虹の彼方

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虹の彼方の評価:

3.34/5点 レビュー 29件。 C ランク

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平均点3.34pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全27件 21〜27 2/2ページ
No.7
(4pt)

とっても切ないオトナの恋愛★

女優と小説家のロマンチックな大人の恋愛事情をドラマのように映画のように読みました。章の終わりに近づくにつれ、ややつまらなくなりましたが全体的に素敵なお話でした。
虹の彼方 Amazon書評・レビュー: 虹の彼方より
4620107018
No.6
(5pt)

こういう関係って、あるはず です。

次のフレーズがとても印象に残りました。生涯、忘れることの無い予感がします。
『紫薇がふいに泣きだした。目を赤くしながら、涙をあふれさせながら、首を烈しく横に振り、
「なんかすごく悲しいよ」と子供のような言い方で言った。「なんで、戻らなくちゃいけないんだろ
う。大騒ぎになるってわかってるのに。このまんま、ずっとずっとふたりきりでいればいいのに。
人が何を言っても、こういう関係、ってあるはずなのに」』
男と女である以上、どこで出逢おうと、どんな状況であろうと、愛し合うということはあり得ることなのだと思います。そういうテーマを追求した作品だと思います。作者にとっては、次の作品に向けてのテスト的な位置づけではないかという感触もしました。
中国での逃避行から日本に帰り、志摩子も正臣もそれぞれの現実と対峙するが、この部分の描写をもっと濃くしていただけたら、ラストシーンがもっと輝いたかもしれないと思いました。
虹の彼方 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 虹の彼方 (集英社文庫)より
4087463141
No.5
(5pt)

こういう関係って、あるはず です。

次のフレーズがとても印象に残りました。生涯、忘れることの無い予感がします。
『紫薇がふいに泣きだした。目を赤くしながら、涙をあふれさせながら、首を烈しく横に振り、
「なんかすごく悲しいよ」と子供のような言い方で言った。「なんで、戻らなくちゃいけないんだろ
う。大騒ぎになるってわかってるのに。このまんま、ずっとずっとふたりきりでいればいいのに。
人が何を言っても、こういう関係、ってあるはずなのに」』
男と女である以上、どこで出逢おうと、どんな状況であろうと、愛し合うということはあり得ることなのだと思います。そういうテーマを追求した作品だと思います。作者にとっては、次の作品に向けてのテスト的な位置づけではないかという感触もしました。
中国での逃避行から日本に帰り、志摩子も正臣もそれぞれの現実と対峙するが、この部分の描写をもっと濃くしていただけたら、ラストシーンがもっと輝いたかもしれないと思いました。
虹の彼方 Amazon書評・レビュー: 虹の彼方より
4620107018
No.4
(5pt)

多分、本当に愛する人に出会えた時そう思う。

「間に合った」志摩子と正臣が出会った時、二人の心の中で漠然とそんなことを感じた。結婚は一生の契約かもしれない。でも、40を過ぎて何もかもきちんとまとまっているときに出会ってしまう恋。別に心の隙間を埋めるための恋ではもうないのだけれども、とてもいとおしく思う。私もそんな年になり、少女のような恋を大人げなくしています。でも、今の自分が本当に愛せる人を見つけたような気がして、今までの恋はなんだったんだろうなあと。一見、いい年をした大人の色めき話みたいなお話ですが、実際こう思うんだ、そうそう。子供がいたら違うんだとかともかくいろいろな事を思いながら読んだ本でした。最後は二人で死ぬのかななんて思ったけれども、でも別れないで静かに年を重ねていくのであろう未来が現実的で良かったです。私も今度生まれてきたら、最初から今大好きな人のそばにいて、そんなに大きなことはできなくてもいいから、静かに二人で生活できたらいいなと思いました。多分、40を過ぎる位の恋が本物の恋かもしれない。
虹の彼方 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 虹の彼方 (集英社文庫)より
4087463141
No.3
(5pt)

多分、本当に愛する人に出会えた時そう思う。

「間に合った」志摩子と正臣が出会った時、二人の心の中で漠然とそんなことを感じた。結婚は一生の契約かもしれない。でも、40を過ぎて何もかもきちんとまとまっているときに出会ってしまう恋。別に心の隙間を埋めるための恋ではもうないのだけれども、とてもいとおしく思う。私もそんな年になり、少女のような恋を大人げなくしています。でも、今の自分が本当に愛せる人を見つけたような気がして、今までの恋はなんだったんだろうなあと。一見、いい年をした大人の色めき話みたいなお話ですが、実際こう思うんだ、そうそう。子供がいたら違うんだとかともかくいろいろな事を思いながら読んだ本でした。最後は二人で死ぬのかななんて思ったけれども、でも別れないで静かに年を重ねていくのであろう未来が現実的で良かったです。私も今度生まれてきたら、最初から今大好きな人のそばにいて、そんなに大きなことはできなくてもいいから、静かに二人で生活できたらいいなと思いました。多分、40を過ぎる位の恋が本物の恋かもしれない。
虹の彼方 Amazon書評・レビュー: 虹の彼方より
4620107018
No.2
(5pt)

長く生きていることでできるしがらみ

中高年の恋愛をテーマにした小説と言うと、ラストはどうしても情死だったり、妙に悟った別れかただったりするものですが、今回は周りを傷つけ、ぼろぼろにしながらもやはり離れられない二人と言うことで、とても現実的でした。
全てを捨てることの代償は、年齢を重ね、社会的にも安定したからこそ、とてつもなく大きく、周りからは大きな罪を犯しているととられてしまう。そんな二人が上海へ逃避行し、そこで帰国を決意するまでのくだりは、中国の美しい自然と、ゆったりと流れる時間を背景に、正臣と志摩子の心の葛藤が痛々しく、胸が痛みました。
48歳と43歳と言う年齢で、こんなに激しい恋に落ちることは羨ましい限り。この本は若い方には理解しがたいと思います。R40というところでしょうか?500ページを超える大作です。中年に差し掛かった女性が非日常を遊びたいならおすすめです。
虹の彼方 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 虹の彼方 (集英社文庫)より
4087463141
No.1
(5pt)

長く生きていることでできるしがらみ

中高年の恋愛をテーマにした小説と言うと、ラストはどうしても情死だったり、妙に悟った別れかただったりするものですが、今回は周りを傷つけ、ぼろぼろにしながらもやはり離れられない二人と言うことで、とても現実的でした。
全てを捨てることの代償は、年齢を重ね、社会的にも安定したからこそ、とてつもなく大きく、周りからは大きな罪を犯しているととられてしまう。そんな二人が上海へ逃避行し、そこで帰国を決意するまでのくだりは、中国の美しい自然と、ゆったりと流れる時間を背景に、正臣と志摩子の心の葛藤が痛々しく、胸が痛みました。
48歳と43歳と言う年齢で、こんなに激しい恋に落ちることは羨ましい限り。この本は若い方には理解しがたいと思います。R40というところでしょうか?500ページを超える大作です。中年に差し掛かった女性が非日常を遊びたいならおすすめです。
虹の彼方 Amazon書評・レビュー: 虹の彼方より
4620107018