ICO-霧の城-

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ICO-霧の城-の評価:

3.57/5点 レビュー 165件。 C ランク

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平均点3.57pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全44件 21〜40 2/3ページ
No.24
(2pt)

長い……

普通の冒険小説を期待して買ったのですが、説明くさい文章がやけに多くて、読んでて非常に疲れました。 もう少し無駄を省けたんじゃないかなぁ、と思わざるをえないです。展開が遅くてだるかったです。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.23
(1pt)

本当に宮部みゆき‥

退屈すぎる‥。もっと自然体で書けないの‥。説明的な文章が読んでいるうちに、うるさくなって仕方がないし。 この小説を買う方々はゲームの設定とか、雰囲気を期待して読まれるんだと思うんだけど、ICOの村の描写までは何とか読めるけど、それ以降が読者と作者の想像のギャップ、ゲームの設定と作者の思い描く世界のギャップでこの小説は作者の全く独りよがりの小説になってしまった‥。ヨルダって、あんな女の子だったの?って読んだ方々は必ずびっくりする筈。 ブレイブストーリーでは、独特のファンタジーの世界観を世に送った宮部みゆきさんとは思えない作品です。 少し余計なことを考えすぎのような‥。 ゲームの世界観が好きな方々には、お勧めするわけにはいかない作品です‥。宮部みゆきさんのファンの一人として、本当に残念な小説になってしまいました。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.22
(2pt)

読みにくいよ(;ω;)

ゲームのよさが台無しになってる。語られない部分が好きだったのに。子供が読むような勧善懲悪ものになっちょる;しゃれたり、飾りもしない城の退屈な説明文、はかなさが消えたヒロインヨルダ、いらないような城の歴史…。つまんないっすよー!ゲームの世界観がすばらしいからなぁ。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.21
(2pt)

ひとつの「小説」として

ひとつの「小説」として、この作品は駄作であるといえます。映像作品、特に台詞もなくストーリーも謎だらけのICOを小説としてまとめたことはすごいと思います。が、それは「作品」の優劣に関係したことではありません。「ゲームと違う」とか、「宮部みゆきが書いたから」とかなど関係なく、ひとつの「小説」としておもしろかったかおもしろくなかったか。それが一番重要だと思います。あなたはこの小説を読んで、どう思いましたか。駄作とは言いましたが、ICOに少しでも興味のある方は購入してもいいと思います。このような形のICOもある、と知れば今まで見えなかったものも見えてくるかもしれません。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.20
(1pt)

一人の女の解釈が公式設定としてまかり通る危険

あくまで宮部みゆきというICOのイチファンが想像して書いた物語なわけだが、宮部のような大家がやるものだから、これが公式なんだという雰囲気さえ醸し出している。内容的にも性質的にもネットで公開されるような私小説レベル。これを読んでからICOをプレイするのはおすすめできない。原作ゲームの雰囲気をぶちこわしかねない。何故、宮部はこういう形で小説を発表したのか。それは、おそらく彼女のエゴイズムだろう。ネット上で様々な解釈があるが、彼女は自分が望ましい解釈を大衆的にも認めてもらおうという密かな願望を実現したかったのではないだろうか。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.19
(2pt)

劣化。

つまらん、お金返してください。この一言に尽きる・・。この小説でおもしろいのは一章のみである。前半の展開は、イコの村での様子などが描かれおり、ストーリーなども説得力があった。作者らしい、読者を引き込む力を持っている。しかし、だんだん、2章、3章と過ぎるにつれ、この小説のストーリーはだんだん色あせていく・・。まず城の描写。描写ではなく、単なる説明文である。おそらく、城の具体的な様子を他人に、とくにゲームをやった人間に思い起こさせるために、作者の頭の中で描かれたイメージをあえて無視し、そのまま、ムービーで出てきた城の具体的な寸法を説明することで、城を再現しようとこころみたのではないだろうか。それらが全て裏目になっている。ストーリー展開も、いまいち。授業中、居眠りしていると思ったら、急に起き上がって家に帰ってしまいました、という様な、唐突でいて不自然な展開がままある。話に対する伏線もなんだかユルい。城の歴史がたっぷり書いてあるが、そんなに必要なのだろうか? はっきり言うと、こんなものは断じてイコではない。ゲームにある、切ない雰囲気がほとんど感じられなかった。どうせ小説にするなら、小説という媒体を使って「ICO」というゲームを忠実に再現するか、まったくオリジナルの話にアレンジしてしまう方が良かったのではないだろうか。ゲームに出てくる場面を利用しているのではなく、そこにその場面があったから仕方なく使用している、といった感じがした。中途半端で、かえってつまらない。一個の小説としてみても、実につまらない。大して引き付けられないストーリー。劣化している描写。小説ではない、説明文。魅力のない、設定のために存在するキャラ。 そこらの、素人が作った作品の方がまだ上手。 宮部みゆきの作品としても、「ICO」というゲームの小説としても、全てにおいて、劣化している。
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4062124416
No.18
(2pt)

情景が浮かびません。。

宮部みゆきさんの圧倒的な筆の力には毎回毎回酔わせられます。ICOは、他の作品と比べても装丁も素敵でかなり期待をこめて読み始めました。結果。。。・・;天才にも苦手分野があったのね、といった感じ。とにかく読んでいて辛い。何かの拍子に本を閉じてしまったら二度と同じところは開けない、とでも言いましょうか。城の説明、説明、、の割りに情景が浮かばずページの割りに話が進まないからこんなことになってしまうのでしょうか。ゲームをやっていればうなずくところも多くて楽しめるのか。ドリームバスターはファンタジーだったけれど楽しかったし、やっぱりノベライズよりは100パーセント宮部さん、の作品の方が作者のすばらしさが出るのかも。でも違う意味でゲームをやりたくなりました。このままじゃ納得いかない!
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4062124416
No.17
(2pt)

え・・・(~_~)つまんないんだけど

つまらなかった~~(*_*)ものすごい文章量にページをめくるのが難儀かったです。宮部作品は『模倣犯』しか読んでませんが、わたしファンタジー小説も読むしRPGもよくやるので思いっきり正統派というか一本調子なストーリーは退屈でした。今時勇者かよ!光と闇かよ!お姫様かよ!とつっこみながらなんとか読破。へんだなへんだなと思ってたら、あとがきでこれはゲームのノベライズと聞いて納得ぅ~、ああ、ゲームならありだなと。「角の生えた少年」が主人公なんて、ゲームのCGで動いてたらステキ!だなぁ。でも小説の『ICO』はちょっと……最初のうちはまぁよかったのですが、ヨルダとであってこれから!ってところで長い長いヨルダの回想に入ってしまいテンションがく~~んっどん底びんぼ~!別に霧の城の過去になにがあったかなんてそんなにくどくど説明されなくてもあんまり興味ないんですけど!単純明快なイコにくらべて描写がねちねちくどくど。うう、この小説に感動できる純真さよ、戻ってこ~い(ToT)/~~~
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4062124416
No.16
(2pt)

なんか違った。。。

ゲームでは最低限の材料しか与えられてないから、やっぱり人によって思い描く世界は違いますね。私は私の思い描いてた世界があって、それをこの本に期待しすぎた感があります。それでもゲームの進行通りなのかなーと思いきやこれも外れました。そして私個人としては実際の登場人物の他にいろんな人や外の世界が関わりすぎててあの静かな世界観が壊れてしまいました。最後の感じも違うし、ヨルダやクイーンのイメージも違いました。文章も飾りが多かったなあ。宮部さんの本は初めて読んだけど、正直これを初めに読んだのは失敗だったかと思います。あの物語の謎が、真相が知りたい!と思って読んでしまうとちょっとがっかりしちゃうかもしれません。私がそうでした。ゲームしてから読むと違和感感じちゃうかも。これを読んでからゲームっていうのもやってほしくないなあ。ゲームのあの世界は何も無い状態から感じてほしいです。まったく同じではない別物として読むとそれなりに楽しめるかもしれません。城に行く前のあたりは個人的に良かったので星2つかな。
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4062124416
No.15
(1pt)

宮部式「ICO」

第一章の「光輝の書」の登場からこれはICOじゃない、というような原作との違和感を感じました。「御印」や「光輝の書」といったRPG風のアイテムや、主人公が魔人の申し子である女王を倒すべく城を目指す―といった勧善懲悪ものの設定が、本家本元のゲームのイメージを壊して、単なるヒロイックな冒険ファンタジーに成り下がってしまったように思えます。ゲームでは感じられた繋いだ手の温もりや、イコとヨルダ二人の絆の強さが上手く描かれていなかったと思います。原作の持つ切なく儚ない空気や、静謐で幻想的な世界観が生かされず、ごくありふれた冒険活劇といった枠に無難に納められたような感じです。ゲームのイコはヨルダとの出会いによって、広大な城を脱け出そうと決意します。反面小説でのイコは、始めから「城からの脱出」という確かな目的と決意を与えられています。これではイコにとってのヨルダの存在は、目的を果たすまでの過程でたまたま遭遇した一キャラクターというだけの意味でしかないと思います。イコはヨルダと出会うことで、失っていた希望を取り戻し、決意を胸に固めたのだと思います。その大切なプロセスが見事に抜け落ちていたのも残念なところです。それだけゲームに置けるヨルダの存在は大きく、意味深く、ヨルダなくしてICOは有り得なかったと思います。けれどこの小説ではヨルダの存在が希薄というか、イコひとりの英雄物語になっているように思えます。 ICOのノベライズ本としては、作者の曲解が強く、原作の持ち味を上手く表現できずに、作者独自の加工や色合いによって潰されている感じです。よって完全なオリジナル・二次創作本として割り切った方が良いです。ゲームのICOのイメージを壊したくない人にはお薦め出来ません。ゲームのノベライズということを抜きにしても、特にこれといった特色もなくありきたりです。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.14
(2pt)

ゲームのことはわからないけど・・・

ゲーム好きとしても有名な宮部みゆきさんが「ICO」というゲームに魅了され、ノベライズ化の許可を得て書いたのがこの本。宮部さんほどの人気作家にここまでさせるとはすごいゲームなんだろうな、とは思いますが私はゲームのことは何もわからないので、ここではあくまで一人の宮部ファン・読書好きとして語らせてもらいます。同じく宮部さんの「誰か」がいまいち不発だったので今回はかなり期待をしていたのですが、またもや裏切られてしまいました。「ミステリー作家・宮部みゆき」を好きな読者にはこのテーマ自体が読むのに苦労する題材なのではないでしょうか?イコの正義感が一方通行なのがもどかしい。もう一人の主要人物であるヨルダとの間に【人 対 人】の関係が見えない。そのせいか読者の心にグッと訴えてくるものがなかった。ヨルダの人間的な感情を、イコとの関係においてももっと描いてくれればだいぶ違ったと思います。ストーリーが会話でなく情景描写だけで進んでいくパターンが多いのも、二人の間に距離を感じる理由のひとつ。会話が少ないと読者の飽きも引き起こします。唯一、人間の血が通っているヨルダを感じられる第3章はすらすらと読めましたが、他の章は小説としての魅力がなく、正直、宮部さんの作品を読むのにこんなに苦労するとは思いませんでした。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.13
(2pt)

偉大すぎたオリジナル

小説として面白かったのは、宮部さんが作り出したヨルダと城の歴史の章だけだった。残りの章は、オリジナルであるゲームの画面を注意深く言葉に置き替えていっただけ、そんな印象を強く受ける。そこに著者自身が創作した物語を加えようとした痕跡は見られるが、オリジナルの魅力を曇らせてしまうだけのものになってしまっている気がした。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.12
(2pt)

ゲームの小説化だったんですかー

ゲームが既にあるということも知らずに読みました。イコの生贄にいたる経過、霧の城に囚われてからの心の中が丁寧に書かれていましたが、途中であきてしまいました。ゲームとは別物なのでしょうが、ゲームは?という興味はわきませんでした。うーん、あまり好きになれなかった。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.11
(2pt)

宮部イコ

ゲームのなかの静寂な世界とは別物と思った方がいいかもしれない 私の持っているイコのイメージとはかけ離れたものになっている 著者自身も心配していたこと(読み手のイメージを壊さないようにしたい)が結局起きてしまっている これから読む人は、ゲームをしない人なら楽しめる物語だろうと思う イコのゲームをする人なら読まないほうがいいかも・・・ 
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.10
(1pt)

今ひとつ、よりも下

私はゲームをプレイしたことはありません。友人がプレイしているのを脇で眺めていただけなので、ゲームの世界観は正直なところ、今ひとつよくわかりませんが、ゲーム中の「静寂」、その雰囲気は覚えています。 まず、私がこの小説で感じたのは「静寂」ではなく「退屈」でした。10分の一も読まずに飽きてしまい、続きを読むのが苦痛になりかかりました。 でももっと進めば先が気になるようになるかもしれない。そう期待して半分ほどまで読んでみましたが、退屈に変わりはありませんでした。 文章に魅力を感じません。説得力も感じません。イコの行動言動にも違和感があり、ヨルダの言動行動にも違和感があります。それはゲームのICOと比べた違和感でももあり、また小説そのものとしての違和感でもありました。そのため、作品の世界観に浸ることはできませんでした。 ヨルダの過去編も冗長。もう少し上手く、ストーリーの流れの中に組み込んで欲しかったです。その前に女王とのやりとりがあったとはいえ、三章は唐突だったという感は否めませんでした。 あと、これは私の読解力の問題でしょうか? ヨルダとイコは言葉が通じないはずなのに、いきなりイコの言うことをヨルダは理解していませんでしたか? その後も、ヨルダはイコの言葉を聞き取れるけれど喋れない、という設定が出てきて、そのすぐあとに「聞き覚えのある言葉だけれど記憶がないから意味がわからない」と言ってみたり。全然言葉が通じないはずのヨルダが自分の言うことに頷いてみせることを、イコはなぜ不思議に思わなかったのか? そういうところが気になってしまって、世界観に浸れなかった部分もあります。 私には宮部さんの小説はあわないのだな、ICOはともかくとして。そう認識しました。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.9
(2pt)

この作品はゲームで

大好きなゲーム『ICO』の小説化ということで、かなり期待していたのですが正直あまり楽しめませんでした。イコが霧の城に行くまでの、ゲームでは語られなかった部分までは凄く面白くて、「城に行った後はどう展開するんだろう?」とワクワクしたのですが、先に進むにつれ、ゲーム中では殆ど喋らないイコが喋りまくる事に、どんどん幻滅して行きました。小説だから主人公が全くの無口と言う訳にはいかない、というのは分かるのですが、ゲームから入った人はきっと違和感を感じるのではないでしょうか。この作品は本当に題材が難しかったと思います。ゲームを先にプレイすると、小説での城の出来事に対して違和感を持つし、未プレイで読むと城の中の様子や『ICO』の本当の魅力が伝わらない気がします。やっぱりこの作品は「ゲームだから」優れているんでしょうね。ゲームではヨルダと手を繋いで進んでいるうちに「守ってあげたい」という感情が生まれますが、小説ではその気持ちになれない、というのが一番の違いだと思います。本当に期待していただけに、残念でした。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.8
(2pt)

題材が悪かった

無駄な贅肉をそぎ落とした、引き締まったスタイルが魅力のICO。余計なイベントもなければ会話も少ない。ただ孤島のお城に捧げられた小さな生け贄の少年と、魂の器となるべく城に閉じこめられていた少女がたった二人で運命にあらがおうとする小さな抵抗を描いた物語。言葉の通じない少年と少女は、手を取ることで意志疎通を交わし、手招きをしたり首を振ったりすることで自分の意志を相手に伝えようとします。これほど「ゲーム」というジャンルで完成度の高い作品は珍しく、これを「小説」にするのは本当に難しい事だと思います。ほとんど映像作品であるICOを文章で表現しようとすると妙に説明っぽくなってしまうし、無駄をそぎ落とした作品にボテボテと文字を足してもせっかくのスタイルが崩れるだけです。かといって同じ映像作品である「映画」にしたとしても会話は無いし音楽は風や足音のみだし、第一地味だしでちっとも面白くないでしょう。やっぱりゲームというジャンルでのみ最高に力を発揮できる作品であって、小説としてのICOに研ぎ澄まされた魅力は感じられませんでした。日本語版のICOを外国人がプレイしてもほとんど問題が無いという、このゲームに言葉はいりませんから。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.7
(2pt)

まって! 読む前に...。

PS2のゲームを小説化した本作。表現や話の進め方は、「さすが宮部氏」との賞賛に価します。しかし、原作ゲームが持っている大きな魅力を宮部氏は挿げ替えてしまっており、非常に残念な本です。原作ゲームでは、少年は自分でもはっきりとした理由の解らぬまま、城で出会った少女を守りたいと思い始め、いつしか目的となります。「少年」は「少女」に恋焦がれるもの。この白く光る不思議な少女が、理屈だけではなく、本性で慕うもの、少年の“偶像(ICON)”になったからこそ、この話のタイトルは「ICO」なのです。しかし宮部氏のこの作品は、少年が最初から「村に帰る」と決意しており、「女王を倒す!」と述べます。この本ではそれが目的であり、まるでありきたりの冒険活劇になってしまいました。少女の存在意義は、理路整然と述べられた理屈においてのつなぎでしかないのです。冒険モノと見れば、それはそれで面白いのです。ゲームで謎だった部分も見事な想像で繋げており、その面で見ればこれは立派なエンターテイメントになっています。しかし、人間の深層心理を描写したきれいなボーイミーツガールであった原作を、わざわざありふれた「勧善懲悪」ものにしてしまったこの本に、少々腹立たしささえ覚えます。ゲームのジャケットと同じ表紙を使っていますが、上記で述べた根幹の部分において、この本は原作とかなり違ったものとなっております。読むのであれば、是非、ゲームを体験されてからをお薦めいたします。ゲームを普段されない方たちにも、非常に評判の良いゲームですので。そのストーリー世界と、実際の画像の綺麗さに驚かれることと思います。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.6
(1pt)

説明しすぎ

いかにもファンタジー的な要素を加えた宮部氏にとってのICO。原作ファンにとっては納得しかねる。別物とわきまえて読めば、"ライト"小説としてまあまあなのではないだろうか。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416
No.5
(2pt)

張りぼての遊園地

宮部初の正当派SFと思って手に取る。原作のゲームは見て無い。SF好き、宮部好きとしては非常に残念な本。原作を越える世界を展開しようとした気合いからか、世界の描写にページを使い過ぎ。前半から中盤にかけての伏線も結局拾いきらないまま終わっている。 にも関わらず、読んでいて「レベルがあがりました」と呟きたくなってしまうゲームっぽい場面展開。世界を広げ過ぎて張りぼての遊園地を見せられているような陳腐さが付きまとった。尻窄みでまとまりを欠いた作品と言わざるを得ない。いままで読んだ宮部作品の中で一番オススメできない。
ICO -霧の城- Amazon書評・レビュー: ICO -霧の城-より
4062124416