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無痛
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無痛の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全71件 1~20 1/4ページ
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特にありません | ||||
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刑法39条にまつわる話が主題かと思ったが、ストーリー上必要な範囲を 超えてのグロい描写は外科医師の著者であっても過剰と思えた。ここまでグロさを 入れなくてもこの著者の筆力なら面白さを維持できるだろうに・・・。 | ||||
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するすると読めました。 | ||||
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医学ストリー今ハマっています。時間を忘れて読んでいます。 | ||||
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良い作品でした! | ||||
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病的か故意か刑を左右することの難しさ、犯罪の火種が身の回りにたくさんあることの恐ろしさを感じた。 不快な描写もあるものの臨場感に引き込まれ読み進めていたが、最後の最後、こじつけてまとめられたような 展開にフィクション性が強くなり気持ちが萎えてしまった。 その展開を続編でひっくり返す公算なのか、私が読み取れなかっただけだろうか。 | ||||
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最初からものすごくひきこまれて一気に読んでたのに、最後の展開がいまいちでした。続編につながるという事でその辺もしょうがないのかな。刑法39条の不条理さに改めて考えさせられる作品でした。 | ||||
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特別な能力を有するからこその独自の倫理観を持つ医師、同じく特別な能力がありながらも対極に位置するような倫理観を実行する大病院の院長医師、子供を抱えながら周囲の心を揺り動かされる臨床心理士、妄想が事件をかき乱す心を閉ざした少女、そして無痛であるがゆえに人の心がわからず操り人形と化した男、それぞれが残虐な事件をきっかけに群像劇を描いていく。 テーマは刑法第39条、心神喪失者は無罪になるということへの是非である。答えがないのはわかりきっている。そもそも法律は完璧では無く、むしろ柔軟性を帯びているからこそ有用である。その柔軟性を描くために小説という形を筆者は選択したのだろう。しかしながら下記で述べるような点においていくつかの破綻がある。 (1)特殊な能力について 主人公に人の抱えている病気を見抜く能力を設定することで、病気だけでなくその人抱えている内面までを見抜ける特別な人物として描いているが、その能力が同業者の目線的には非常に説得力が薄い。ここを土台にして臨床心理士や警官との出会いが生まれ、最終的な事件の解決にも繋がっていくので物語の世界観の鍵となるところなのだが、それを身体診察の教科書からのまるまる引用するのはいかがなものであろうか。むしろ余計な説明をしないほうが、神秘性が増し、説得力があったのではないだろうか。 (2)妄想少女について サナトリウムに入所している少女は復讐を兼ねて教師の家に行った時にうまく利用され、事件を撹乱する役割を担う。それ自体は問題ではない、むしろ物語内での役割がそれしかないことが問題なのである。非常に重要なパーツとして描かれていながら、キャラクターとしての内面性はほとんど描かれていない。時代を象徴するものとして無理やり描いているようにしか感じることができなかった。自分であればもう少し妄想という設定を利用し、無痛男とで出会わせたりして物語に深みを醸し出したいと感じた。 (3)無罪ではない 一番の問題はここだと思われる。筆者は根本的に刑法第39条を勘違いしている。心神喪失者は筆者のいうような意味での無罪になるのではない。違う形で社会に拘束されるのである。作中ではあたかも完全なる無罪放免として描かれているが実際は全く違う。(2008年の時点ではそうだったのであろうか。)少なくとも現時点では犯罪を犯したとされる心神喪失者はそれなりに長期の観察期間を厳重に設けられる。その後も慎重に観察は継続される。確かに刑務所に入るわけではないが一般的な犯罪者とどちらがいいか、という話で語れる問題ではない。そもそものスタートラインが異なるために無罪というカタチをとる、その代わり責任の取れない存在≒社会から外れた存在として扱う、という法律なのだから。刑法第39条をテーマにして描くのなら裁判の後のことについてもっと詳しく触れるべきだった。 (4)物語性について 物語の構成として捻りがない。事件があり、人々が出会い、第二の事件が起こり、犯人が捕まる。第二の事件が起こるのが非常に恣意的であることが問題である。ざっくりとまとめると、久しぶりに恩人に会いにいったところストーカーをたまたま見つけ犯罪を企てる、それを特別な能力のもった医師が見つけ、通報し、捕まえることができた、という話であるが、テーマが罪と贖罪なのだから、運命逆らえず流されていくといった要素が物語に必要不可欠だと思っていたためにこの構成は残念に感じた。 (5)浅薄な倫理観 主人公医師と院長医師の倫理観がおそらく筆者の患者さんへの考えなのだろうが非常に稚拙かつ幼稚な倫理観だな、と感じた。「抗がん剤を使わず正解だった」「どうやって生きるかが大切だと気付いた」など、どこかで聞いたことのあるような受け売りの言葉をなぜ使うのか。小説の良さを消してしまっている。 しかしながらゾッとするような自己中男の描写と皮膚などを切開する時の描写は臨場感にあふれており作者の実力を感じた。 | ||||
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毎々お世話になります。 商品がやっと到着しました。 若干遅れていたので、少し心配したのですが、良かったです。 しかし、持病の喘息持ちで小生でも、中古でこれだけ綺麗で 匂いもなく本を読める事が凄くよい気分です。 凄くいい商品を有難う御座いました。 | ||||
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最後に真犯人が主人公の為頼を呼びつけ自分の罪とその動機を自白する必然性がわからなかった(自白しなければバレなかったのでは?)。自白した事により一気に事件が解明されるのだが、出来れば自白ではなく為頼が真相に迫る感じで描いて欲しかったかな?まあ主人公はあくまで医師であり探偵や刑事ではないから仕方ないか。もう一つ不満なのは熱田に何らかの天誅が下る事を期待しながら読み進めたのだがそのような場面がなかった。これは続編に期待か。あと関係ないが佐田の | ||||
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なんだろう、文章が地味というか小説を読む楽しさがあんまりない。 真面目すぎるのか硬すぎるのか。 もう少しエンタメっぽい書き方をしてほしいと思った。 | ||||
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話としては面白いんですが、 主人公の一人、臨床心理士の女性のアホさかげんにちょっとうんざりしてしまいました。 神大の発達を出た臨床心理士ですから、頭はよく、他人の心理にも一般の人より敏感なはずですよね。 それが、あんな人間のカスみたいな最低男の正体をまるっきり見抜けなくて結婚したとか、 そこがどうにも納得できませんでした。 いくら子どもの父親を求めて必死だったといっても、子どものためにこそ、もっと慎重に相手を選ぶでしょう。 それに、いやがらせをされて警察に届けることをまったく考えないとか、 変なものを部屋の前に置かれてコンビニのゴミ箱に捨てる公共心のなさとか、 こいつアホちゃう?と思うことがあまりに多くて受け入れられませんでした。 プロットがよかっただけに残念です。 | ||||
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まるで連続テレビドラマの秀作をみているように、あっという間に引き込まれて、続きが気になって一気に読み終えてしまいました。 主人公の温和で少しぶっきらぼうなキャラクターは個人的に大好きです。他の登場人物はとてもユニークで、一人一人の人物像が絵になって頭に浮かびました。 ストーリーを通じてテーマとなっている刑法39条に対する問題提起、現代医療の有効性に対する疑問には、なるほどと思うところがあり、新たな視座を得られました。 文体はわかりやすい辞書のようにシンプルかつ的確でリズムもよく、とても読みやすかったです。 ストーリー自体はそれほど斬新ではないものの、ハラハラドキドキの展開に、個性的キャラクターと一貫したテーマ性で、満足度の高い読後感を得られる作品だと思います。 | ||||
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あーあ遂に無痛サーガに入ってしまった。というのが正直な感想です。 観察するだけで検査もせずに病状だけでなく凶悪犯罪を犯すかどうかまで見抜くことのできる医師。精神疾患の犯罪が無罪となる刑法三十九条に強い反感を抱く刑事。尖頭症で無痛症、普段は大人しいが些細なきっかけで犯因症の危険な徴候を示す発達障害の青年。 幸せな教師一家殺人事件と施設の臨床心理師を狙うストーカー事件を絡めて物語は医療と刑法の闇にフィーチャーして行き一気にラストまで引っ張ります。 本編は無事落着しますが産まれた濃いい登場人物たちはこれで収まることなく次作以降でも物語を生き続けるようです。 医療と犯罪、両者の現状の問題点と異常心理。新鮮な見識とダークでキャッチフルなグロ感溢れるヤマ場。正常でも清浄でもありませんが本読みを惹き付けて離してくれません、鼻面を掴んで引っ張り回します。 自分がこういう世界に惹かれる後ろめたさを味わいながらも続きを見届けずにはいられません。 それと、この本を読むと通り魔の被害を避けることができるかも知れないという実益もついております。ここ、大事かも知れませんね | ||||
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人間が抱える病気・果ては犯罪の兆候まで見ただけでわかるという本作の主人公。そのため序盤は「超能力ものかな?」と思いましたが、なるほど、長年の経験で見抜いているというものでした。そんなことできるわけないよと興醒めしなかったのは説得力がすさまじかったからでしょう。著者は実際に医療に精通した方のようで、それも納得、全編に渡り濃い医療描写でした。 しかしその能力が本編に深く関わってくるかというとそんなこともないので「見ただけでわかるわけない」という方も大丈夫なはず。むしろ本作は生理的嫌悪感を催すような描写が多いので(元夫のストーカー部分など)そこに拒否反応を示す方の方が多いかもしれません。 本作は群像劇形式で進み、様々な視点が交互に入れ替わりますが、それぞれのキャラが立ってるので「この人誰だっけ」「今なにしてるの?」と混乱することはないはず。 ただ中盤で少し中だるみがあり、終盤で散らばった登場人物をまとめる作業がやや無理やりだった印象。特にラストは駆け足でしたね。序盤の掴みが最高だっただけに中盤・終盤が惜しかった。 正常な精神状態ではない者を罰しない39条の法律、生まれつき痛覚を持たない者などなど、その題材一つで面白い小説一本書けてしまいそうな要素が本作にはたくさん詰め込まれています。そして実際面白いのですが、やはり詰め込みすぎて回収しきれていない印象もあり。そのため☆を一つ下げています。 ラストは「ええっここで終わるの!」と思いましたが続編があるんですね。この消化不良な感じをどう回収していくのか今から読むのが楽しみです。本作だけなら☆3.5くらいかな? | ||||
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TVで下地が出来ていましたが本を読むとゆっくり理解できました。 | ||||
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ドラマがおもしろかったので興味を持って買いました ちょっと殺戮妄想の描写がえぐいので、個人的にパスです。 好きな人には申し訳ないけど。 | ||||
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氏の作品は初めてでしたが、とても読みやすく、一気に読みました。 パート2(続編)も購入致しました。 | ||||
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まだ途中ですが、引き込まれる!怖い!怖い!気になる!どうなるの? | ||||
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ドラマ化…どんな風にしたのでしょうか。 異常性ばかりが際立ち、気分が悪くなりました。 サイコとも違うので疲れて我慢して読んではいたのですが半分でやめ、最後を拾い読みしました。 結果、得るものなく終わりました。 | ||||
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