純平、考え直せ

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評判

純平、考え直せの評価:

3.85/5点 レビュー 81件。 B ランク

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平均点3.85pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全113件 101〜113 6/6ページ
No.13
(5pt)

今を描いたエンタメにしてアメリカン・ニューシネマの香り…感涙

「イージーライダー」「明日に向かって撃て」…アメリカン・ニューシネマのテイストと衝撃。これが本書にはあります。
一気呵成に読めるが「軽い」小説ではないです。並行して出てくる掲示板の書き込みと主人公との距離のリアルさなんて考えさせられます。お馬鹿な書き込みのやりとりは笑うけど。
そしてエンディング、いいなあ。しびれました。
全部説明したり全部を伏線にしたがる書き方の多い現代作家でこれをびしーっと決められるなんて、ほれぼれ。
編集者の作ったコピーはただのとっかかりレベルだと私は思いました。本書にはもっと深ーい面白さがあります。
傑作映画のようにしばらくしたら私はこの本を読み直すでしょう。久々に「反芻」したい本に出会えました。

純平、考え直せ Amazon書評・レビュー: 純平、考え直せより
4334927416
No.12
(3pt)

気軽に読める奥田英朗らしい佳作

下っ端やくざが鉄砲玉に指名されてからの3日間を描いた作品。笑えます。組から解放されたおかげで、なぜかいろいろな人と出会います。タイトルどおり、考え直せという人も現れ、純平君も「人生って案外悪くないかも」と思いはじめます。でも、考え直したかどうかは読んでからのお楽しみ。奥田英朗氏得意のイライラするような緊張感はないですが、気軽に読めるエンターメイントです。
純平、考え直せ (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 純平、考え直せ (光文社文庫)より
4334766625
No.11
(3pt)

気軽に読める奥田英朗らしい佳作

下っ端やくざが鉄砲玉に指名されてからの3日間を描いた作品。笑えます。組から解放されたおかげで、なぜかいろいろな人と出会います。タイトルどおり、考え直せという人も現れ、純平君も「人生って案外悪くないかも」と思いはじめます。でも、考え直したかどうかは読んでからのお楽しみ。奥田英朗氏得意のイライラするような緊張感はないですが、気軽に読めるエンターメイントです。
純平、考え直せ Amazon書評・レビュー: 純平、考え直せより
4334927416
No.10
(5pt)

映画化されるかも知れないほど面白い

冒頭から終盤まで中だるみをまるで感じさせないまま、テンポよく一定のテンションが保たれたまま読み終えることができた。稀有な読書だった。「邪魔」ではまって、ここ2作にはうまくのれなくて、勝手に「三度目の正直」とほざきながらページをめくったが、主役の純平をはじめ、登場人物の造形は「サウスバウンド」のように際立ちスカがない。「ララピポ」以来かなあ、こんなに夢中で読んだのは。やり直したくはないけれど、青春のあまりに白き輝きに嫉妬を覚えつつ目を細めっ放しだった。
純平、考え直せ (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 純平、考え直せ (光文社文庫)より
4334766625
No.9
(4pt)

軽薄と情熱の境目。

主人公は、やっきになってヤクザの世界に情熱を注ぎつつも、己の人生そのものには実に軽薄である。

それはまた、他の「リアル」な登場人物たちや、ネットの掲示板にたかる人物たちにも、同じようなことが当てはまるのではないか。

読みはじめは、まさに
「お前、バカじゃねえの?ちょっと考え直せよ」
と思わせておいて、最後はそれが静かな祈りのような、むしろ諦めのような気持ちに変わる。

読者を「世界」に引きずり込む文体に、やはり
「ああ、奥田英朗に、またしてやられた」
と思わずにいられない。

ただ、内容や人物のインパクトは、やはり伊良部シリーズやサウスバウンドには適わないのでは?という印象も否めない。

それでも、読者に自由なラストシーンを選ばせてくれるという、奥田氏の粋な計らいには、やはりやはり「してやられた」。

感謝の意をこめて星4つ。
純平、考え直せ (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 純平、考え直せ (光文社文庫)より
4334766625
No.8
(5pt)

映画化されるかも知れないほど面白い

冒頭から終盤まで中だるみをまるで感じさせないまま、テンポよく一定のテンションが保たれたまま読み終えることができた。稀有な読書だった。「邪魔」ではまって、ここ2作にはうまくのれなくて、勝手に「三度目の正直」とほざきながらページをめくったが、主役の純平をはじめ、登場人物の造形は「サウスバウンド」のように際立ちスカがない。「ララピポ」以来かなあ、こんなに夢中で読んだのは。やり直したくはないけれど、青春のあまりに白き輝きに嫉妬を覚えつつ目を細めっ放しだった。
純平、考え直せ Amazon書評・レビュー: 純平、考え直せより
4334927416
No.7
(4pt)

軽薄と情熱の境目。

主人公は、やっきになってヤクザの世界に情熱を注ぎつつも、己の人生そのものには実に軽薄である。

それはまた、他の「リアル」な登場人物たちや、ネットの掲示板にたかる人物たちにも、同じようなことが当てはまるのではないか。

読みはじめは、まさに
「お前、バカじゃねえの?ちょっと考え直せよ」
と思わせておいて、最後はそれが静かな祈りのような、むしろ諦めのような気持ちに変わる。

読者を「世界」に引きずり込む文体に、やはり
「ああ、奥田英朗に、またしてやられた」
と思わずにいられない。

ただ、内容や人物のインパクトは、やはり伊良部シリーズやサウスバウンドには適わないのでは?という印象も否めない。

それでも、読者に自由なラストシーンを選ばせてくれるという、奥田氏の粋な計らいには、やはりやはり「してやられた」。

感謝の意をこめて星4つ。
純平、考え直せ Amazon書評・レビュー: 純平、考え直せより
4334927416
No.6
(3pt)

おもしろいが、最高水準とまでは言えない

奥田英朗は「翻弄される主人公」を描くのがうまい。「サウスバウンド」では破天荒な父親に翻弄される息子をうまく描いたし、伊良部医師のシリーズでは、主人公の伊良部医師が、いろいろな患者を翻弄する。今回の主人公は暴力団に入ったばかりの21歳の青年で、歌舞伎町で出会う様々な老若男女に翻弄される。今回はさらに、ネット掲示板で主人公がとりあげられてしまう、という面白い仕掛けがある。
 しかし、ネット掲示板での書き込み自体は、とても面白いのだが、それがストーリー自体にほとんど絡んでこない。おもしろいキャラクターもたくさん出てくるが、基本的には、主人公の行動やこの本の結末に意外性はなく、魅力的な仕掛けはあるが、活かしきれていない印象である。「最悪」のときに驚かされたような、ストーリー自体の意外性はない。
 それから編集者がつけたのだろうが、帯にある、「滑稽で哀しい」というコピーはネタバレに近く、余計である。
純平、考え直せ (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 純平、考え直せ (光文社文庫)より
4334766625
No.5
(3pt)

おもしろいが、最高水準とまでは言えない

奥田英朗は「翻弄される主人公」を描くのがうまい。「サウスバウンド」では破天荒な父親に翻弄される息子をうまく描いたし、伊良部医師のシリーズでは、主人公の伊良部医師が、いろいろな患者を翻弄する。今回の主人公は暴力団に入ったばかりの21歳の青年で、歌舞伎町で出会う様々な老若男女に翻弄される。今回はさらに、ネット掲示板で主人公がとりあげられてしまう、という面白い仕掛けがある。
 しかし、ネット掲示板での書き込み自体は、とても面白いのだが、それがストーリー自体にほとんど絡んでこない。おもしろいキャラクターもたくさん出てくるが、基本的には、主人公の行動やこの本の結末に意外性はなく、魅力的な仕掛けはあるが、活かしきれていない印象である。「最悪」のときに驚かされたような、ストーリー自体の意外性はない。
 それから編集者がつけたのだろうが、帯にある、「滑稽で哀しい」というコピーはネタバレに近く、余計である。

純平、考え直せ Amazon書評・レビュー: 純平、考え直せより
4334927416
No.4
(5pt)

英朗節全開です。

奥田英朗のほぼ一年半ぶりの中編小説。あらすじは、読者のために詳しく書きませんが、やくざの鉄砲玉のお話。相変わらず奥田英朗の小説の設定はぶっ飛んでおりますが、そこは流石に奥田英朗、みごとにさばいております。歌舞伎町を舞台に常識と非常識、本音と建前、シリアスとコミカルが絶妙にぐるぐる。そこを、たまにすかします。登場人物も、こんなやつ絶対いないと断言できるが、いたらいいなと思えるぐらいに魅力的です。きっと、近い将来映像化されるんじゃないかとの期待からも、青田買いで読んでもいい作品だとおもいます。
純平、考え直せ (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 純平、考え直せ (光文社文庫)より
4334766625
No.3
(5pt)

たのしかった!!

以前から奥田作品のファンです。今回も一気に読ませてもらいました。

極道に生きる一人の青年、純平。帯にもありますが、滑稽でいて哀しい。奥田作品は、いつも押し付けがましくなく、人間の本質をつくような言葉がちりばめられていると思います。

楽しいひとときを味わいました!!
純平、考え直せ (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 純平、考え直せ (光文社文庫)より
4334766625
No.2
(5pt)

英朗節全開です。

奥田英朗のほぼ一年半ぶりの中編小説。あらすじは、読者のために詳しく書きませんが、やくざの鉄砲玉のお話。相変わらず奥田英朗の小説の設定はぶっ飛んでおりますが、そこは流石に奥田英朗、みごとにさばいております。歌舞伎町を舞台に常識と非常識、本音と建前、シリアスとコミカルが絶妙にぐるぐる。そこを、たまにすかします。登場人物も、こんなやつ絶対いないと断言できるが、いたらいいなと思えるぐらいに魅力的です。きっと、近い将来映像化されるんじゃないかとの期待からも、青田買いで読んでもいい作品だとおもいます。
純平、考え直せ Amazon書評・レビュー: 純平、考え直せより
4334927416
No.1
(5pt)

たのしかった!!

以前から奥田作品のファンです。今回も一気に読ませてもらいました。

極道に生きる一人の青年、純平。帯にもありますが、滑稽でいて哀しい。奥田作品は、いつも押し付けがましくなく、人間の本質をつくような言葉がちりばめられていると思います。

楽しいひとときを味わいました!!
純平、考え直せ Amazon書評・レビュー: 純平、考え直せより
4334927416