌道に乗り出すと、いつもどおりのそれなりの面白さ。
最後がどうしても説教臭くなるのもいつもどおり。

話のオチも説教にするほどに言葉を武器にしておきながら、
一方ではどうということはない薄い戯言を垂れ流す。
ただしキャラクターだけは本当にいきいきと動かして、
読者サービス(?)も忘れない。

良くも悪くも今風のキャラクター小説です。

ただし今作は語り部の性格から、
セカンドシーズンの中でも割りと堅実な方だと思います。
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.20
(5pt)

恋物語

恐らくこの物語、千石撫子とゆう女の子の抱えている問題、彼女の幼さ、これを解決するのは貝木言うところの“子供”暦やひたぎ達では解決出来ない問題だったんだと思う。

貝木は恐らく人生をそれなりに歩んだ大人なら誰でもが言いそうな事を言っただけだ、
しかしそれは大人でないと言えない事、だが千石には普通の大人達には気付いてもらえなかった、教えてもらえなかった事でもある。

それを貝木が知り、教えたのだ貝木なりの優しさで

そんな彼、貝木泥舟と言う“大人”は見ていてとても格好良かった。

そんな大人の格好を教えてもらった物語でした。

西尾先生ファイルシーズンでしっかり終わりにしてくださいね(笑)
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4062837927
No.19
(5pt)

騙された

ネタバレあり
まず最初からいきなり騙されました!

前作から言われてた戦場ヶ原目線の物語かと思いきやなんと語り部は詐欺師・貝木泥舟!
貝木独特な語り口、言い回しは西尾維新らしさ全開
しかし読んでてくどく無く西尾節が気にならない程の読みやすさ引き込まれました!

前作までに多用されていたメタ視点の発言も語り部がこれなのでほぼ無く、内容に無駄がなく飽きずに読めました
ファイナルシーズンもあるということで伏線はすべては回収しきれてはいないがセカンドシーズンをすっきり終えることはできました

戦場ヶ原ひたぎの過去、それに深く関わった詐欺師貝木泥舟
少しずつ明らかにされ貝木の自分の中の評価が急騰
こいつら両想いかよ
今作は貝木と戦場ヶ原の恋物語だと言っても過言でない気が……
いくつか新たに気になる伏線を残しファイナルシーズンへ
次回作もかなり期待です
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4062837927
No.18
(5pt)

まあこうなるのは分かっていた。

・ファイナルシーズンとかw
・ひたぎと暦の恋物語(笑)

なんて意見があるのは分かっていたし、言いたい気持ちはよく分かる。

分かるからこそ、本編だけで評価しました。


今回は結構予想外の人の1人称で始まります。
正直このタイミングで?って感じもしなくもないですが、
読んでみると意外に面白い。
イメージ変わるね、いい意味で。

話そのものも流石に上手く組み立てているし、
ファイナルシーズン(笑)に向けて、謎を分かりやすく提示してきてます。
最後も上手く終わらせたかと。


読んでみたら、ある意味タイトル「恋物語」そのものだと思うので、
今までの作品読んできた方はぜひ読んで見てください^^


ファイナルシーズンのおかげで来年もまったり楽しめそうです。
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.17
(5pt)

ひたぎ可愛いじゃん!

ここ最近、西尾維新にハマってハマってハマってしまって、しょうがない。

戯言シリーズも世界シリーズも全部読破しちゃうし、買っちゃうし、お金ないし……。

そんなことしてたら、物語シリーズ《ラスト》じゃん!買わなきゃ!!

つって、買ったらラストじゃないじゃん!!

エンド書いとるのに、エンドやないやんけ!!
ひたぎ書いとるのに、主役おっさんやんけ!!

なんて野暮なツッコミをいれつつ、大変面白く読ませてもらいました。

皆さんが書いているように、まぁ西尾先生お得意の《嘘つき》の物語。
(最近じゃあ、『めだかボックス』の球磨川がかなり最高なキャラクターですよね!)

ホント、こういうキャラクターを書かせたら巧いのなんのって。
まぁ、こういうキャラクターだからいつ「まぁ、ここまで書いてきたことは全部嘘だった」ってひっくり返されるかなぁなんて身構えてもしまいましたが、(実際、『きみとぼくが壊した世界』ってそういうかんじだったし)そこもまた、西尾作品の醍醐味って奴ですね!

貝木のキャラクターが最高なのは読んでもらえれば判ると思うのですが(このツンデレっぷりはたまりません)今回、実はひたぎちゃんが、かなり可愛い!!(あ、関係ないけど、貝木って、怪奇にかかってる?さっすが、西尾先生!!なんて、思ってしまいました)

個人的には、ひたぎちゃんって、どうなの?
そんなに可愛くなくね??(暴力的だしね。。。)
なんて、思っていたりもしたのですが、今作のひたぎちゃんは、すこぶる可愛い。

なんででしょう、と思っていたら、成程成程な展開。
具体的には、《戦場ヶ原は「くす」と笑った。》のところで、『クビビツリハイスクール』の萩原子荻の《『……………あは』》を思い出しました。(いわゆる、デレおったー!!というやつ)

あと最近、『めだかボックス』を読んでいても思うのですが、西尾先生、泣かせるのうまいなーという。
トリッキーでメタで天邪鬼的な作品の中で、キャラクターが本当に当たり前のことを熱く語ったりするシーンがあると、思わず、そこに胸を打つ感動が生まれてしまう。

本作では、ラストの貝木の説教。

ひねくれ者で嘘つきで拝金主義者の貝木(実際はただのツンデレ)が、嘘いつわりのない自分の本当の気持ちを伝えるシーンで思わずぐっときてしまうのです。
『めだかボックス』の球磨川が括弧をつけずに「あいつらに勝ちたい」と堂々と正直に宣言したシーンのように。

「別に幸せになることが、人間の生きる目的じゃあないからな。幸せになれなくとも、なりたいもんになれりゃいいんだし」

みんなを幸せにしてあげたい阿良々木に貝木の最後の台詞はどう響くのだろうか。
(貝木と阿良々木は対比というよりかは、完全に似た者同士という風に読めますよね。忍野とは違って)

なにはともあれ、今後の展開も見逃せないのであります。

恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.16
(5pt)

最初のページからやられた

語り部は詐欺師の貝木。最初はこれはどうなんだろうと思いましたが読み進めていくうちにキャラクターの面白さにニヤニヤしてしまいました。
彼のイメージがかなり変わる一冊です。
あと三冊刊行が予定されていますがまだ語られていない学習塾炎上事件についてやってくれるのでしょうか。期待しています。
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927
No.15
(4pt)

しっくりきました。そして 第恋話「ひたぎエンド」です!

表紙のガハラさんだけで個人的にはもう星4つです!!

今回語り手が主人公ではありませので、ほとんど脱線は無かったです(変な話です(笑)
でも一番大事な局面で、ある意味脱線したような気もします。
駅のホームで騒いでいる人達を別のホームから客観すると、当事者じゃないから見える事がある
そんな感じでしょうか?
予想とは違いましたが恋物語だし、ちゃんと第恋話「ひたぎエンド」にもなっていたと思います。
主人公に感情移入してる男心には所々少しだけ、もやっとしたものがありました(笑

読んでる最中の萌え、ニヤニヤ、高揚感はいつもより少なかったです。
相変わらずのご都合展開?、深く作り込んでいるようで要らない所は
空っぽじゃないのか?な感じや、残りページを見て「おいまさかいつもの…」な所は
毎度おなじみでしたがそれでも面白かったです。

私はキャラや価値観が沢山登場している様で、結局は落ちやテーマに沿って
段取りをこなして行くだけ、一人の人間、作者の脳内対話なだけの作品が
価値観が合わなかった時にどうにも出来ないので嫌いです。
(物語はそんなもので、だからこその作品なのかもしれませんが)

このお話は今まで読んだこの作者の本の中で一番しっくりきたかもしれません。
それぞれのキャラが居てそれぞれに思って動いてこの話はこの時はこう落ちた。
最後にはちゃんと納得できました。
主観なんでやっぱりたまたま肌に合ってただけかも知れません
次巻も楽しみです。
恋物語 (講談社BOX) Amazon書評・レビュー: 恋物語 (講談社BOX)より
4062837927