ダークゾーン

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評判

ダークゾーンの評価:

3.49/5点 レビュー 140件。 C ランク

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平均点3.49pt

Amazonレビュー一覧

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未読の方はご注意ください

全142件 141〜142 8/8ページ
No.2
(4pt)

バトルシーンが多すぎ?

著者の本は、読み始めると、その世界に入ってしまい一気に
読み終えてしまう。この本も他作品と変わらず引き込まれる
内容だ。

これまでの著者の本と異なる点はバトルシーンの多さだろう。
その反面、ストーリ性は乏しく、その面白さは半減していた。
また、予想のつく終わり方であり、読んでいて驚きも少ない。
読後感も悪く全体として残念な作品である。

著者が書いた本の中では、けして高い質のものではない。それでも
面白いことは確かであり、さすが貴志佑介と感じた。

次回作が楽しみだ。

ダークゾーン Amazon書評・レビュー: ダークゾーンより
4396633580
No.1
(5pt)

手に汗にぎる凄惨な頭脳戦

「ダークゾーン」で目覚めたら異世界でいきなり戦闘!
……という、わけのわからない不条理なゲーム的状況から突然物語は始まります。

「赤の王将(キング)」として塚田は「鬼土偶・火蜥蜴・死の手・皮翼猿・一つ眼」という5人の役駒と6人の歩兵、6人のディフェンダーを従えて、青の軍勢と闘わなければならない。
敵方にも「青銅人・毒蜥蜴・蛇女・始祖鳥・聖幼虫」という特殊能力を持つ役駒があり、殺した敵駒は自軍の持ち駒として再生し活用できる。
ゲームのキャラクターのように異様な姿の駒たちは、どうも塚田の知っている人たちのよう。
「青の王将」を4回殺せば赤の軍勢の勝ち、「赤の王将」である塚田が4回殺されれば赤軍の負け。
塚田自身も、虹彩が4つある姿に変容し、戦いに負けるたびに4つの視力が一つずつ奪われていく。
味方の一人「死の手」は塚田の恋人であり、敵軍の大将である「青の王将」は塚田がプロになるための将棋のライバル。
そして、小さな島のようなこの異世界は、塚田が過去に来たことのある軍艦島に酷似している……

ダークゾーンにおける塚田の8つの凄惨な「対局」と、ダークゾーンにくる前の世界の8つの「断章」とが交互に語られます。
短い断章では、棋士を目指す塚田の日常生活を描きながら、ある事件の真相が少しずつ明らかにされていきます。

なぜ自分たちはこんな不条理な世界にいるのか?……という謎に対するオチは好き嫌いが分かれるかもしれませんが、それよりも、手に汗握る頭脳戦こそが本書の醍醐味。
まさに『クリムゾンの迷宮』『悪の経典』『新世界より』のバトル場面だけを抽出したような感じです。

なにかのインタビューで好きな作家と作品として、山田風太郎の『甲賀忍法帖』を挙げていた作者。
『甲賀忍法帖』も伊賀vs甲賀、両陣営の異能力を持つ忍者たちのチーム戦。
『悪の経典』で山田風太郎賞を受賞した作者の「忍法帖」へのオマージュのようにも感じられました。
ダークゾーン Amazon書評・レビュー: ダークゾーンより
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