影武者徳川家康

評判

影武者徳川家康の評価:

4.48/5点 レビュー 147件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.48pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全158件 121〜140 7/8ページ
No.38
(5pt)

おもしろ過ぎる!

家族中から薦められて、昨日から読み始めてますがおもしろすぎます!今まで読んだ歴史小説のどれよりもお気に入り!!まず、着眼点がすごい!しかもものすごく説得力あります!登場人物も個性的で魅力的ですし、生き生きしてます。あたし的には忍びの六郎が1番好きです。強くてかっこいいんですが、かなり天然ボケなところがツボにハマった。忍びなのに喜怒哀楽がはっきりしてて、びっくりしやすいところがカワイイです!漫画版とか出てるらしいですが不要じゃないかな。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
4101174156
No.37
(5pt)

最後まで目が離せない

同名の週刊少年ジャンプ掲載の漫画から、この作品にたどり着きました。 しかし、原作のほうがはるかに奥深く、もっと大勢の人に読まれるべき存在だと思います。人間の持つ知恵の凄みというものが実感できる作品です。 数奇な運命というものが、人をいかに成長させ変化させていくのか。もっといえば、立場という物が人に与える影響の大きさを知ることが出来ました。 漫画の方は、「花の慶次」にくらべて、今ひとつの感がありましたが、原作はこちらのほうが重厚です。痛快さよりも、したたかさ、しぶとさがメインになっているところが、なかなか味わい深いです。 ただ、男が男に惚れてしまうような良い男ぶりや、敵役の女々しいまでの卑劣さ、そして女たちの妖艶さは健在です。人間を描く天才、隆慶一郎氏の世界を堪能してみて下さい。
影武者徳川家康〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈下〉 (新潮文庫)より
4101174172
No.36
(5pt)

作者の思考力の奥深さに驚嘆

同名の週刊少年ジャンプ掲載の漫画から、この作品にたどり着きました。 しかし、原作のほうがはるかに奥深く、もっと大勢の人に読まれるべき存在だと思います。人間の持つ知恵の凄みというものが実感できる作品です。 数奇な運命というものが、人をいかに成長させ変化させていくのか。もっといえば、立場という物が人に与える影響の大きさを知ることが出来ました。 漫画の方は、「花の慶次」にくらべて、今ひとつの感がありましたが、原作はこちらのほうが重厚です。痛快さよりも、したたかさ、しぶとさがメインになっているところが、なかなか味わい深いです。 ただ、男が男に惚れてしまうような良い男ぶりや、敵役の女々しいまでの卑劣さ、そして女たちの妖艶さは健在です。人間を描く天才、隆慶一郎氏の世界を堪能してみて下さい。
影武者徳川家康〈中〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈中〉 (新潮文庫)より
4101174164
No.35
(5pt)

滅びの美学に酔う

終焉に向かって動き出すチーム二郎三郎。歴史の流れに最後まで抗う姿に、隆慶一郎の「滅びの美学」を見た。読めば読むほど、これが歴史の真実ではないかと思わざるを得ない。小説はかくあるべし。最後に、本書の装丁に賛辞を贈りたい。色使いも落ち着いており、イラストはまさに影武者を思わせる。こんなに小説の内容とあっている装丁はめずらしい。
影武者徳川家康〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈下〉 (新潮文庫)より
4101174172
No.34
(5pt)

先が読みたくて・・・

とにかく先が読みたくて仕事も手につかないほど面白い。きまった史実の中で、チーム二郎三郎はどう泳いでいくのか。そして、大阪の陣へどうなだれ込んでゆくのか。非常に楽しみである。この人の作品には、人間 隆慶一郎の世界観が随所に現されており、あー、こういう人だったんだなぁと思うと、短い作家生活が惜しまれる。
影武者徳川家康〈中〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈中〉 (新潮文庫)より
4101174164
No.33
(5pt)

わくわくする

小説はもちろんうそっぱちだ。だけど、こんな嘘をついてほしい。こういう胸がわくわくする嘘を。この先の展開が非常に楽しみである。この人の小説って、本当に面白い。まさに作家っていう感じがする。急逝が惜しまれる。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
4101174156
No.32
(5pt)

もの凄く奥の深い作品でした。

同名の週刊少年ジャンプ掲載の漫画から、この作品にたどり着きました。しかし、原作のほうがはるかに奥深く、もっと大勢の人に読まれるべき存在だと思います。人間の持つ知恵の凄みというものが実感できる作品です。数奇な運命というものが、人をいかに成長させ変化させていくのか。もっといえば、立場という物が人に与える影響の大きさを知ることが出来ました。漫画の方は、「花の慶次」にくらべて、今ひとつの感がありましたが、原作はこちらのほうが重厚です。痛快さよりも、したたかさ、しぶとさがメインになっているところが、なかなか味わい深いです。ただ、男が男に惚れてしまうような良い男ぶりや、敵役の女々しいまでの卑劣さ、そして女たちの妖艶さは健在です。人間を描く天才、隆慶一郎氏の世界を堪能してみて下さい。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
4101174156
No.31
(2pt)

期待していたほどでは・・・

ついに最終巻である。クライマックスが大坂夏の陣で、二郎三郎は専制君主としてまっとうするのか、秀忠の刃から逃れられるのか、といったところに力点が置かれるのだが、これだけの物語の終焉としては、盛り上がりに欠けるような気がした。風魔の風斉翁も六郎も島左近も、敵方の秀忠や宗矩も(これは歴史上の人物なのでしかたないけれど)、誰も死なない。悲劇なのは大坂方で、文字通り秀頼・淀殿は死ぬのだけれど、そのドラマが薄すぎて、連載の最後を残り回数でまとめたという感が否めない。淀殿のヒステリックな性格も脇役だからなのか型どおり過ぎてぜんぜん面白みがない。島左近も、上巻でさももったいつけた大物扱いで登場したわりには、ずっと二俣川の風魔エリアに匿われたままさしたる活躍もない。増上寺のアクションからこっち、見せ場ゼロという感じである。そして妙に平和風味なエンディング。戦国ものとして肩透かしを食った小説だというのが感想である。
影武者徳川家康〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈下〉 (新潮文庫)より
4101174172
No.30
(3pt)

惜しいところ

中巻は大御所として実権を手放さない二郎三郎と、兄弟暗殺などの手段で権力への野望をむき出しにした秀忠の戦いが中心です。ここで初めてキリシタンという新勢力の存在が登場する。筆者はカトリックを非科学的で不可解な情熱を持つ教派、かたやウィリアム・アダムスに代表されるプロテスタントを現代的で開明的だといった色付けをする。そこが残念なところである。ヨーロッパ諸国のアジア進出は、カトリック教国の政策とカトリック教会の狙いとは厳密に言って異なる。日本側では一緒くたにされるが、筆者もその違いを考慮していないのが惜しいところである。六郎とおふうの仲は、もっとドラマチックであって欲しかったのに、ラブストーリー部分に深みがなくて残念。
影武者徳川家康〈中〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈中〉 (新潮文庫)より
4101174164
No.29
(4pt)

惜しいところ。

題材といいキャラの立ち方といい話の引っ張り方といい、文句なしに面白いのですが、惜しいところもありました。男性キャラはみんなイキイキしているのですが、せっかく家康の側妾をどうだまくらかすのかといった見所なのに、女性たちが何も抵抗なく二郎三郎を受け入れてしまうところとか、気が強いと何度も書かれているお梶の方の気の強さが逸話として書かれていないので薄っぺらな感じがしました。女性作家の方がその辺は得意そうですね。一向一揆について小説にしては詳しくて、私には面白かったです。小説なのに作者の意気込みが強すぎて話が脱線していくというのは、ヴィクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル』にも顕著です。偽家康を亡き者にしようとする秀忠・宗矩ペアの飽くなき挑戦と、二郎三郎・風魔衆側との攻防は面白くて途中でやめられません。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
4101174156
No.28
(5pt)

幸せでしたわ…

故・隆慶一郎の代表作。エンターテイメントとしての完成度を歴史書の衣裳で包んだかのような仕上がり。読み終えたときの、熱く静かな充実感は、傑作ならでは生まれ得ぬものでしょう。一つ一つの言葉の選び方・遣い方、特に台詞は秀逸。ラストのお梶と二郎三郎の台詞は、脚本家・池田一朗の面目躍如といったところです。
影武者徳川家康〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈下〉 (新潮文庫)より
4101174172
No.27
(5pt)

キャラ立ち抜群の時代小説

時代小説なんてほとんど読まない私でも、怒涛のごとく読み切ってしまいました。上・中・下巻の大作ながら、そのボリュームがまったく気になりませんでした。実はこれが影の史実なのでは?、と思い込んでしまうほどの描写。主人公・二郎三郎と、それを取り巻く数々の魅力的な脇役たち。特に二郎三郎は影武者ながら、自分を含む“道々の輩”のためのユートピアを作り上げることに心血を注ぎ、今時の施政者ではまずありえないよなぁ、と思わず考えてしまいます。作者が、すでに鬼籍に入ってしまったのが悔やまれます。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
4101174156
No.26
(5pt)

これこそ

これこそ歴史の真実では、と思えるくらい、すばらしいストーリー展開。キャラクターも秀逸で、私の中の秀忠像と三成像が変わってしまいました。群馬県の太田市には、東照宮のあるところに世良田、徳川という地名があります。興味のある方、行ってみては?
影武者徳川家康〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈下〉 (新潮文庫)より
4101174172
No.25
(4pt)

衝撃的大作!

関ケ原の合戦以降の徳川家康は影武者で,二代将軍秀忠との間で凄まじい暗闘が展開されていた,という大胆で壮大な構想に基づき,影武者家康の死までを描いた,衝撃的な大作.『徳川実紀』などいくつもの史料に照らされながらの内容は史実と思えるほどで,本当に影武者だったのではないか,と疑ってしまう.通説と異なる秀忠像,柳生像をはじめ,著者独特の漂白の民に対する考察なども新鮮で歯切れ良く,すばらしい作品だと思う.読み終わると,影武者家康がある種のユートピアを作ろうとした街,駿府に行ってみたくなる.ただ一箇所,上巻で描かれる影武者の若き日,一向一揆での活躍のくだりはやや冗長かも.でも,それを補って大いに余りあるお勧めの作品.
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
4101174156
No.24
(5pt)

歴史小説の金字塔

本作品は著者の出世作である。長編の本作品は家康があっけなく暗殺されるあたりから始まるところに驚かされる。そのための苦肉の策として影武者世良田二郎三郎が家康の身代わりになった。というより本当に家康に成り代わった。影武者家康自身も完全にその気になって采配をふるっているが、秀忠はその事を知っていながら事実を言い出せないもどかしさが面白い。その上、ようやく秀忠の時代が来ると思ったら、今度は影武者家康の大御所政治で秀忠を翻弄する。このあたりは少し笑ってしまった。著者は家康影武者説の証拠をいくつも挙げていて、なかなかリアルな印象だ。ただ、本作品は地方新聞の連載小説として掲載されたためか、作品全体の構成が少し緩慢になっている感を受ける。しかしこの卓越した着想が、その程度の事は凌駕してしまう。本作品は歴史小説界の金字塔だ。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
4101174156
No.23
(5pt)

傑作。満天の星が飛ぶ。

堂々の全3巻、傑作。満天の星が飛ぶ。小説を読むことがカイカンだとストレートに教えてくれる。独善的なブックレポーターの出番なし。あとは、新作が読めないことを嘆くだけ。隆慶一郎がいなくなり、今は、時代小説の棚を素通りする。かといって、コミックスコーナーへ急ぐのもどうかと思うけど。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
4101174156
No.22
(1pt)

・・・・・・・・・・・・・・・・。

設定はいいと思うが、説明文章が多すぎて飽きてきてしまう。この小説に説明文章は必要なのだろうが、盛り上がって読んでいるところにまるで水をさすように出てくるので、気持ちがなえてきてしまう。必要なところもあるだろうが、しかし所々「本当にここにこの説明文章は必要なのか」と疑問に思い結局、挫折をしてしまった。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
4101174156
No.21
(5pt)

代表作の理由

「劇画も面白いが、原作はもっと面白い!」とひとこと言えば終わりなのだが、いちおう理由を列挙してみた。・以前からある「関ヶ原以降の徳川家康は影武者だ」というアイディアの具現化が見事・隆作品の骨子である「権力に抗して闘う自由人(道々の者)」が主人公のみならず、風魔や吉原者も含めて浮き彫りにされている・丹念に史実を追い、「影武者」観点からの説明を試みている・アクションの描写の細部にも血が通っている・登場する女性も生き生きと描かれているなどなど。 二番目の点については、「天皇を中心とする第二の権力ではないか」とか、最後の点についてはフェミニストからの批判もあると思うが、あまり細部に目くじら立てないでおこう。 わたくし自身は「死ぬことと見つけたり」や「花と火の帝」あるいは「吉原御免状」のような未完の作品群のほうを評価しているのだけれども、この作品が隆氏の代表作であることは論を俟たない。時代小説の中では、何といっても痛快さという点では氏にかなう作家はいないし、その痛快さが単に面白いというだけに終わらないことがやはり凄いのである。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
4101174156
No.20
(4pt)

自由の徒が封建領主のトップにならざるをえない矛盾

隆慶一郎と言えばこの作品。「徳川家康は関ケ原の戦いで死んでいた。苦肉の策として、急遽、影武者であった世良田二郎三郎が、本物として生かされることとなる…」生涯を自由の徒として生きてきた男が、抗し続けてきた封建領主のトップにならざるをえなくなるという矛盾。孝行息子の皮を被った冷血な秀忠との暗闘。『吉原御免状』などの他の隆慶一郎作品とも呼応するテーマで、とにかく歴史を読み解く楽しさにあふれている。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
4101174156
No.19
(5pt)

いくさ人、ここにあり

素晴らしく楽しい物語。もう何度も読み返している。大胆にも徳川家康が関ヶ原で殺されたところからはじまる。主人公、家康の影武者である世良田 二郎三郎は、【海道一の弓取り】として生きなければいけないはめになる……なんとも聞いただけで先が気になるではないか。他の隆ワールドとも話が繋がり、非常に楽しい世界に読者を誘ってくれる。 この作品を読み気に入ったのであれば、『吉原御免状』、『花と火の帝』、『かくれさと苦界行』もあわせて読んで欲しい。
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)より
4101174156