シンセミア

評判

シンセミアの評価:

3.40/5点 レビュー 67件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.40pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全31件 21〜31 2/2ページ
No.11
(1pt)

☆なし…

初めて本を読んで、感情ではなく、生理的に吐き気をもよおしました。読み返すきもおきず、すぐ人出に渡しました。思い出したくない二冊でした。
シンセミア(上) Amazon書評・レビュー: シンセミア(上)より
402257870X
No.10
(2pt)

エログロ長編大衆小説

全体的に浅い。人物描写も
人間関係も伏線の張り方も。
エログロ嗜好をこれ程描かないと、各登場人物の矮小さを表現できないのか疑問。
また各人物のエピソードが、終盤に向けて一つに繋がっていくものの、
単にそれだけで、そのことで生み出される余韻やドラマは何も無い。
冒頭の殺人のシーンも、その後のストーリーに殆ど影響はなく、
終盤、なんの重みもないまま種明かしがされる。
シンセミア(下) Amazon書評・レビュー: シンセミア(下)より
4022578718
No.9
(2pt)

エログロ長編大衆小説

全体的に浅い。人物描写も
人間関係も伏線の張り方も。
エログロ嗜好をこれ程描かないと、各登場人物の矮小さを表現できないのか疑問。
また各人物のエピソードが、終盤に向けて一つに繋がっていくものの、
単にそれだけで、そのことで生み出される余韻やドラマは何も無い。
冒頭の殺人のシーンも、その後のストーリーに殆ど影響はなく、
終盤、なんの重みもないまま種明かしがされる。
シンセミア(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: シンセミア(下) (講談社文庫)より
4062775492
No.8
(2pt)

現代スター作家・文壇と批評家の生理

大西巨人が褒めているそうなので、刊行より2年遅れて読了。構想力の大きななおかつ錯綜したストーリーを上手くまとめた力作であることに疑いはないが、古い言い方ながら「通俗小説」「中間小説」「大衆小説」そのものという印象だ。構想力なら同じ通俗小説の『半島を出よ』の方が話だけはでかい。警察官の倒錯的な少女性愛にしても、ほとんど図式的な描写に終始しているし、戦前・戦後の歴史的な堆積の過程で街を牛耳るようになってきたファミリーとその関連群像劇にしても、先行する大衆小説の大家たちの手練手管に及ばないのではないか?

先の『半島』にしても、出すもの全てが絶賛の桐野夏生にしても、どうしてこの人が褒めるのかと首を傾げるような人たちが褒めているのが解せない。『神聖喜劇』の大作家が本作を褒めるのはなぜなのか?

『半島』は毎日出版文化賞まで取ったらしいが、これは文壇力の故か?

何よりも中条省平が、この緩みきった文体の与太話を絶賛していることが解せないのである。安原顕ならけなしまくるだろうに。

ついでに言えば、桐野の諸作品も褒めすぎである。福田和也の鑑賞眼は、都知事のエッセイに毛の生えたような「小説」を持って世界文学とするような甚だ困ったものだが、慧眼とする向きもあろう。しかし、その桐野評も困ったものだ。きっちり批評して欲しいものだ。その都知事の手遊びに対して、真っ向から「否」を突きつけた豊崎由美は現今稀なブレない評者だが、その桐野評は「?」だ。文体・構成とも、近作はいずれも通俗小説としてさえ緩みきっていると思われるのだが。『ママ、アイムソーリー』なんてとくに・・・・。
シンセミア(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: シンセミア(上) (講談社文庫)より
4062775484
No.7
(2pt)

現代スター作家・文壇と批評家の生理

大西巨人が褒めているそうなので、刊行より2年遅れて読了。構想力の大きななおかつ錯綜したストーリーを上手くまとめた力作であることに疑いはないが、古い言い方ながら「通俗小説」「中間小説」「大衆小説」そのものという印象だ。構想力なら同じ通俗小説の『半島を出よ』の方が話だけはでかい。警察官の倒錯的な少女性愛にしても、ほとんど図式的な描写に終始しているし、戦前・戦後の歴史的な堆積の過程で街を牛耳るようになってきたファミリーとその関連群像劇にしても、先行する大衆小説の大家たちの手練手管に及ばないのではないか?
先の『半島』にしても、出すもの全てが絶賛の桐野夏生にしても、どうしてこの人が褒めるのかと首を傾げるような人たちが褒めているのが解せない。『神聖喜劇』の大作家が本作を褒めるのはなぜなのか?
『半島』は毎日出版文化賞まで取ったらしいが、これは文壇力の故か?
何よりも中条省平が、この緩みきった文体の与太話を絶賛していることが解せないのである。安原顕ならけなしまくるだろうに。
ついでに言えば、桐野の諸作品も褒めすぎである。福田和也の鑑賞眼は、都知事のエッセイに毛の生えたような「小説」を持って世界文学とするような甚だ困ったものだが、慧眼とする向きもあろう。しかし、その桐野評も困ったものだ。きっちり批評して欲しいものだ。その都知事の手遊びに対して、真っ向から「否」を突きつけた豊崎由美は現今稀なブレない評者だが、その桐野評は「?」だ。文体・構成とも、近作はいずれも通俗小説としてさえ緩みきっていると思われるのだが。『ママ、アイムソーリー』なんてとくに・・・・。
シンセミア(上) Amazon書評・レビュー: シンセミア(上)より
402257870X
No.6
(1pt)

困惑してしまいます

~小さな町の住人達の濃密で複雑な人間関係が、これでもか、という程濃厚に描かれていて、読んでいる間息苦しくなってしまいました。
たくさんの登場人物がいるのですが、誰もが見事なまでに小心な悪意の持ち主として存在し、誰一人として感情移入できないまま、終わってしまいました。
前評判の高い作品だったので、期待をこめて読み始めたのですが、上下2~~冊は正直きつかったです。~
シンセミア(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: シンセミア(下) (講談社文庫)より
4062775492
No.5
(1pt)

困惑してしまいます

~小さな町の住人達の濃密で複雑な人間関係が、これでもか、という程濃厚に描かれていて、読んでいる間息苦しくなってしまいました。たくさんの登場人物がいるのですが、誰もが見事なまでに小心な悪意の持ち主として存在し、誰一人として感情移入できないまま、終わってしまいました。前評判の高い作品だったので、期待をこめて読み始めたのですが、上下2~~冊は正直きつかったです。~
シンセミア(下) Amazon書評・レビュー: シンセミア(下)より
4022578718
No.4
(2pt)

やはり、失敗作というほか・・・

さまざまな書評で絶賛されていたので、この大冊を読んでみる気になった。しかし、そのような評判にもかかわらず、失敗作だという印象はぬぐえない。 本書の前半を通して、「盗撮」「監視社会」「ヤクザ」「ロリコン」といった過激なキーワードを満載した急テンポな物語が、たたみかけるように炸裂する。そこまではなかなか読ませるし、興奮させる。 そのいっぽうで、膨大数の登場人物がつつがなく配置されていくこの物語は、込み入ったストーリー展開のみに主眼がおかれ、それらの登場人物にほとんど人間味が感じられなくなってしまっている。読者がそう感じ始めたとたん、スリリングであるはずの本作は、ただただ長く退屈な、そして予定調和的な物語と化してしまう。 阿部はフォークナーの「ヨクナパトーファ・サーガ」にならって本作を構想したそうだが、フォークナーに比べて本作は、雄大なアメリカ南部と矮小な山形県神町(本作の舞台)がかけ離れているくらいに、似ても似つかぬものである。
シンセミア(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: シンセミア(上) (講談社文庫)より
4062775484
No.3
(2pt)

やはり、失敗作というほか・・・

 さまざまな書評で絶賛されていたので、この大冊を読んでみる気になった。しかし、そのような評判にもかかわらず、失敗作だという印象はぬぐえない。 本書の前半を通して、「盗撮」「監視社会」「ヤクザ」「ロリコン」といった過激なキーワードを満載した急テンポな物語が、たたみかけるように炸裂する。そこまではなかなか読ませるし、興奮させる。 そのいっぽうで、膨大数の登場人物がつつがなく配置されていくこの物語は、込み入ったストーリー展開のみに主眼がおかれ、それらの登場人物にほとんど人間味が感じられなくなってしまっている。読者がそう感じ始めたとたん、スリリングであるはずの本作は、ただただ長く退屈な、そして予定調和的な物語と化してしまう。 阿部はフォークナーの「ヨクナパトーファ・サーガ」にならって本作を構想したそうだが、フォークナーに比べて本作は、雄大なアメリカ南部と矮小な山形県神町(本作の舞台)がかけ離れているくらいに、似ても似つかぬものである。
シンセミア(上) Amazon書評・レビュー: シンセミア(上)より
402257870X
No.2
(2pt)

心の筆は折っちゃった?

作家の大ファンな私には残念な本でした。
阿部和重の本は全部購入しておりますが、
本作は作者の魅力である部分が削られて無くなっていました。
かつての、意識が蒙昧と自己崩壊して、ギリギリのところで展開していく
スリリングで内省的な話とはうってかわり
ただのエログロなストーリーテリングに終始していると思います。ガルシアマルケスの「百年の孤独」を思いださせる 
呪われた一族・土地のお話です。
それが どうにも阿部氏の筆に合っていないようで
人間の重なり合いが生きておらず、薄っぺらく感じてしまいます。ただ、私は「インディヴィジュアル・プロジェクション」が彼の中で
一番の作品と思っていたので、本当に感じ方は人それぞれなんですね。
シンセミア(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: シンセミア(上) (講談社文庫)より
4062775484
No.1
(2pt)

心の筆は折っちゃった?

作家の大ファンな私には残念な本でした。阿部和重の本は全部購入しておりますが、本作は作者の魅力である部分が削られて無くなっていました。かつての、意識が蒙昧と自己崩壊して、ギリギリのところで展開していくスリリングで内省的な話とはうってかわりただのエログロなストーリーテリングに終始していると思います。ガルシアマルケスの「百年の孤独」を思いださせる 呪われた一族・土地のお話です。それが どうにも阿部氏の筆に合っていないようで人間の重なり合いが生きておらず、薄っぺらく感じてしまいます。ただ、私は「インディヴィジュアル・プロジェクション」が彼の中で一番の作品と思っていたので、本当に感じ方は人それぞれなんですね。
シンセミア(上) Amazon書評・レビュー: シンセミア(上)より
402257870X