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【柴田哲孝】
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KAPPAの評価:
7.00/10点 レビュー 2件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.00pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
KAPPAの感想
『TENGU』、『GEQ』と読みつないできた作品と比較をすれば、小さくまとまった作品といえよう。世界観、テーマ、科学的推論、どれもが小さい。だからといって、この作品が即に駄作か、というとそうでもないのである。プロローグの主人公を未知の生物目線にすることで、どのような生き物であれ 少なくともこの作品で何かが存在することを擦り込まれる。というか、題名のとおり、初っ端に登場するのが 河童(カッパ)目線なのである。だから、物語が始まる時には既に、未知の生物の存在は当たり前のこととして読み始めているのである。そうして、人が襲われたときの警察の初動捜査が殺人事件であることを知っているわれわれ読者は、その組織で一匹狼の刑事や、フリーの記者、地元民が知らぬ間に協力して、突き止めようと立ち向かう。紆余曲折の末、この怪物が 〇〇であることを突き止め・・・と続くのだが。後半は、既に怪物の正体が明らかにされているのでたいした緊迫感はない。が、ストーリー性以外でも 登場人物それぞれの成長やがあり、物語に引き込む力強さなど、単なる謎解き殺人ミステリーから一歩突っ込んだ作品で、十分に秀作といえよう。 了
ブラックバスを釣りに来ていた男が殺害される。犯人は河童。年齢も境遇もバラバラな4人の男達が退治に乗り出す事になるが、はたして河童の正体は?作戦は成功するのか?と言うお話です。良かった点は、文章が読み易く、また登場人物も好人物ばかりで感情移入しやすい所です。出て来るのは男ばかりで、それぞれ問題を抱えながら前へ進む為に戦う。クライマックスもなかなかの緊張感。個人的な不満点は、自分が釣りをやらないので、細かく描写されても興味が出なかった所です。逆に釣り好きならプラス評価されるのかも知れませんが。読後感はさわやかでした。あまりメジャーでは無い作品でしょうが、良作です。
『TENGU』、『GEQ』と読みつないできた作品と比較をすれば、小さくまとまった作品といえよう。
世界観、テーマ、科学的推論、どれもが小さい。
だからといって、この作品が即に駄作か、というとそうでもないのである。
プロローグの主人公を未知の生物目線にすることで、どのような生き物であれ 少なくともこの作品で何かが存在することを擦り込まれる。
というか、題名のとおり、初っ端に登場するのが 河童(カッパ)目線なのである。
だから、物語が始まる時には既に、未知の生物の存在は当たり前のこととして読み始めているのである。
そうして、人が襲われたときの警察の初動捜査が殺人事件であることを知っているわれわれ読者は、その組織で一匹狼の刑事や、フリーの記者、地元民が知らぬ間に協力して、突き止めようと立ち向かう。
紆余曲折の末、この怪物が 〇〇であることを突き止め・・・と続くのだが。
後半は、既に怪物の正体が明らかにされているのでたいした緊迫感はない。
が、ストーリー性以外でも 登場人物それぞれの成長やがあり、物語に引き込む力強さなど、単なる謎解き殺人ミステリーから一歩突っ込んだ作品で、十分に秀作といえよう。 了