悪の教典

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評判

悪の教典の評価:

3.40/5点 レビュー 497件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.40pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全516件 321〜340 17/26ページ
No.196
(2pt)

期待したのですが...

実写映画は三池崇史氏が監督だそうですが、良くも悪くもその程度の話だということ。
特に後半は小説で読むよりも映画を見た方が面白いのではないのでしょうか。
少なくとも「このミス2011ベスト1」の価値はありませんので、期待しないように。
悪の教典 上 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 上より
4163293809
No.195
(1pt)

これはひどい

文庫版上巻のレビューで「☆二つ」としたが、引き続いて下巻を通読し、評点が甘かった、と思った。本書の単行本は、年度ごとのミステリーコンテストで1位を二つ取ったという。一体、どんな審査をしているのだろうか。

 下巻は、サイコパスということになっている主人公が、夜の学校で生徒らの大量殺戮に狂奔する様子を描いている(文庫の裏表紙にも粗筋が書いてあるので、ネタばらしにはならないだろう)。だが、ほぼ全部がご都合主義に彩られ、シラジラしい展開。また、独白部分を含め、主人公の造型に成功しておらず、しかも「着地」に意外性もカタルシスもない。上下巻を通じていえることは、本書はミステリーではなく、しかも全然恐くないので、ホラーでもない。ただのチープなスプラッター小説といったところか。これはないわ、と思う。
悪の教典 下 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 下より
4163295208
No.194
(2pt)

恐くはない。ただ、テンポはいい

惹句に誘われ、帯にあった「映画化!」にも触手が動いて、まず上巻を読み終えた。ここ(ブックレビュー)での評価はまちまち。ただ、少なからずのレビュアーが書いておられるように、サイコパスだという主人公の行動や言葉にほとんど「恐さ」「気味の悪さ」はうかがえず、拍子抜けだった。評者はトシ食ってるので、登場する多数の高校生群像にリアリティーがあるのかないのか、判断の目安を持ち合わせていないが、全体として「話をムリに作っている」という印象は拭えず、しかし読みやすさは備えているようなので、とりあえず標記の採点とした。どうもなあ。。。さて、間を置かずに下巻へ。
悪の教典 上 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 上より
4163293809
No.193
(3pt)

恐くはないが、テンポ良し

惹句に誘われ、帯にあった「映画化!」にも触手が動いて、まず上巻を読み終えた。ここ(ブックレビュー)での評価はまちまち。ただ、少なからずのレビュアーが書いておられるように、サイコパスだという主人公の行動や言葉にほとんど「恐さ」はうかがえず、拍子抜けだった。評者はトシ食ってるので、登場する多数の高校生群像にリアリティーがあるのかないのか、判断するだけの目安を持ち合わせていないが、全体として「話をムリに作っている」という印象はぬぐえず、しかし読みやすさは備えているようなので、とりあえず標記の採点とした。さて、間を置かずに下巻へ。
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4163293809
No.192
(5pt)

まさにサイコパスを的確に表現。

子供のような好き、嫌いの感覚。それが極端になって邪魔なら殺人が普通になる。まさに我が道を突き進むサイコパスそのものでした。
ただ普通のサイコパスと違い天才的な知能が合わさることによってサイコパスの隠れ蓑になる。

ストーリー自体は単純でしたが、スピード感がありあっという間に読了でした。

ただ最後の生き残りの仕方は途中で先が読めたので、あんまりどんでん返し感はなかったです。

終わりが少し散漫でもうちょっと何か欲しい気がしました。

総合的には非常に面白かった。
悪の教典 上 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 上より
4163293809
No.191
(2pt)

飛ばし読みしました

下巻ですが、これはもう、飛ばし読みでした。説得力とか論理性みたいなものをたどる以前に、ただただ続く殺伐としたシーンの連続に、早くこの本を終わらせなければというような気分になり、ひたすらななめ読み。文春やこのミスでの評価が高かったことにとても疑問を感じます。
悪の教典 下 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 下より
4163295208
No.190
(3pt)

一気に読めるが…

没頭できるという意味では、よいと思います。特に上巻は、主人公の内面に迫っていく感じがあり、ドキドキしながら読むことができました。しかし下巻は疑問が残ります。ほかの方のレビューで、この著者の別の作品が高く評価されていたので、そちらを読んでみたいと思います。
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4163293809
No.189
(4pt)

えーっと。

「黒い家」を読んで以来、貴志祐介さんのファンなのですが、「新世界より」以降はなぜか未読でした。
今回、伊藤英明主演で映画化されたことにともない、読む本もなかったことから読んでみました。

6時間ほどで一気に読めるくらい面白かったです。
(というか私は本は一気読み派で、読み通せない本はめったに無いくらい。京極夏彦のサイコロ本でさえ読み続けた…)

すみません。ネタバレありなので未読の方は以下読まないでください。

皆さんレビューで書かれているとおり、上巻は良かったです。
下巻で美彌をなかなか殺せない辺りで、感情の芽生えに蓮実が気がつくのかな?とか、いろいろと先を想像しながら読みましたが、ことごとく裏切られました(笑)
圭介や菱沼もあっさり殺されちゃったし。

どんでん返しもなくこんなにあっさり話が終わってしまい、蓮実が逮捕されてからのその後もほとんど出てこないので、下巻は、というより小説的に物足りなさがありました。
シーンごとは面白いです。こんなに大量に殺害しちゃう設定はあり得ないとは思いますが、それは読み手の自分がサイコパスではなく凡人だから思うことかと解釈。
主人公が蓮実だから結局限りなく黒に近く容疑をかけられても「平気」なので実行しちゃった。うまくごまかすことが最善であると言う曖昧さがサイコパスにはないんでしょうね。
ということで読後30分程度で納得できました。

これが別の登場人物が主人公であれば、「黒い家」のように先の読めない恐ろしさや恐怖が詰まった書き方になったのではないかな?と思いました。
蓮実にはもっと学園を支配し続けてもらい伏線の回収やぎょっとするような悪を続けて欲しかったので、下巻は☆4つですね。
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4163293809
No.188
(1pt)

悪の存在証明

まあ、主人公の一人称で書けなかった時点で、残念賞だな。この作品に関しては、むしろ絶賛した評論家たちが、徹底的な対決を避けたのが、非常にマズいところ。
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4163295208
No.187
(2pt)

読みやすい貴志祐介

「青の炎」を舞台に「天使」の難解さを主人公自ら説明し、「クリムゾン」ほど恐怖とスピードのない鬼ごっこを、ごっちゃにした感じ。
本作品は評価が高いみたいだけど、過去の貴志祐介を好きな人には物足りないと思う。
また作品自体ではないが文庫版の解説が最悪。
映画の宣伝と続編を望むらしいが、貴志自身も映画に出演しているみたいだし、主人公がちょと躊躇した辺りをねたに続編とかはやめてほしい。
悪の教典 上 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 上より
4163293809
No.186
(2pt)

貴志祐介ファンとしてはがっかり…

他の方がおっしゃているように、貴志さんのパワーダウンを確信させる作品だと思いました。
ISOLAからのファンですが、、サイコパスの物語としては黒の家のように引き込まれるものがない。
上下巻買い、上巻を読み終えそうですが下巻も読むかどうしようか…という感じです。

貴志さんのホラー小説が読みたいです!!!

悪の教典ではじめて貴志さんの作品を読んだ方には是非、黒の家やISOLA、天使の囀りなど初期の作品をオススメします。
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4163293809
No.185
(4pt)

性格が悪い人間には最高の作品

物凄く面白かった。
 しかしこの作品はホラーとして読んではあまり面白くないのではないかと思う。
 美学も何も無い、自分勝手な、手酷い、外道行為。これは、そんな悪を楽しんで読めるという人間向きの作品だ。
 まさに「悪の教典」というタイトルが示す通り。悪の教典が読みたい人が手に取るべき作品だ。

 俺は読みながら、こんな悪い奴はすぐに酷い目に合い、追いつめられて行くのだろう。
 そういう作品だと想像していた。
 しかしこの作品は、そうではないのだ。
 具体的にどうなるかまでは言及しないが、読んでいるうちにいつしか心の何処かでこの教師を応援してしまう。悪を応援するのが、この悪の教典である。

 主人公の教師が天才のように描写されているわりに危なっかしい事(まあそれが面白さに繋がっているのだが)と、ラストが今ひとつだったので★4にしたが、とにかく魅力溢れる作品だった。
 間違いなく人を選ぶけれど。
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4163293809
No.184
(3pt)

尻すぼみ

上巻はいいんだけど、下巻になると・・・
もう少し、他の教師とかせっかく興味深い人物がいるのに、もったいないと思った。
猫山とか、いいキャラしてるし(笑)
ラストがお粗末なので星3つ。
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4163293809
No.183
(3pt)

釣井をもっと引っ張ってくれたら

文庫本の帯に「映画化」の文句。最近多いこのパターンのでどんなものかと手に取ってみました。
まあざっと80点ぐらいの出来でしょうか。人に薦めるまではいかない程度です。
でも上下巻買っちゃったので集中して読みました。
途中である程度の流れと結末が見えてしまいましたが、2つのトリックのうち1つは「なるほどな」と感心。
惜しむらくは釣井先生と下鴨刑事をもう少し書き込んで、もうちょっと引っ張ってほしかった。
映画はエンターテインメントとして面白いかもしれません。
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4163293809
No.182
(2pt)

こんなもんじゃないのに。

もう、10年以上貴志さんのファンです。
「クリムゾンの迷宮」から入り、「黒い家」「イソラ」「天使の囀り」むさぼるように読みました。
初期の作品は、個々のレベルが高さとその引出しの多さに驚愕し、新作が出るのを待ちわびました。

けれど、なかなか作品が書かれなかった後、やっと出版された「硝子のハンマー」あたりから、作りこみの甘さや、これはどうなんだろうと思う作品が増えてきて、もう以前の感動を味わうことはできないのだろうか・・・とあきらめ半分だった2011年。
「このミス1位」を見た瞬間「やった!あの貴志祐介が帰ってきたんだ!」と本当に嬉しく、わくわくしながら読み始めました。

設定は面白いと思います。教師がサイコパスっていう切り口はありそうでなかったし。(サカモチキンパツは組織の駒)

が・・・。
ダークヒーロー「蓮実」がとにかく魅力的でない。
青の炎は、殺人者が魅力的だった。だからあのラストはせつなく、心に響いた。
けれど、蓮実が死んでも全然悲しくないし、反対にカタルシスもない。
生まれ持って共感能力がない、本当の怪物の恐怖を見せるには「蓮実」はあまりにも薄っぺらい。
殺人を犯す理由が「やってた悪いことがばれそうだから」とか「自分より人気があるから」とかきわめて幼稚。

幼馴染や安原を殺すことに躊躇するというエピソードは、怪物に生まれてしまった孤独を読者に感じさせるためだったのなら中途半端。

周りの教師も警察も、そんなわけないやん・・・という無能ぶり。

大量殺人というテーマでは、バトルロワイヤルやデスノートのレベルにも達していない。
「王様ゲーム」よりはましかなという感じ。

あと、「秘密」はわざわざいれるほどのエピソードではないと思うし、「アクノキョウテン」にいたっては完全な蛇足。最後の一行に腹が立った。
こんなコミックのおまけのページみたいなおふざけは小説にはいらない。 それなら、文庫版のあとがきをきちんと書いて欲しかった。

残念ながら、あの貴志祐介はもどってきませんでした。
貴志 祐介は、こんなもんじゃないのに。
この作品が一位をとってしまったのが悲しい。
悪の教典 上 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 上より
4163293809
No.181
(4pt)

温度差はあれど普通に楽しい

上巻はサラッと楽しく読めます。

下巻から一気にホラーです。正直、後半残虐な表現あたりは、ホラー慣れしていない私は少しキツかった…

上巻と下巻の内容に温度差を感じますが、普通に楽しめました。

強いて言うなら、ラストがもう少し、ハスミンの人間的なところを感じたかったから、物足りないような。
でも、ハスミンはそういう人だから、仕方ない。

相変わらず貴志作品は読ませる力が凄いですね。
手を止めず一気に読めます。

ホラーが苦手な私が唯一、読める貴志さんの作品。

この作品は「このミス1位」ですが、ミステリーとホラーの中間くらいです。

レビューでみなさんが辛口に書かれていますが、私は普通に楽しませていただきました。

他の貴志作品に比べて少し軽いタッチな感じもしますが、それはそれで良いのではないかと。

貴志作品を読んだことがない人でも入りやすいと思います。

でもトータルでは「クリムゾン」の方が好きかなぁ…個人的には。
悪の教典 上 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 上より
4163293809
No.180
(3pt)

日常に潜む恐怖・・・ 

ミステリ小説をあまり読んだことが無かったのですが、
さまざまなレビューを見て、興味を持ち読んでみました。

ミステリ慣れしていないせいか、
殺戮を繰り返す描写がとても痛々しく、
恐怖を感じつつも、
続きが気になり、どんどん読み進めて行きました。
非現実的な話ですが、身近にひそむ恐怖間がたまりませんでした。

主人公である蓮実は
「表」の顔は誰からも慕われている教師、
【裏】の顔は共感心が欠落したサイコという面を持ち、
まさか私の側にも・・・と思いぞくっとしました。

上下巻で分かれていますが、あっという間に読めてしまいました。

慣れていない私でも読むことが出来、納得の最後でしたが、
「バトルロワイヤル」等の描写が苦手という方は控えた方が良いしれません。
個人的にはお勧めです。
悪の教典 上 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 上より
4163293809
No.179
(2pt)

残念

一気に読んでしまったけど、残るものが無く、期待はずれだったというのが正直な感想。
全体的に、これまでの作品をつなぎ合わせたように感じました。
主人公(?)の行動も犯罪が結局は行き当たりばったりで、知性を感じられないのが残念。

難しいことを考えずに、時間のあるときに一気に読めば楽しめるかもしれません。
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4163293809
No.178
(3pt)

ともかくも400ページを一気読み

久々に半徹夜で本を読んだ。眠い。
でも途中からちょっと冷めた感じで読んでいました。
だんだん設定が雑になってきて。
蓼沼君が助けを呼びにいかないのがなんだか都合よすぎた。。

貴志さんのファンです。「クリムゾンの迷宮」とか「天使の囀り」とか。
読後はぐったりして、素直に …いや、すごかったわ。。。。 となり
何年も経ってストーリーなど忘れてしまっても、そういうトラウマ的な(悪い意味じゃなく)
感じだけはずっと消えないというか、そんな力を持った小説を
提供してくれる、私にとって数多くない作家の一人です。

今回はそういうヘビー級のオリジナリティはなかったような。
どなたかのレビューにもあったけど、バトルロワイヤルっぽい。
いや、頭がいい(だけではない)健吾とか、自分だけは助かりたい田尻くんとか、
(小説世界的に)華のあるキャラはいるのだけれど、
かちっとはまるところまでいっていなくて残念な感じ。

次回作をまた期待したいと思います。
悪の教典 下 Amazon書評・レビュー: 悪の教典 下より
4163295208
No.177
(3pt)

あれれ

前作?の『新世界より』より明らかにパワーダウンしていますね。

もっとも、確かな技量を持つ小説家さんなので、相変わらずサクサク読めてしまいます。
ひとつ気になったのが文章中の「辟易」の使い方。個人的な感覚ですが辟易って一定量以上の連続性なり、タイムプロセスを伴った時に発露される感情としての用法じゃなかったでしたっけ?少しひっかかりました。

ストーリーは並。矛盾も多く、あまり先を予測しながら読まない私でもわかってしまうトリック。
ここまで引っ張って、さあ90度の垂直降下だ!
なんてことにはならず、緩やかなスロープを下っていくような、なんとも弾けない後半の展開。
なによりも、主人公の周りでこれだけ死者があふれてたら、不審に思う人間は数名では済まないでしょう。そう思いませんか?貴志さん?

なぜ、こんなことになってしまったのでしょう。この内容なら半分近くの量に減らしても、小説としての旨味は大して変わらないのでは。ここまで長くするのであれば、主人公が持つ深い沼からポコリと時折浮かびあがる善性をもっとフィーチャーしてストーリーに絡ませられたのではないでしょうか。

想像力、筆力ともに素晴らしいものを持っていると思うので次回作は期待しています。
悪の教典 Amazon書評・レビュー: 悪の教典より
4163809805