ジェノサイド

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

ジェノサイドの評価:

3.76/5点 レビュー 601件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全406件 341〜360 18/21ページ
No.66
(5pt)

重く、そして清清しい傑作と思いました。

一気に読み終わりました。
登場人物の一言一言から、「人」という動物のさまざまな本性が伝わってきます。

親子の関係、世界平和、日々の生活。そして未来。
すべてがバラバラのようで、実は深くつながっていると気づきました。
自分との『ジョン(情)』に気づき、広げて行動することができるのか?
物語を通じて、『人としての進化』を著者から突きつけられている・・・そんな気持ちになりました。

重く、清清しい・・・近年まれに見る傑作と思います。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.65
(5pt)

本を閉じられなかったです

最近、ちまたの書評を鵜呑みにして本を買っては
ガッカリ、と言うパターンに慣れていた私は
思い切りパンチを受けました。

ホワイトハウス、コンゴ、東京の
場面がだんだんとクロスしていき
ページをめくるのももどかしいくらいの
展開に2日間で読んでしまいました。

科学的な事は詳しくありませんが、
綿密に描写されているために
現実社会との境界線が薄れて、奇想天外な
話も現実味をもって読むことが出来ます。

アフリカの悲劇、人間の愚かさ、残酷行為。
国家権力にゴミのように扱われる人の命。
そんな中、市井の人達の崇高な志が
救いの灯火のようで、胸が熱くなりました。
父と息子の話とリディアからの電話に研人が
答えた場面では涙が出ました。

政治的な意見というか描写?も入っていましたが、それは
どの国民が、というより人間全体の蛮行を
描くための手段であったと思います。
アフリカの出来事は決して他人事では無いのだと。

そして小説とはいえかなりの事が実際に起こって
いることであり、そのことが読み終えた後に
放心状態とさせたのかもしれません。

命とは?正義とは?国家とは?
エンターテイメントも満たしつつ
重く問いかけられた作品でした。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.64
(5pt)

冒険小説!!

子供のころ冒険小説を読んだように楽しく読めました。
設定マニアには物足りないでしょうが、物語の疾走感を出すにはこれで充分と感じました。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.63
(5pt)

ジェノサイドの裏にあるもの

他の方のレビューにもありますしあまり詳しく書いてしまうとこれから読む方に
申し訳ないので描写はあえて記載しませんが、私が考えさせられたことは
この小説の状況が現実に起きたら同じようなことをしまうのではないかという
事をあらためて考えさせられた一冊です。

あえて書くなら、前半の本来の「ジェノサイド」に該当する白兵戦などの描写が詳細でテンポも
ゆっくりであるのに対し、後半の情報戦部分ではテンポが速く、描写が少し荒く感じました。

この小説の「ジェノサイド」の裏にあるものを皆さんにも感じ取っていただきたいと思います。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.62
(4pt)

サスペンスは完璧、但しドラマが、、、

ストーリーはサスペンスと伏線満載で文句無しに面白い。まるでハリウッド映画かマイケル・クライトンの全盛期の小説のようだ。日本人が書く小説でこんなにストーリーの面白い小説は読んだことが無い。限りなく星5つに近い星4つである。
若干中途半端な思想的記述が出てくるが欠点というほどではない。敢えて欠点をあげるとそれはドラマあるいは心理的コンフリクトが今1つな点だ。父親との心理的葛藤を1つのテーマとしたいのだと思うが、日本人には正直ちょっとしっくりこないテーマで実際しっくりこない。どことなくリアル感に欠けるのは各種設定の非現実性からくるのではなく、そのせいだと思う。
ちなみにこの小説が「死者の代弁者」へのオマージュだと感じるのは勘違いなのか?非難ではなく、適切な本歌取りは日本文学の伝統だからよいことだと思う。ただし「死者の代弁者」の思想的コンフリクトの盛り上げ方とその解消の見事さも本歌取りして欲しかった。日本人離れしたストーリーテラーの高野氏の今後に期待したいところである。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.61
(5pt)

噂にたがわぬ面白さ。大力作!

大絶賛の評価に惹かれて読んでみた。噂は本当だった。面白いとは、こういうことを言うのだろう、という位、面白い。
何よりもまず、取り扱うテーマが、哲学性を帯びていて興味深い。人間が進化した先は、どのような生命体となるのか。また、進化した神のような知力を持つ生命体にとって、今の人間は、どう映るのだろうか。この視点から自らの存在意義を見つめなおす作業は、非常に意味のある思索を生み出すのではないだろうか。
それを、米大統領の意思決定の過程や、周囲の高官との人間模様といった政治的、人間的な要素を絡め、さらには、科学の最先端の知見も織りなしながら浮き彫りにしていく。
スリリングなストーリーもさることながら、細部にも、著者の探究心を感じさせる描写がちりばめられている。最高権力者の内に潜む宿命的な魔性を感じさせる描写にも感心させられた。
時折、残酷で、読むのが苦しくなる場面(子ども兵士を殺害する箇所など)もあるが、それも現実の反映としてやむを得ぬか…。
だが、畢竟、大いなる存在に対しては、敵対に対しては敵対的に、友好に対しては友好的に、鏡のように跳ね返ってくる。そうした因果応報こそが生命存在の根本原理であることを暗示しているように思えてならない。大力作である。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.60
(4pt)

玉に傷のある超大作

ハリウッドのSF大作やドラマ「24」を見ているかのようなスケールの大きさと臨場感がある作品だと思いました。所々「えー」と思う場面もありますが、でもどんな小説にも必ずどこかにケチをつけることはできるので、総合的に判断しておもしろい作品だと思います。

ただ、他の方もご意見されていますがストーリーの所々に著者の「歴史観」がちりばめられています。「南京大虐殺」や「関東大震災後のデマ」等々のくだりです。また「日本人は文字を発明することができなかった」というセリフや、差別主義の主人公の親戚、使い捨てキャラのような日本人傭兵の登場など、…高野氏は実は日本が嫌いだったのか、思ってしまいました。

直木賞にノミネートしながら選ばれなかったのは、そこに理由があるのではないかと邪推してしまいます。「13階段」や「幽霊人命救助隊」などでは見られなかった、唐突な著者の「歴史観」の登場に少し戸惑いを覚えました。

…それがなければスケールの大きないい作品なのに、非常に惜しいです。もちろん著者がどのような「歴史観」を持っていても本人の自由ですし、それを中傷する気はありません。ただ、個人的な「歴史観」や「思想」的なものを唐突にエンタメ系の作品の中で披露すると、かなり浮きますし作品の邪魔をしてしまうんだな、という教訓が見てとれます。

繰り返しますが、総合的にはおもしろい作品だったので次回作に期待したいと思います!
(同系統のエンタメ小説がお好きな方は「梅原克文」さんの「二重螺旋(らせん)の悪魔」がオススメです)
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.59
(5pt)

科学・国際社会・軍事面における綿密な事象分析に基づいたフィクション

著者の各分野への妥協を知らない徹底的な取材・調査に基づいた力作と感じる。分厚い単行本で専門用語も多いが文書自体は読みやすく一気に読み切る事が出来た。
フィクションではあるが現代の国際社会の情勢を細かく描写しており少々背筋が冷たくなると言うか震撼させられる。
暑い夏の夜の読書にお薦めです!(ただ寝不足にはご注意を)
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.58
(5pt)

大変な労作

実に丹念に調査、取材しここまでまとめた手腕に脱帽です。早く次回作を読みたいし、本作の映像化作品も鑑賞したいです。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.57
(5pt)

これは・・・・

なにも言うことのない
ただ読み終わった後に感じる満足感
普段小説なんて読まない私が一気に引き込まれてしまった

ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.56
(5pt)

おもしろい!!

久々に面白いSFサスペンス。細かいところまでよく調べてあるため、ホントにあるんじゃないかと思ってしまう。読んだ後も余韻が残る。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.55
(4pt)

アイデアぎゅうづめ

人類を俯瞰した観点で物語が進むが、日本人の薬学部大学院生やアメリカの民間軍事会社兵士の視点で描かれる。適度な臨場感と全体的な物語のスケールの大きさがいい具合にバランスをとっている。
 遺伝子的欠陥による特殊な病気に、謎のソフトで特効薬を作る部分が、最も力を持っていた。アフリカで世界大戦ともいうべき大紛争が混乱の中で続いているということは、衝撃の事実だった。これはフィクションかいなと思ってインターネット検索してみると、どうも本当らしいのだ。だが、この事実はもうこれだけで手一杯の重大事項なので、このボリュームの小説の一素材として描くには大きすぎた。その分、コンゴ脱出ミッションの部分で描かれた人間模様や背景は、やや皮相である。ジェノサイドと題されているからには、むしろこの部分に魂を込めるべきだったろう。別作品での執筆に期待する。
 あとのアイデアは、ミリタリーSFとでもいうジャンルの豊富なアイデアでわくわくして読めた。
 全体的に、いろんなものがぎゅうぎゅうにつまっていて、それが少しとっ散らかっていて読み進める途中で疲れた。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.54
(4pt)

ストーリーは面白いんだけど・・・

ストーリーはいいんだけど、
参考文献がそもそも傾倒しすぎているのが間違いなのか、もともとの作者の思想なのか左翼的内容が多いのが残念。
そういう意味では、J−WAVEの朝日新聞ブックバーで紹介されてただけあるかも。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.53
(5pt)

高野和明のライフワーク的最高傑作。

長編としては前作の『幽霊人命救助隊』の発表から7年も経っています。
その間のほとんどをこの『ジェノサイド』という作品を書くために、取材や勉強で
費やしたのだろうことが、読んでみれば良く分かります。
最初の100ページまでは以前の作品のようにスイスイとページをめくることが
出来ませんでした。じっくりと読まなければ、高野和明が語ろうとしていることに
ついていけないというような雰囲気がプンプンと漂っていました。
正に著者にとってのライフワーク的作品なんだろうなと思います。

それにしてもSF、ミステリー、サスペンス、アクションの要素がビックリする
くらいてんこ盛りです。よくも破綻せずに書き上げたなと感心します。
エンタメ作品ですが、高野作品に共通する「生命」に対する想いがこの作品にも
たっぷりと描きこまれており、自分自身の生き方も考えさせられます。

コンゴが舞台の場面では、「これは本当に高野作品?」と思ったりもしましたが、
日本が舞台の場面では『グレイブディッガー』を思い出させるような部分もあり
高野ファンとしては嬉しくなることも。

今後にも期待の高野和明氏ですが、正直『ジェノサイド』を超えることはかなり
難しいでしょうね。それだけの渾身の作品です。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.52
(5pt)

傑作!!!人生の宝物にします。

図書館で借りて読みましたが、買わずにいられません。
この本を読んでから、何を読んでもおもしろい本が見つかりません。
それほどの逸材です。
一人でも多くの人にこの本を!!

ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.51
(5pt)

リアリティーがある作品

店頭で何気なく購入した作品だったが、読んでいくうちにどっぷりはまってしまった。
日本、コンゴ、アメリカといった国々でパラレルに主人公が動く中、それらの主人公が交わる時に
やっと謎がとかれるといった、衝撃的な作品。まるで映画を見ている感じがした。
是非とも、映画化して欲しい作品である。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.50
(5pt)

剛速球冒険アクションSF -- 2晩の一気読み!

この手の海外を舞台にした日本版冒険小説って、外国人傭兵とかを登場させると、どっか陳腐感があったりで、
なんかコナレナイ感を感じさせられチョッとがっかりということも多かったので、本作もどっかで破綻するのでは
と、ちょっとビクついていたのだが、本当に最後の最後まで破綻なく楽しませてもらい、大変面白く読了させてもらいました。
密林での白兵戦の描写も迫力十分、今年読んだウンズロウの同じく冒険小説「サトリ」でのジャングル戦を彷彿とさせれたが、
こちらの方が、はるかに綿密に書き込まれていると感じた次第。交互に展開される日本での<新薬>話がジャングル戦と
ジワジワ交錯してゆくあたりからは、もうはまりっ放し。<新薬話>が<見るからに嘘っぽい>とのレビューもあったが、
化学が苦手な私には、この程度で十分。
モンスター部分に関しては、なかなか手の込んだ生い立ちを用意してあり、その所業にも十分伏線を張り倒して、効果を
増大させており<暴れ回るだけの怪物>とは一線を画して新鮮な感じもあり、感心させられたが、つきつめれば
映画「ターミネイター」などでのコンピューターの暴走と似たり寄ったりかも...
なにはともあれ、非常に面白い本で、海外物を贔屓にしてきた私も、これからはチョイチョイ日本物にも
注意を払わねばと、思い知らされました。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.49
(5pt)

今年1番!

読み出すと止まらない小説です。緻密に計算もされていて、非常に面白かったです。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.48
(4pt)

スケールの大きな、人類の未来を問う作品

父の突然の死・・・。葬儀もすませ大学に戻った研人に、死んだはずの父からメールが届く。ウィルス
学者だった父が最後に残したメッセージは、研人を戸惑わせるだけのものだった。創薬科学を専攻する
研人にも理解できない謎が・・・。一方、特殊部隊出身のジョナサン・イエーガーは、不治の病と闘う
息子の治療費を稼ぐために、コンゴで任務を遂行しようとしていた。研人とイエーガー、まったく関係の
ないふたりの間には、驚くべき事実が横たわっていた!!

「何というスケールの大きな作品なのだ!」読み終わった直後にそうつぶやかずにはいられなかった。
日本、コンゴ、そしてアメリカ。物語の舞台は果てしなく広い。罠にはまり追われる身となりながらも、
父の遺言に従い新薬を完成しようとする研人。その新薬とつながることになる、コンゴで命を懸けて
闘うイエーガー。物語は拡散する。どんどん、どんどん拡散する。いったい作者はどう収束させる
つもりなのか、まったく検討がつかないまま読み進めた。危機が波のように、次から次へと押し寄せる。
そして、意外な登場人物が!!彼は本当に人類の敵なのか?それとも、堕落した人類を救う救世主
なのか?その答えは誰にも分からないのだ。
思わず目をそむけたくなるような残酷な描写もあった。何かを成すためには何かを犠牲にしなくては
ならない。そのことをいやというほど思い知らされた。だが、息子が父を思う心、そして父が息子を
思う心など、胸を打つ描写もあった。「これから人類はいったいどうなっていくのだろうか?。」
遥か遠い先の人類の未来に想いをはせながら、深い感動を抱いたまま読み終えた。長いけれど一気
読み!!面白い作品だった。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.47
(5pt)

研究とは

SFではあるが、新薬開発にあたり、父親の研究者としての誇りを強く感じた。
薬品会社の研究部門が縮小していく昨今、また、大学院を出ても就職出来ない現代に緩急車へむけてのエールを感じた。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837