プリンセス・トヨトミ

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プリンセス・トヨトミの評価:

3.42/5点 レビュー 217件。 B ランク

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平均点3.42pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全248件 201〜220 11/13ページ
No.48
(5pt)

大阪国の人々=真田父子の生き方に通じるもの

本作品は万城目 学氏の前作『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』と比較すると、奇抜さや不可思議さのインパクトはそれほどないと思います。前作の舞台となった京都、奈良ファンタジーの大阪版という視点から読むとおそらく期待を裏切られるのではないでしょうか。
しかし、お上や権力を極端に嫌い、総じて庶民的な「大阪人的気質」がいったいどこに由来しているのか。
歴史上、豊臣方についた真田信繁(=真田幸村)が大坂冬の陣・夏の陣を通じて強大な勢力を誇る徳川家康を相手に、討死覚悟の上で武士道と義の精神を貫いて家康を追い詰めたことはよく知られていますが、本作中で国家権力や東京(江戸)を徳川方に、対する庶民性を軸とする大阪(大坂)を豊臣方に置き換えると、作者の意図するところが垣間見えてくるのではないかという気がします。
特に本作中で主人公父子の姓が「真田」など登場人物の名前の多くが戦国武将からとられており、史実の上で真田信繁(幸村)が父昌幸の精神を受け継いだように、作中「大阪国」の人々も父子の伝承を通じて豊臣家の末裔(ここでは王女)を守ることで、少なくとも精神の上では国家権力や東京中心主義に対峙して現代に至っているのではないかと…。そんな視点から読むと、大阪人気質そのものが万城目ワールド独特の歴史小説としてその中に取り込まれ、前作とはまた違った意味で面白さが感じられると思いました。なお、主人公の少年(少女?)が有する両性具有の設定については意味するところが今もよくわかりませんが。
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020
No.47
(5pt)

大阪国の人々=真田父子の生き方に通じるもの

本作品は万城目 学氏の前作『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』と比較すると、奇抜さや不可思議さのインパクトはそれほどないと思います。前作の舞台となった京都、奈良ファンタジーの大阪版という視点から読むとおそらく期待を裏切られるのではないでしょうか。
しかし、お上や権力を極端に嫌い、総じて庶民的な「大阪人的気質」がいったいどこに由来しているのか。
歴史上、豊臣方についた真田信繁(=真田幸村)が大坂冬の陣・夏の陣を通じて強大な勢力を誇る徳川家康を相手に、討死覚悟の上で武士道と義の精神を貫いて家康を追い詰めたことはよく知られていますが、本作中で国家権力や東京(江戸)を徳川方に、対する庶民性を軸とする大阪(大坂)を豊臣方に置き換えると、作者の意図するところが垣間見えてくるのではないかという気がします。
特に本作中で主人公父子の姓が「真田」など登場人物の名前の多くが戦国武将からとられており、史実の上で真田信繁(幸村)が父昌幸の精神を受け継いだように、作中「大阪国」の人々も父子の伝承を通じて豊臣家の末裔(ここでは王女)を守ることで、少なくとも精神の上では国家権力や東京中心主義に対峙して現代に至っているのではないかと…。そんな視点から読むと、大阪人気質そのものが万城目ワールド独特の歴史小説としてその中に取り込まれ、前作とはまた違った意味で面白さが感じられると思いました。なお、主人公の少年(少女?)が有する両性具有の設定については意味するところが今もよくわかりませんが。
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.46
(4pt)

荒唐無稽だが「大阪」らしい物語

荒唐無稽な話なのですが、「大阪」と言う土地柄を十分に生かしきった作品になっています。
実際、空堀商店街の人たち、もっと大きく言えば「大阪国」の人たちは、イメージ通りの「大阪人」です。
それだけこの話が「大阪」と言う町に密接に繋がっており、それ以外の町ではとてもこの物語はなりたたなかったでしょう。
テンポが今まで程良くないという批判もあるようですが、それだけ登場人物がしっかりと描かれており、短い段落で区切られた物語が、読む者をどんどんクライマックスへと追い込んできます。
最初から最後まで、大いに楽しめる作品でした。
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020
No.45
(4pt)

荒唐無稽だが「大阪」らしい物語

荒唐無稽な話なのですが、「大阪」と言う土地柄を十分に生かしきった作品になっています。
実際、空堀商店街の人たち、もっと大きく言えば「大阪国」の人たちは、イメージ通りの「大阪人」です。
それだけこの話が「大阪」と言う町に密接に繋がっており、それ以外の町ではとてもこの物語はなりたたなかったでしょう。
テンポが今まで程良くないという批判もあるようですが、それだけ登場人物がしっかりと描かれており、短い段落で区切られた物語が、読む者をどんどんクライマックスへと追い込んできます。
最初から最後まで、大いに楽しめる作品でした。
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.44
(4pt)

読んでるそばから頭の中で勝手に映画化していました。

初めての万城目学の本。今話題の「鴨川ホルモー」を読む前に、新刊の「プリンセス・トヨトミ」を先に読んでしまいました。冒頭いきなり、東京駅を新大阪に向けて発車する新幹線の中の3人の検査官のキャラが強くて、思わず頭の中でキャスティング。副長の鬼の松平は、吹越満がいいと思ったけどやっぱり柳葉敏郎かも。めちゃくちゃ頭とスタイルのいい旭ゲーンズブールは土屋アンナにやってもらいたい。鳥居は、ドランクドラゴンの塚地しか思い浮かびません。そして、私の頭の中にはまだ映画化されてもいないこの作品の映像が鮮明に映し出されるのです。狭い路地をいくつも抱えた空堀商店街の片隅に建つレンガ色のレトロな長濱ビルも、毎朝、似合わないセーラー服姿の奇妙な男子(?)中学生が手を合わせる巳さんも、真っ赤にライトアップされた大阪城も、まるで映画を観ているように、目の前に浮かび上がって来ました。そして、終盤、こういう荒唐無稽な話は、なんだかな〜とはぐらかされた気持ちがして読み終わることが多いのですが、この本には、大阪人の男と女について実に深い観察眼があり、なるほどな〜。だからこの男の子の設定も、そういうことになってたのか〜と伏線がつながり、すべて府に落ちてすっきりするのです。実際の映画化の話も近い将来ありそうですが、キャスティングがとても楽しみです。
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020
No.43
(4pt)

読んでるそばから頭の中で勝手に映画化していました。

初めての万城目学の本。今話題の「鴨川ホルモー」を読む前に、新刊の「プリンセス・トヨトミ」を先に読んでしまいました。冒頭いきなり、東京駅を新大阪に向けて発車する新幹線の中の3人の検査官のキャラが強くて、思わず頭の中でキャスティング。副長の鬼の松平は、吹越満がいいと思ったけどやっぱり柳葉敏郎かも。めちゃくちゃ頭とスタイルのいい旭ゲーンズブールは土屋アンナにやってもらいたい。鳥居は、ドランクドラゴンの塚地しか思い浮かびません。そして、私の頭の中にはまだ映画化されてもいないこの作品の映像が鮮明に映し出されるのです。狭い路地をいくつも抱えた空堀商店街の片隅に建つレンガ色のレトロな長濱ビルも、毎朝、似合わないセーラー服姿の奇妙な男子(?)中学生が手を合わせる巳さんも、真っ赤にライトアップされた大阪城も、まるで映画を観ているように、目の前に浮かび上がって来ました。そして、終盤、こういう荒唐無稽な話は、なんだかな〜とはぐらかされた気持ちがして読み終わることが多いのですが、この本には、大阪人の男と女について実に深い観察眼があり、なるほどな〜。だからこの男の子の設定も、そういうことになってたのか〜と伏線がつながり、すべて府に落ちてすっきりするのです。実際の映画化の話も近い将来ありそうですが、キャスティングがとても楽しみです。
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.42
(4pt)

大阪が元気になりますように。

大阪人が守り続けてきたもの。
今の大阪は大阪国としての気概を
失いつつあるのではないですか。
リトルトーキョーなんて大阪の存在価値ない。
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020
No.41
(4pt)

大阪が元気になりますように。

大阪人が守り続けてきたもの。
今の大阪は大阪国としての気概を
失いつつあるのではないですか。
リトルトーキョーなんて大阪の存在価値ない。
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.40
(5pt)

マルケス級の才能です。マジで。

例によって大胆かつ周到な大ボラ噺ではありますが、
根底に骨太な主張が埋め込まれているので、
旧作とは比較にならないほど読み応えがあります。
情で結びついた社会の強さ、あるいは思いやりの共有。
それらが後半に行くほど鮮明に浮かび上がり、重みを増していきます。
終盤、ある人物の落涙に激しく琴線をかき鳴らされたのは、
自分自身が肉親との対話を軽視してきたからに他なりません。
そろそろ親父と膝突き合わせなきゃとマジで痛感しました。

冒頭から仕掛けとギャグで徹底的に楽しませつつ、
思春期の少年が性同一性障害とどう向き合うべきか、
周囲がそれをどう受け止めるべきかなど、
かなりハードな問題提起も成されていて気を抜けない。
それでいて説教臭くならない辺りが、
多くの読者がこの作家に漱石の面影を見る所以でしょう。

膨大な読書量に裏打ちされた端正な文体と
規格外の想像力・構成力で注目された万城目氏ですが、
本作で国民的小説家への第一歩を踏み出した気がします。
マルケス級の才能の萌芽に立ち会えた僥倖に感謝。
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020
No.39
(5pt)

マルケス級の才能です。マジで。

例によって大胆かつ周到な大ボラ噺ではありますが、
根底に骨太な主張が埋め込まれているので、
旧作とは比較にならないほど読み応えがあります。
情で結びついた社会の強さ、あるいは思いやりの共有。
それらが後半に行くほど鮮明に浮かび上がり、重みを増していきます。
終盤、ある人物の落涙に激しく琴線をかき鳴らされたのは、
自分自身が肉親との対話を軽視してきたからに他なりません。
そろそろ親父と膝突き合わせなきゃとマジで痛感しました。

冒頭から仕掛けとギャグで徹底的に楽しませつつ、
思春期の少年が性同一性障害とどう向き合うべきか、
周囲がそれをどう受け止めるべきかなど、
かなりハードな問題提起も成されていて気を抜けない。
それでいて説教臭くならない辺りが、
多くの読者がこの作家に漱石の面影を見る所以でしょう。

膨大な読書量に裏打ちされた端正な文体と
規格外の想像力・構成力で注目された万城目氏ですが、
本作で国民的小説家への第一歩を踏み出した気がします。
マルケス級の才能の萌芽に立ち会えた僥倖に感謝。
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.38
(4pt)

荒唐無稽。だけどそれが面白い。

以前、ドラマ版の鹿男に夢中になったこと、
そして自分が大阪人であるということで、この本を手に取りました。
作者が大阪出身なので、非近畿圏の作者が書く、
しつこいような(でんがなまんがな調な)違和感のある関西弁ではなく、
関西人にとって違和感の少ない、自然な関西弁で、
地元の人間としては読みやすく、親しみも持てました。

内容については、この作品ではどれを述べてもネタばれになりそうな感がありますので多くは書きませんが、
帯や内容紹介にある、「大阪全停止」というのは、全体の三分の二が終わってからのことで、
それに関する謎解きの類いもあまりありませんので、
帯や内容紹介を見て買おうか悩んでいる、という人には注意が必要かもしれません。
メインは「会計検査院から検査に派遣された三人対大阪」という構図で話は進んでいくのですが、
中盤辺りから、まさに荒唐無稽、ややファンタジーや妄想の域に入るほど、
話は明後日の方向に向かっていきます。
しかし、それも作者の歴史と大阪人気質に関する造詣の深さでなんとかカバーされ、
骨のある話になっていると思います。

特に面白いのはそれぞれの登場人物の名前でしょう。
東京(つまり東)から派遣された三人がそれぞれ松平、旭(これはファーストネームですが)、鳥居、
大阪(つまり西)に住む人々の名前が、真田、橋場、島と、
戦国時代後期の歴史に詳しい方なら、
名前だけで登場人物の大体の立ち位置がわかるような構造になっています。
話の内容的にも、歴史についてより詳しい方が、ニヤリとできる箇所が多いかもしれません。

また、荒唐無稽な話でありながらも、根底のテーマはしっかりとしたものを持っていて、
ただ作者の妄想を書いただけの絵空事に留まらない、面白い小説でした。
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020
No.37
(4pt)

荒唐無稽。だけどそれが面白い。

以前、ドラマ版の鹿男に夢中になったこと、
そして自分が大阪人であるということで、この本を手に取りました。
作者が大阪出身なので、非近畿圏の作者が書く、
しつこいような(でんがなまんがな調な)違和感のある関西弁ではなく、
関西人にとって違和感の少ない、自然な関西弁で、
地元の人間としては読みやすく、親しみも持てました。

内容については、この作品ではどれを述べてもネタばれになりそうな感がありますので多くは書きませんが、
帯や内容紹介にある、「大阪全停止」というのは、全体の三分の二が終わってからのことで、
それに関する謎解きの類いもあまりありませんので、
帯や内容紹介を見て買おうか悩んでいる、という人には注意が必要かもしれません。
メインは「会計検査院から検査に派遣された三人対大阪」という構図で話は進んでいくのですが、
中盤辺りから、まさに荒唐無稽、ややファンタジーや妄想の域に入るほど、
話は明後日の方向に向かっていきます。
しかし、それも作者の歴史と大阪人気質に関する造詣の深さでなんとかカバーされ、
骨のある話になっていると思います。

特に面白いのはそれぞれの登場人物の名前でしょう。
東京(つまり東)から派遣された三人がそれぞれ松平、旭(これはファーストネームですが)、鳥居、
大阪(つまり西)に住む人々の名前が、真田、橋場、島と、
戦国時代後期の歴史に詳しい方なら、
名前だけで登場人物の大体の立ち位置がわかるような構造になっています。
話の内容的にも、歴史についてより詳しい方が、ニヤリとできる箇所が多いかもしれません。

また、荒唐無稽な話でありながらも、根底のテーマはしっかりとしたものを持っていて、
ただ作者の妄想を書いただけの絵空事に留まらない、面白い小説でした。
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.36
(5pt)

クサイけど、うまい!大衆演劇のようだ。

はじめて浅田次郎を知ったときと 同じような読後感を持った。

空堀商店街も巳さんもタコ焼き屋も、 幼稚園も公園も十二軒町も、松屋町筋も谷町筋も上町筋も、 大阪城も森ノ宮駅も噴水も府庁も府警もNHKも、 ビックマンもグリコの看板も浜寺公園駅も、全部知ってる、 日常利用している、行ったことがある。 (唯一、蜂須賀組の事務所が特定できず残念)
すべてが、自分の生活圏の中で展開される物語ゆえ、 たぶん他の人の数十倍、数百倍もリアルな錯覚を楽しめたことを、意図的に思いっきり差し引く作業をしたとしても、 星5つ。

大阪を知っているものには、 一見、無理目ないろんな設定も妙に腑に落ちる。
知らない人でも実際の街、 路地を歩いたなら「ありかも」と思うんじゃないかな。

大輔の存在、設定に「?」をもつ人がいるようだけれど、 彼はさまざまに“大阪”のメンタリティを体現してるし、 すべては必然に帰結すると思う。 (森下裕美の『大阪ハムレット』の影響もある?)

「お前らアァッ、お父ちゃんの言うこと聞けエェェェッ」は、まんま、大阪のおばちゃんの強さやからね。

最後のゲーンズブールの展開する大団円は、 まんま浅田次郎調。
クサイけど、うまい!大衆演劇のようだ。
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020
No.35
(5pt)

クサイけど、うまい!大衆演劇のようだ。

はじめて浅田次郎を知ったときと 同じような読後感を持った。

空堀商店街も巳さんもタコ焼き屋も、 幼稚園も公園も十二軒町も、松屋町筋も谷町筋も上町筋も、 大阪城も森ノ宮駅も噴水も府庁も府警もNHKも、 ビックマンもグリコの看板も浜寺公園駅も、全部知ってる、 日常利用している、行ったことがある。 (唯一、蜂須賀組の事務所が特定できず残念)
すべてが、自分の生活圏の中で展開される物語ゆえ、 たぶん他の人の数十倍、数百倍もリアルな錯覚を楽しめたことを、意図的に思いっきり差し引く作業をしたとしても、 星5つ。

大阪を知っているものには、 一見、無理目ないろんな設定も妙に腑に落ちる。
知らない人でも実際の街、 路地を歩いたなら「ありかも」と思うんじゃないかな。

大輔の存在、設定に「?」をもつ人がいるようだけれど、 彼はさまざまに“大阪”のメンタリティを体現してるし、 すべては必然に帰結すると思う。 (森下裕美の『大阪ハムレット』の影響もある?)

「お前らアァッ、お父ちゃんの言うこと聞けエェェェッ」は、まんま、大阪のおばちゃんの強さやからね。

最後のゲーンズブールの展開する大団円は、 まんま浅田次郎調。
クサイけど、うまい!大衆演劇のようだ。
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.34
(4pt)

手軽に読める

作者の著作を初めて読みましたが、手軽に読めてスピード感があり楽しめました。
大阪の方が読まれるといっそう面白いでしょうね。

鳥居くんは、鳥居強右衛門の子孫なのかな?
旭は、秀吉の妹で家康の正室の朝日(旭)姫?
島くんは、島左近かな?
あとはみんなわかるよね♪
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020
No.33
(5pt)

セーラー服は真田の赤備え

男子中学生の大輔がセーラー服で登校することより、大輔は性同一性障害かという議論もあるが、大輔は自分のことを「ぼく」と呼んでいて、性同一性障害にしては、ややおかしい。
しかし、大輔が真田である事を考えると、筆者の意図がわかる。

つまり、
セーラー服=女子の服=赤色の服=真田の赤備え、
という図式。
すなわち、大輔君が学校にセーラー服で登校していく姿は、真田隊が大阪夏の陣で、赤備えで徳川本陣へと突っ込んでいく姿に重なる次第である。

プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020
No.32
(4pt)

手軽に読める

作者の著作を初めて読みましたが、手軽に読めてスピード感があり楽しめました。
大阪の方が読まれるといっそう面白いでしょうね。

鳥居くんは、鳥居強右衛門の子孫なのかな?
旭は、秀吉の妹で家康の正室の朝日(旭)姫?
島くんは、島左近かな?
あとはみんなわかるよね♪
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.31
(5pt)

セーラー服は真田の赤備え

男子中学生の大輔がセーラー服で登校することより、大輔は性同一性障害かという議論もあるが、大輔は自分のことを「ぼく」と呼んでいて、性同一性障害にしては、ややおかしい。
しかし、大輔が真田である事を考えると、筆者の意図がわかる。

つまり、
セーラー服=女子の服=赤色の服=真田の赤備え、
という図式。
すなわち、大輔君が学校にセーラー服で登校していく姿は、真田隊が大阪夏の陣で、赤備えで徳川本陣へと突っ込んでいく姿に重なる次第である。

プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X
No.30
(5pt)

父親とゆっくり歩いてみたくなる本です

これは現実?空想?自分のいる世界が実は架空の世界なんじゃないか?本の中の世界が現実なんじゃなか?と感じるほどのめり込んでしまう魅力的な本です。
万城目作品の登場人物はいつも多彩ですが、「こんなのありえない!」と突っ込みつつも、実はどこか自分にも思い当たるふしがあるから、本の世界に入り込めるのでしょうね。
大阪で生まれ、京都の大学に通う万城目氏と同じような道を毎日通っているはずなのに、自分にはこのような発想がありません。同じものを見ていたとしても、人とは違うような観点から見つめ、それをアウトプットできる能力に脱帽です。
父親と一時間、二時間かけてゆっくりと歩いてみたくなる・・・うーん、やっぱり恥ずかしいかな?会話がなくても、まぁいいか。
お勧めです。
プリンセス・トヨトミ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミ (文春文庫)より
4167788020
No.29
(5pt)

父親とゆっくり歩いてみたくなる本です

これは現実?空想?自分のいる世界が実は架空の世界なんじゃないか?本の中の世界が現実なんじゃなか?と感じるほどのめり込んでしまう魅力的な本です。
万城目作品の登場人物はいつも多彩ですが、「こんなのありえない!」と突っ込みつつも、実はどこか自分にも思い当たるふしがあるから、本の世界に入り込めるのでしょうね。
大阪で生まれ、京都の大学に通う万城目氏と同じような道を毎日通っているはずなのに、自分にはこのような発想がありません。同じものを見ていたとしても、人とは違うような観点から見つめ、それをアウトプットできる能力に脱帽です。
父親と一時間、二時間かけてゆっくりと歩いてみたくなる・・・うーん、やっぱり恥ずかしいかな?会話がなくても、まぁいいか。
お勧めです。
プリンセス・トヨトミ Amazon書評・レビュー: プリンセス・トヨトミより
416327880X