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僕はお父さんを訴えますの評価:
7.00/10点 レビュー 2件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.00pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
僕はお父さんを訴えますの感想
「リクを殺した罪でお父さんを訴える。」中学生・向井光一の愛犬リクの死因は明らかに人の手による虐待だった。疑いの目を実の父に向けた光一は民事裁判によってリクの無念を晴らそうとする。そして始まる裁判、淡白すぎる父の行動に関係者一同は困惑するが息子の光一はなにかを見つめている。判決の日、法廷をひっくり返す大きな爆弾が投げられた。 子供が実父を訴えるという衝撃的なテーマであるが、検事や弁護士が跋扈する法廷ミステリーのような固苦しさはなく、子供が如何に裁判を進めていくかということを周りの協力とともにコミカルに描いている。しかし裁判の開幕から一変、父の読めない行動と少年の隠された真意によって法廷は大きく揺らぎだす。裁判について平易に書かれていて読みやすく、ミステリーとして予想外なところに帰着した優秀作。
タイトルどうりの内容なので隠された真意を、どうドラマチックに見せるかが重要になるストーリーだと考える。その意味ではミステリとしてプロローグから中盤の展開、そしてクライマックスへと流れる話の持っていき方は良く書かれている。伏線の張り方、登場人物の心情、裁判を起こしどう訴えるかなど丁寧に書かれていてわかりやすい。しかし、トータルで言えば後味の悪い話といえる。その問題をこういった切り口でみせ更に驚きの事実を白日の元に曝すという手法は良いけれど主人公にとっても重い話だと思う。一件落着してもその事実は消えない、そのあとに引きずる重さは普通ではないだろう。良く考えれば主人公の行動も歪んでいるように見える。他に解決の方法があるだろうと思ってしまう。読後に感じるそれらの事が自分としては残念といえる。
「リクを殺した罪でお父さんを訴える。」
中学生・向井光一の愛犬リクの死因は明らかに人の手による虐待だった。疑いの目を実の父に向けた光一は民事裁判によってリクの無念を晴らそうとする。そして始まる裁判、淡白すぎる父の行動に関係者一同は困惑するが息子の光一はなにかを見つめている。判決の日、法廷をひっくり返す大きな爆弾が投げられた。
子供が実父を訴えるという衝撃的なテーマであるが、検事や弁護士が跋扈する法廷ミステリーのような固苦しさはなく、子供が如何に裁判を進めていくかということを周りの協力とともにコミカルに描いている。しかし裁判の開幕から一変、父の読めない行動と少年の隠された真意によって法廷は大きく揺らぎだす。裁判について平易に書かれていて読みやすく、ミステリーとして予想外なところに帰着した優秀作。