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篝火草



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【この小説が収録されている参考書籍】
篝火草
篝火草 (光文社文庫)

篝火草の評価: 2.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

極めて乾いた文体で描かれたハードボイルド

海野碧さんという女性作家による極めて乾いた文体で描かれたハードボイルド小説。じっくりと味わいたい作品である。

園芸業を営む蔵本の別れた妻の死を巡り、己れの過去と向き合いながら、友人の探偵と共に死の真相に迫る。蔵本と別れた妻の過去に秘められた哀しみの正体が明らかになる場面では涙がこぼれた。

初めて読んだ海野碧さんの作品は『水上のパッサカリア』であるが、『迷宮のファンダンゴ』『真夜中のフーガ』『アンダードック』と、その特異な文体は変わらない。個人的には、もっと評価されるべき作家であると思う。
篝火草 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:篝火草 (光文社文庫)より
4334765580

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