ジェノサイド
評判
ジェノサイドの評価:
3.76/5点 レビュー 601件。 S ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全76件 61〜76 4/4ページ
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ジェノサイドの評価:
3.76/5点 レビュー 601件。 S ランク
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エンターテイメント作品としては、高評価です。
文章は平易で読みやすく、専門用語などの解説も丁寧です。
物語の展開もスピーディーで、ぐいぐい読ませる作者の力量には舌を巻きます。
一方で、ストーリーは破綻気味です。
本作では高度な知性の誕生がキーワードになるのですが、その『高度な知性』の知性が低いため、終始気になります。
詳細に書いてしまうとネタばれになるので避けますが、物語の発端からして無理があります。
しゃべることもままならず、まともに歩くことすらできない自らの生命を危険にさらす理由が弱すぎます。
そもそも、物語の根幹にかかわることですが、「日本の協力者」がちゃんと仕事していれば、主人公と韓国からの留学生が登場する必要性はありません。(製薬に関しては財団の力でどうとでもなるし、門外漢の研究者や大学院生に任せるより確実でしょう)
読み終えた感想としては、この『高度な知性』は結局何をしたかったのだろうかということです。
不完全な知性である我々には想像もつかないということでしょうか?
また、作者の日本人観が物語へ没入しきれない一因となっており、残念に感じました。
好意的に解釈するなら、現生人類の残虐性を際立たせるための描写なのかもしれませんが、完全に空回りしています。
・子供を殺戮するためだけに登場する日本人の傭兵
(狂人という以外なんの見せ場もないのに、なぜ高度な知性がこの日本人を選んだのか説明がない)
・何の脈略もなく出てくる朝鮮人蔑視の下賎な叔父と朝鮮人を賛美する立派な父親の対比
・何の脈略もなく出てくる南京大虐殺のくだり
etc
色々不満はありますが、頭を空っぽにして読むエンターテイメント作品としては、楽しめる作品だと思います。