悪の教典

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評判

悪の教典の評価:

3.40/5点 レビュー 497件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.40pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全516件 461〜480 24/26ページ
No.56
(4pt)

ハスミン大勝利?

主人公の蓮実というキャラクターの描写は読んでいて面白かった。常人とは感覚がずれていてそれがある意味で笑えるのだ。気にするのそこかよ!と読んでいて何度か突っ込みを入れたくなった。本人は真面目なのに読者から視点からだとすっ呆けてるように見えて蓮実というキャラがだんだんただの天然ボケに思えてきたり。 しかし所謂サイコパスと言われる精神異常者の典型みたいな蓮実だが利己的な部分が取ってつけたような描写に思えてしまった。作中では性欲に忠実で金銭欲もまあある、という程度だったから真の人格異常者としてこういう部分も掘り下げて書いて欲しかった。殺人描写はたくさんあったけどサイコパスの怖さはそういう部分よりもその性格自体の異常性にあると思う。そういう意味では蓮見は怖気が走るほどの悪人として描写されてなかったかなと。 ストーリーはなんかいろいろ勿体無いという部分が多い。この設定ならもう少し違う展開にもできたんではないかと思う。釣井と早水はもっとうまい使い方があっただろうに。二大悪同士の直接対決!とか早水少年との頭脳対決!とか(こぶたちゃんでは力不足であった…) あとタイトルが悪の教典というくらいだから悪の大勝利で終わって欲しかったな〜。
悪の教典 下 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 下より
4163295208
No.55
(3pt)

結末が残念・・・

「黒い家」が非常に好みで、同じサイコパスが主題ということで、とても期待しての購入でした。ストーリーは面白くテンポよく、一気に読み進めたのですが、伏線があまりにも分かりやす過ぎて、結末にこれがキーになるんだろうなと思ったのが完全に的中したことと、悪の教典というタイトルに反して、結末のなまぬるさ・・・いくら帯で怪物だの、文中で天才的とか言われてても結局捕まっちゃうのかよ!というのが非常に残念ですね。やっぱり勧善懲悪が一般的にウケるんですかねえ・・・折角おもしろい主題に舞台を用意しておきながら、このへんがメジャー作家・出版社の限界なのでしょうか。最後の、続編がありそうな含みに期待したいところですが・・・もし続編があるなら、今度こそ真面目で努力家のサイコパス(笑)ハスミンの完全勝利をお願いしたいですね。
悪の教典 下 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 下より
4163295208
No.54
(2pt)

皆さん辛い評価になってます

上下巻で800ページを超える小説ではあるけど、さすが毎月発行の連載本の内容であるだけに非常に読みやすくなってはいた。けど、これまでの氏の小説のようにいろいろな仕掛けが最後につながる風でもなく、普通の人間が起こす異常な世界ではなく異常な人間が引き起こす異常な世界であるからもう一つ入り込むことができなかった。しかも、下巻の展開はなぜこうなるかを積み上げることなく惨殺シーンが延々と続くだけであり、トリックは浅いもので、「あ、やっぱり」的なものであったから意外性もなく興醒めしてしまった。連載小説って発刊する前に手を入れておかないとやっぱりだめなんじゃない?
悪の教典 上 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 上より
4163293809
No.53
(4pt)

ハスミンへのシンパシー

イケメンで語学堪能。格闘技を含むスポーツもでき頭脳は明晰。こんなハスミンが人を殺しまくる。なぜ彼はクラスを支配しようとしたのか、全くわからない。けど下巻後半の暴走状態にハスミンを何故か応援していた。うまく逃げられますように、みんなが死にますようにって(笑)。こんな私は大藪春彦のファンだったりする。この下巻の後半部分はデビュー作の「黒い家」のクライマックスを彷彿とさせる。主人公への共感を得る人がほとんどいないだろうから、かなり賛否両論が出るだろうなって思った。個人的には花丸なんだが。
悪の教典 上 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 上より
4163293809
No.52
(3pt)

まさに "Psychopath"

まずはじめに。「サイコパス」という観点からは確実に 「十三番目の人格」<「黒い家」<「悪の教典」 である。その描写は、心理学的に正確・核心を突いている。これこそサイコパスなのだ。

私は恐がりなので、ホラー物は子どもの頃読んだ江戸川乱歩くらいで、ほとんど読まない。ホラーというより、スプラッター/グロの類いが嫌いなのだ。しかし、ある書評で東野圭吾の作品と比べて紹介されていたので、興味をひかれ購入してみた。「読ませる力」としては、両作者が現在「双璧」をなすと説明されていた。そういうことなら、はずれはないだろうと思ったのだ。

アマゾンで検索すると、「サイコパスである有能な教師」と書かれてある。そこで一層興味がわいた。なぜなら、それまでに「サイコパス」関連の書籍・専門書をいろいろ読んでいたからだ。
読み始めて、まさに「サイコパス」の特長・思考方法・情動(障害)と一致していることに一々納得する。心理学上の専門用語もしっかり出てくる。作者はシリアルキラーのうち「快楽殺人者」とそうでない「サイコパス」を正確に区分している。
しかし、現実のサイコパスはこれほど怪物ではない。サイコパスのあらゆる要素を詰め込んだため、一人のスーパーマンが生まれてしまった。

ホラー物をよく読む人には、それほど大した描写ではないとか、主人公の短絡的・未成熟者的思考や展開に違和感を覚えるかもしれない。「なんでそうなるの?」「たったそれだけの理由で?」という極端な2択思考についていけず、理解不能か粗があるとか見えるだろう。しかし、きちんとしたサイコパスに関係する書籍を読んでみれば、そのことが氷解することだろう。

サイコパスの心理学、脳生理学的解明は、ここ10年くらいの研究で大きく伸展しつつある。
サイコパス自体の精神心理学的研究は意外と歴史が長い。したがって実態がよくわからない時代、すでに日本語に翻訳された名称がある。それは「精神病質」という「診断名」(病名ではない)である。これでは、広い意味の「精神障害」と一般的には区別できない、あまりにも曖昧な翻訳だ。
サイコパスは精神障害ではなく、「人格障害」の範疇であり、精神心理学の分野の研究のみならず、最新の脳生理学では「情動の欠落」を脳機能の方向から解明しようとする試みが続けられている。
たとえば、

「 診断名サイコパス―身近にひそむ異常人格者たち (ハヤカワ文庫NF)」
「サイコパスという名の怖い人々―あなたの隣りにもいる仮面をかぶった異常人格者の素顔とは (KAWADE夢新書)」
「 サイコパス-冷淡な脳-」

などを読んでみるのがよいだろう。
1冊目は心理学的に体系化した名著、2冊目は日本における具体的事例、3冊目は最新の脳生理機能(特に扁桃体、島皮質)をモデル化した専門書。
悪の教典 上 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 上より
4163293809
No.51
(4pt)

まさに "Psychopath"

某書評で、東野圭吾の作品と比較してこの作品が紹介されていた。臆病なのでホラー物は子どもの頃読んだ江戸川乱歩程度しか記憶がない。ホラーというか、スプラッターが嫌いなのだ。しかし、「読ませる力」という点で東野とこの作者は双璧であるという。そこでハズレはないだろうと思い、検索したら、「サイコパスの有能な教師」とあり一層興味をひかれた。それまでサイコパスに関する本をいろいろ読んでいたからである。読み始めて、まさにサイコパスそのものの描写に一々納得する。ホラー物を読み慣れている人には、大した描写ではないとか、極端な二者択一の「なんでそうなるの?」「そんな理由だけで?」といった思考方法・行動・情動(障害)に違和感を感じる人もいるかもしれない。しかし、そうした不自然で幼稚な動機・刹那的行動、不可解で粗があるとか、心理に嫌悪感を持つという人は、サイコパスに関する書籍を読んでみることをお勧めする。作者は、シリアルキラーのうちでも「快楽殺人者」とそうではない「サイコパス」を正確に区別して描いている。心理学で使われるツール・用語も的確だ。サイコパスの研究の歴史は意外と古い(実態が解明されていない頃に日本語訳されたため「精神病質」というよくわからない「診断名」(病名ではなく人格障害の範疇)となっている。)が、精神心理学的/脳機能的解明はここ10年ほどで急速に研究が進んでいる。たとえば、診断名サイコパス―身近にひそむ異常人格者たち (ハヤカワ文庫NF)サイコパスという名の怖い人々―あなたの隣りにもいる仮面をかぶった異常人格者の素顔とは (KAWADE夢新書)サイコパス-冷淡な脳-を読んでみると、この本の不可解さが氷解するだろう。1冊目は心理学的に体系化した名著、2冊目は日本の事例、3冊目は最新の脳機能・生理学(扁桃体・島皮質など)に基づく研究による専門書。しかし、一人にあらゆるサイコパスの特長を盛り込んだために、「スーパーマン」と化してしまっている。現実のサイコパスはPM8時前まで。その後の展開は、通常サイコパス自身が行うのではなく、人を操って実行する。終章の直前の章での「弁舌」はサイコパスの特長である。上下巻で800ページくらいなのに、あの厚みを出したのは、バイブルを意識した装飾だろう。この程度のスプラッターでも気が滅入る。当分またホラー物は読まないだろう。口笛のある音楽がしばらく不気味になる気がする。読み直したとき、「カラス」と「犬」に対する「憎悪」の感情が全く描写されていないことに気がつくだろう。
悪の教典 下 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 下より
4163295208
No.50
(3pt)

まさに "Psychopath"

私は恐がりなので、ホラー物は子どもの頃読んだ江戸川乱歩くらいで、ほとんど読まない。ホラーというより、スプラッター/グロの類いが嫌いなのだ。しかし、ある書評で東野圭吾の作品と比べて紹介されていたので、興味をひかれ購入してみた。「読ませる力」としては、両作者が現在「双璧」をなすと説明されていた。そういうことなら、はずれはないだろうと思ったのだ。アマゾンで検索すると、「サイコパスである有能な教師」と書かれてある。そこで一層興味がわいた。なぜなら、それまでに「サイコパス」関連の書籍・専門書をいろいろ読んでいたからだ。読み始めて、まさに「サイコパス」の特長・思考方法・情動(障害)と一致していることに一々納得する。心理学上の専門用語もしっかり出てくる。作者はシリアルキラーのうち「快楽殺人者」とそうでない「サイコパス」を正確に区分している。しかし、現実のサイコパスはこれほど怪物ではない。サイコパスのあらゆる要素を詰め込んだため、一人のスーパーマンが生まれてしまった。ホラー物をよく読む人には、それほど大した描写ではないとか、主人公の短絡的・未成熟者的思考や展開に違和感を覚えるかもしれない。「なんでそうなるの?」「たったそれだけの理由で?」という極端な2択思考についていけず、理解不能か粗があるとか見えるだろう。しかし、きちんとしたサイコパスに関係する書籍を読んでみれば、そのことが氷解することだろう。サイコパスの心理学、脳生理学的解明は、ここ10年くらいの研究で大きく伸展しつつある。サイコパス自体の精神心理学的研究は意外と歴史が長い。したがって実態がよくわからない時代、すでに日本語に翻訳された名称がある。それは「精神病質」という「診断名」(病名ではない)である。これでは、広い意味の「精神障害」と一般的には区別できない、あまりにも曖昧な翻訳だ。サイコパスは精神障害ではなく、「人格障害」の範疇であり、精神心理学の分野の研究のみならず、最新の脳生理学では「情動の欠落」を脳機能の方向から解明しようとする試みが続けられている。たとえば、「 診断名サイコパス―身近にひそむ異常人格者たち (ハヤカワ文庫NF)」「サイコパスという名の怖い人々―あなたの隣りにもいる仮面をかぶった異常人格者の素顔とは (KAWADE夢新書)」「 サイコパス-冷淡な脳-」などを読んでみるのがよいだろう。1冊目は心理学的に体系化した名著、2冊目は日本における具体的事例、3冊目は最新の脳生理機能(特に扁桃体、島皮質)をモデル化した専門書。
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4163293809
No.49
(1pt)

期待はずれ。

この本の厚さですごく内容が薄かったので、期待外れでした。黒い家やクリムゾンの迷宮のような重厚感はない。ケータイ小説のような登場人物の上っらの薄い感情とハイテンションな行動力で、一気に読めても後に何も余韻が残らない。今回は時間の無駄。当たり外れの大きな小説家だなと思いました。
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4163293809
No.48
(3pt)

伏せ字が気になった

反社会的かつ文部科学省や読書サークルの「おすすめ図書」の推薦は絶対受けられない殺戮ストーリーであるにもかかわらず、・・・こいつは、正真正銘のキ●●●●だ。・・・なんて伏せ字を使うところが、表現の自由と言葉狩りの境界線みたいで面白い。 多くのレビュアーが指摘するように、面白いストーリーではあるが、”天才”ともあろう人物がこんな短絡的な行動に走るのかな、という疑問というか矛盾が残る。
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4163293809
No.47
(4pt)

いつ、どこで、何があるか分からない恐怖感がもっとほしかった

他人に共感する感情が欠落した高校教師である蓮見の天才的な行動・犯罪を描いたサスペンスホラー。上巻では、蓮見の異常者ぶりが際立っており、これからどうなっていくのか期待したのだが、下巻は学校内で繰り広げられる緊迫感のない大量殺人に特化する展開となってしまったのが残念だった。また、何を考えているか分からない教師の釣井や、暴力生徒の蓼沼など、せっかく意外性を与える伏線を用意していたのに、あっさりと片付けられてしまったのも物足りなかった。蓮見の異常者ぶりが際立っていただけに、著者の「クリムゾンの迷宮」のような、いつ、どこで、何があるか分からない恐怖感がもっとほしかった。
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4163295208
No.46
(4pt)

貴志作品の中で異色の邪悪度でも一気読み

わたしはもともと映画の『エイリアン』から『アイデンティティー』や『SAW』といったところまで、幅広い意味でのサバイバル・サスペンスものにのめり込んでしまう性質を持っているみたいなのですが、この作品も、閉じられた空間での狩り&サバイバルが開幕する9章以降は、小説の『クリムゾンの迷宮』や『バトルロワイアル』、最近だと『Another』や『ダイナー』といった作品とはまた違った趣向で、時間を忘れて没頭してしまいました。 『新世界より』のように好きと言えるような内容では決してないですが、でもすごかった……。山田風太郎賞の第1回受賞作に相応しい怪作だと思います。
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4163295208
No.45
(4pt)

別角度からの真骨頂

ネタバレ、あります貴志作品の真骨頂と言えば、「追いかけられる恐怖」だと思う。ISOLA、黒い家、クリムゾンの迷宮、新世界よりなど…体に重りをつけてコールタールの海を逃げなくてはならないようななんとも言えない焦燥感と恐怖感にあふれている。下巻ではその真骨頂が追いかける側を中心に描かれている。が、惜しむらくは追いかけられる側の物たちが十把一絡げで登場してしまったため、せっかくの展開に手に汗握る、とはいかなかった。だからこそ途中出てくるトリックにすぐ気付いてしまう。気持ちが入りこんでいたらそんなことはなかっただろう。若干回収しきれていないように感じる伏線や刑事のキャラの薄さなど貴志作品にしてはアラが目立つ気がするが、それでも一気に読ませてしまう展開と筆致には感服する。設定されている舞台か時代、どちらかが違えばもっと物語に入りこめたのかもしれない。現在の学校では避けられていることが普通に盛り込まれていたので。
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4163295208
No.44
(4pt)

下巻の展開に期待

貴志祐介の作品は現実離れしていればいるほど、彼のすばらしさが際立つと思う。主人公はいつもあまりキャラがたっていない。正直蓮実に関してもそうで、特殊なキャラのようで嫌悪感は不思議とあまり感じない。だからこそ異様な環境の中で際立ち、細かく作りこまれた世界との対比が面白い。上巻については比較的話がどんどんすすむので、蓮実のこれまでについて知るだけでも面白い。ただ学校の教員としてあまりにも疑問点があったのでなかなか話に入りこめなかった。女子生徒の頭をくしゃくしゃとする…人気教師ならでは?とは言いにくい。異性生徒への肉体的接触はどんな形であれ疑問視される。そして何よりも問題を起こした生徒の事情聴取などに一人で密室であたるといのは現在では考えられなさすぎる。基本は二人以上で扉もきちんと締めない、というのが普通。そして友達のような会話…まあそこまで考える必要はないのかもしれないし、田舎の学校であったり、現代でなければありえることかもしれない。青の炎を除いてどの作品も好きだし、「新世界より」があまりに素晴らしかったため、つい期待しすぎているのかも。ともあれ毎度ジャンルを変えて作品を生み出す姿勢には感服している。
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4163293809
No.43
(2pt)

B吸映画ですかい

TVでオモシロいと言っていたので上下まとめて買いました。どれどれどうなるかなぁ、下に入ると・・・。木の葉を隠すには・・・ふーんこうなっくるのね。この主人公の設定がアレなので感情移入なんてできないのはしょうがないとして。学校で散弾銃で、これはちょっtあら、この人もあっさり死ぬのnあら、まとめて死んじゃlt何この人。ただのキラーマシーンになってる。過去の完全犯罪なども、捜査してる側の視点がほしかった。せっかく頭の良いハスミンが考えついたのが、こういう殺戮。逃げてる側も、あっさり見つかってやんのね。蓼沼も、引っ張るだけ引っ張って、あっさり撃沈。読んでるオレも、ある意味撃沈。
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4163295208
No.42
(4pt)

一気読みできます

上下巻の厚い本ですが、本当にサクサクと読めていきます。かといって軽い感じではなく、小説としての面白みは十分あります。貴志さんの作品はけっこう読んでいますが、新たなチャレンジな気がしました。この一冊で読者層が広がったのではないでしょうか。下巻の終盤が・・・という意見はありますが、私的にはこのストーリーで楽しめました。次回作も期待しています。
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4163295208
No.41
(3pt)

続編が見てみたい

上巻での掴みは良かったので下巻での展開に期待していたが、ホラーというよりはサバイバルのような方向性におやっと思ったが最後の結末に期待し読み続けるもイマイチ・・・。「黒い家」を読んだ時のような恐怖感や後味の悪さはなく、読後の余韻が殆ど無かった。読んでいる時に蓮実先生を応援するような気持ちになったのは、あまりに現実味がなかったのか主人公に感情移入(サイコパスには感情はないのだが)したのかは分からない。
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4163295208
No.40
(4pt)

おもしろい・・・が

大好きな作家さんで今回も期待していたが、内容が薄い感じがした。もし教師がサイコパスならという設定は実に興味深いが、物語の最初の方に感じた暗闇が徐々に薄れていった。上巻ではこれからの物語の展開に即下巻を読んだ。
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4163293809
No.39
(2pt)

箍(たが)がはずれる。

箍(たが)がはずれる。 とは、このことだろう。 それにしても、次から次へとよくここまで・・・・・・。ネタバレになりますので、ここまでしか書きませんが。 やはり自己本位の人間の末路とは、こうなるのであろう。 それにしても、それにしても酷い。 さらにあっさり用意していた答えしか出さない。なんともいいようのない。 しかし現代ではそれが起こりうるように思う。 著者がここまで書き切るには相当なエネルギーが必要だったように感じた。
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4163295208
No.38
(4pt)

上巻はまずまずです。

独特の感性がある貴志祐介氏の作品がでました。 ワクワクしながら読ませて頂きました。 ハスミンこと蓮美聖司という一高校教師の物語である。熱血教師もどきのストーリーか?いや計算高い世渡り上手? あるいは、こういう先生、いそうだよね?と思いながら読み進めていくと、どんどん展開が怪しい方向へ進む。 怪しいというより、ハスミンのバックグラウンドが明らかに成っていくにつれ、おどろおどろしく、グロテスクに化学反応を起こしていく。 なんとなくタイトルに沿っていく流れ・・・。前半クライマックス近くで、んんん・・・・とある一面が加速する。 下巻でどう展開していくのか?期待している部分と読まなければよいのかなぁという感情が交錯する。
悪の教典 上 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 上より
4163293809
No.37
(3pt)

面白いけど、恐怖感がたりない。

貴志作品ということで楽しみにしていた。上下巻で結構な分量だが、あっという間に読了。単純に面白かった。一部矛盾点やつっこみたいところがあったが、全体としてよくまとまっていると思う。 ただ、クレムゾンの迷宮のような、追い込まれる恐怖が感じられず残念。上下でなく、上中下の3巻として、後半のシーンは被害者1人1人の恐怖をじっくりと描いて欲しかった。 また、ぜひ続編を出して欲しい。蓮見が何らかの方法で社会に紛れ込み、完全に擬態する。そして、今回のキーパーソンとなった2人を追いつめていくような・・・ この作品、映像化して欲しい。主人公蓮見はオダギリジョー。教頭先生は竜雷太。猫山先生は唐沢寿明。柴山先生は柳沢慎吾。そして体育教師は元極真世界王者の八巻健二。あーみてみたい。
悪の教典 上 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 上より
4163293809