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叔母との旅
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叔母との旅の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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グレアム・グリーンが好きだと思っていた20代の頃、原書を買ったまま読まずじまい、とうとう翻訳で読んだが、いかん。50歳まで独身で銀行を早々と退職したという男が、母が死んでその葬儀に現れた70代後半のオーガスタおばさんと、ヨーロッパから南米まで旅をする。なんでこの男が独身なのかよく分からないし、なんで叔母さんと長旅に出るのかも分からない。そしてどうやらユーモラスであるらしい会話も、日本人にはあまり面白くないし、英文学とかの固有名詞が多い。一番いかんのはこの「叔母」がちっとも面白く見えてこず、ただ面白く見せようとする手つきばかりが見えてしまうことだが、英国にはこの手のものが多い。 英国人が読んだら面白いのだろう。日本では最近劇化されたらしく、ネット上にはその感想がけっこうあるのだが、どうも原作まで読もうという人があまりいないらしい。ここに何か現代日本の病理を感じる気がする。 | ||||
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