ふたり狂い

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評判

ふたり狂いの評価:

3.64/5点 レビュー 14件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.64pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 21〜29 2/2ページ
No.9
(5pt)

ハマリました

なんともいえない読後感。

心地よさか、悪さか、と言われれば後者なのだが。

何故か、著者の作品を必死で検索している自分にハッとする。

次将読書家でしたが、まだまだ未開の名著者がいるものです。
ふたり狂い (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ふたり狂い (ハヤカワ文庫JA)より
4150310513
No.8
(3pt)

さっぱりしない。

孤虫症より殺人鬼フジコ、それ以上にこの作品が楽しめた。

最初の話は、ストーカーにおびえる女流作家の話。
よくあるストーカー話が実は、というぞくっとしたエンディング。

そこに出てくる編集者が、証人が、また別の短編の主人公になるというように、
きれいにあやなすストーリーになり、最後にすべてがつながってゆく。
ただ、悲惨なほどにイケテナイのが、その順番。

あたしなら3話を最初に持ってくるけどなー。
タナカサンのキャラがしっかり暴露されているので1話を読んだ後に読んだ3話が。。
楽しさ半減。

他の組立ては満足だったのですが。

また、この作品に限らずこの人の話は、救いようのない人しか出てこないのが特徴。
誰にも感情移入が出来ずまったく感情が休まらないので、
短編で登場人物が増えると、加速度的にぎすぎすして気分が悪くなる。

というわけでどれだけ出来がよくとも、人には勧めにくいのでした。
ふたり狂い (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: ふたり狂い (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152090146
No.7
(3pt)

さっぱりしない。

孤虫症より殺人鬼フジコ、それ以上にこの作品が楽しめた。

最初の話は、ストーカーにおびえる女流作家の話。
よくあるストーカー話が実は、というぞくっとしたエンディング。

そこに出てくる編集者が、証人が、また別の短編の主人公になるというように、
きれいにあやなすストーリーになり、最後にすべてがつながってゆく。
ただ、悲惨なほどにイケテナイのが、その順番。

あたしなら3話を最初に持ってくるけどなー。
タナカサンのキャラがしっかり暴露されているので1話を読んだ後に読んだ3話が。。
楽しさ半減。

他の組立ては満足だったのですが。

また、この作品に限らずこの人の話は、救いようのない人しか出てこないのが特徴。
誰にも感情移入が出来ずまったく感情が休まらないので、
短編で登場人物が増えると、加速度的にぎすぎすして気分が悪くなる。

というわけでどれだけ出来がよくとも、人には勧めにくいのでした。
ふたり狂い (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ふたり狂い (ハヤカワ文庫JA)より
4150310513
No.6
(3pt)

時系列人物相関図作成依頼。

「孤虫症」「殺人鬼フジコ」や、ブログ内容のぶっ飛び度が
気に入って、読破。

勝手な思い込み・人格破壊・狂気を書かせたら天下一品の
真梨氏の連作短編集。

しかし、今作はまとまりが・・・。

タイトルに書いたように、絡み合う人物・事件、そして、
文中に出てくる「*」の解釈がゴチャゴチャ!

読み返したり、メモを取ったりが必須で、内容に
のめり込めなかったのが残念。

誰か、「イニシエーション・ラブ」のように、解説
してもらえませんかねぇ。

まだ、「イニラブ」の方が、読んだ自分の浅はかさに後悔し、
読み返すのが楽しかったけど、今作に至っては、ほとんど
作業に近く、整理したところで、意味もないか、と途中で
投げ出しました。

相変わらず、狂人に至る過程と表現は秀逸なんだけど、
なんだかそれも全体のプロット整理で、短絡的・希薄な印象しか
残らなかったのが残念です。

これも、氏の作戦だとしたら、ちょっとやりすぎなのでは・・・。


ふたり狂い (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ふたり狂い (ハヤカワ文庫JA)より
4150310513
No.5
(3pt)

時系列人物相関図作成依頼。

「孤虫症」「殺人鬼フジコ」や、ブログ内容のぶっ飛び度が
気に入って、読破。

勝手な思い込み・人格破壊・狂気を書かせたら天下一品の
真梨氏の連作短編集。

しかし、今作はまとまりが・・・。

タイトルに書いたように、絡み合う人物・事件、そして、
文中に出てくる「*」の解釈がゴチャゴチャ!

読み返したり、メモを取ったりが必須で、内容に
のめり込めなかったのが残念。

誰か、「イニシエーション・ラブ」のように、解説
してもらえませんかねぇ。

まだ、「イニラブ」の方が、読んだ自分の浅はかさに後悔し、
読み返すのが楽しかったけど、今作に至っては、ほとんど
作業に近く、整理したところで、意味もないか、と途中で
投げ出しました。

相変わらず、狂人に至る過程と表現は秀逸なんだけど、
なんだかそれも全体のプロット整理で、短絡的・希薄な印象しか
残らなかったのが残念です。

これも、氏の作戦だとしたら、ちょっとやりすぎなのでは・・・。


ふたり狂い (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: ふたり狂い (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152090146
No.4
(5pt)

モヤモヤ感が快感☆現代の狂気を集約したタペストリー

現代社会とその中で暮らす人々が抱ええる闇を

繊細かつ濃密な文章で描く著者による連作短編集


ある女性小説家が刺された事件を起点として

それに関係する人々の諸相と、彼らが巻き込まれる事件を描きます。


クレーマー、ストーカー、盗聴

ネットでの悪質な書き込み、食品への異物混入・・・


個別に語られる事件はやがて

現代人の悪意・狂気を集約した巨大なタペストリーを浮かび上がらせる。


個人的なおススメは、

読んでいるうちに頭がクラクラしてくる『デジャヴュ』

そして、終章に当たる『フォリ・ア・ドゥ』

とりわけ終章のラストシーンは

まったくの第三者としてこの場にいたい!!!と思ってしまいました☆


スッキリした解決

道徳的に正しい物語を求めない方には

この上なくおススメの本書☆


時系列や人物関係が複雑なので

一度でキチンと理解したい方は図等を書いた方がよいと思いますが

個人的には繰り返し読むことを前提に楽しんでいただければ−と思います☆

ふたり狂い (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ふたり狂い (ハヤカワ文庫JA)より
4150310513
No.3
(5pt)

モヤモヤ感が快感☆現代の狂気を集約したタペストリー

現代社会とその中で暮らす人々が抱ええる闇を

繊細かつ濃密な文章で描く著者による連作短編集


ある女性小説家が刺された事件を起点として

それに関係する人々の諸相と、彼らが巻き込まれる事件を描きます。


クレーマー、ストーカー、盗聴

ネットでの悪質な書き込み、食品への異物混入・・・


個別に語られる事件はやがて

現代人の悪意・狂気を集約した巨大なタペストリーを浮かび上がらせる。


個人的なおススメは、

読んでいるうちに頭がクラクラしてくる『デジャヴュ』

そして、終章に当たる『フォリ・ア・ドゥ』

とりわけ終章のラストシーンは

まったくの第三者としてこの場にいたい!!!と思ってしまいました☆


スッキリした解決

道徳的に正しい物語を求めない方には

この上なくおススメの本書☆


時系列や人物関係が複雑なので

一度でキチンと理解したい方は図等を書いた方がよいと思いますが

個人的には繰り返し読むことを前提に楽しんでいただければ−と思います☆

ふたり狂い (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: ふたり狂い (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152090146
No.2
(5pt)

伝染する狂気?

「ふたり狂い」とは、妄想を抱いている人と一緒にいるうちに、他の人もその妄想が感染するという精神の病ということですが…。
さて、この作品は連作短編集です。が、長編としても読むことができます。
「エロトマニア」「カリギュラ」「ホットリーディング」など、精神病や心理学に関連する用語が各短編のタイトルで、独立した事件を扱ってはいるのですが、登場人物が次々と複雑にからみあってきて、ラスト、「ふたり狂い」というタイトルの短編で想像もしない着地点に到達します。
真梨幸子さんは、いままでも「狂気」や「壊れる人々」を描いており、異常な心理描写には定評があるのですが、この作品は、さらに異常心理に迫っています。
とはいえ、他の作品とはちょっと違って、かなりユーモラスに書かれているので、「くすっ」と笑いながら読み進めることができます。それだけでなく、ぞぉぉぉっとすることもできるので、一冊で二度も三度もおいしい短編集です。

ふたり狂い (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ふたり狂い (ハヤカワ文庫JA)より
4150310513
No.1
(5pt)

伝染する狂気?

「ふたり狂い」とは、妄想を抱いている人と一緒にいるうちに、他の人もその妄想が感染するという精神の病ということですが…。
さて、この作品は連作短編集です。が、長編としても読むことができます。
「エロトマニア」「カリギュラ」「ホットリーディング」など、精神病や心理学に関連する用語が各短編のタイトルで、独立した事件を扱ってはいるのですが、登場人物が次々と複雑にからみあってきて、ラスト、「ふたり狂い」というタイトルの短編で想像もしない着地点に到達します。
真梨幸子さんは、いままでも「狂気」や「壊れる人々」を描いており、異常な心理描写には定評があるのですが、この作品は、さらに異常心理に迫っています。
とはいえ、他の作品とはちょっと違って、かなりユーモラスに書かれているので、「くすっ」と笑いながら読み進めることができます。それだけでなく、ぞぉぉぉっとすることもできるので、一冊で二度も三度もおいしい短編集です。

ふたり狂い (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: ふたり狂い (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152090146