オススメ?ダメダメ? 推理小説(ミステリ)について読書管理や感想を書いていく書評サイトです。 はじめての方はこちらからどうぞ。 サイトの要望はこちらからどうぞ。
2026年度雑誌ランキング
会員機能
その他
テスト稼働中自由に遊んでみてください!
【十市社】
【この小説が収録されている参考書籍】
【この小説が載っている参考書籍】
ゴースト≠ノイズ(リダクション)の評価:
5.50/10点 レビュー 2件。 D ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点5.50pt
絞込み:
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
最後まで読んで
東京創元社が新たに発信する「エディターズ・チョイス!」の第一回刊行作品で、紙の書籍の発売までの先行配信キャンペーンとして電子書籍版が500円だということで、購入しました。初見の作家の作品で不安はあったのですが、編集者の方の絶讃に賭けるつもりで。結果、買って損はなかったと思います。「エディターズ・チョイス!」とは「新人賞を経由しないデビューのかたち」だそうですが、新人賞をとってデビューしている一部の作家より、文章はうまくて安心して読んでいくことができます。最後まで読むと、作者が文章の隅々まで配慮して書いていることがよく判ります。近年、こういう目的のためだけに文章を練り上げる傾向がミステリー界に増殖していることには、賛否それぞれあると思いますが、過去の結果を見る限りある程度の数の批評家に絶讃されそうな気がします。脇役の人物たちの造形がありきたりなのが残念ですが、とりあえず主役二人のキャラクターは十分魅力的に表現されています。もしかすると、(私のように)変にこだわりを含んだ期待を持って読み始めた読者は、途中で期待外れと断じて投げ出したい思いにとらわれるかも知れませんが、最後まで読んで損はないです。
東京創元社が新たに発信する「エディターズ・チョイス!」の第一回刊行作品で、紙の書籍の発売までの先行配信キャンペーンとして電子書籍版が500円だということで、購入しました。初見の作家の作品で不安はあったのですが、編集者の方の絶讃に賭けるつもりで。結果、買って損はなかったと思います。
「エディターズ・チョイス!」とは「新人賞を経由しないデビューのかたち」だそうですが、新人賞をとってデビューしている一部の作家より、文章はうまくて安心して読んでいくことができます。最後まで読むと、作者が文章の隅々まで配慮して書いていることがよく判ります。近年、こういう目的のためだけに文章を練り上げる傾向がミステリー界に増殖していることには、賛否それぞれあると思いますが、過去の結果を見る限りある程度の数の批評家に絶讃されそうな気がします。
脇役の人物たちの造形がありきたりなのが残念ですが、とりあえず主役二人のキャラクターは十分魅力的に表現されています。
もしかすると、(私のように)変にこだわりを含んだ期待を持って読み始めた読者は、途中で期待外れと断じて投げ出したい思いにとらわれるかも知れませんが、最後まで読んで損はないです。