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【池井戸潤】
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民王の評価:
7.50/10点 レビュー 2件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.50pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
もう少し刺激的でも良かった、政治風刺小説
2000年代後半、安倍、福田、麻生と首相が一年で交代していた時代を舞台にしたユーモラスな政治小説である。漢字が読めないような人物が、何で首相になっているのか? そんな素朴な疑問を追及し、エンターテイメント作品に仕上げた作者の手腕は、さすがというしかない。ただ、もうちょっと悪意があるユーモアでもよかったかなと思うが、そこが池井戸潤の良さでもあるのだろう。
政治コメディ
総理大臣の父親とその馬鹿息子の頭の中が入れ替わるという物語。息子(見た目は総理大臣)は国会での答弁で秘書の書いた原稿の漢字が読めなかったり、酒に酔っ払って会見を開く大臣がいたりと、まるで一昔前の政治家を風刺しているかのような作品です。思わず笑ってしまうようなコメディ作品で、軽いタッチでテンポよく進んでいきますが、そこに著者の強いメッセージを感じることができました。なぜ親子の中身が入れ替わってしまったのか、しっかりとした記述があるので、ぶっ飛んだ設定に抵抗のある人でも楽しく読めるのではないでしょうか。
2000年代後半、安倍、福田、麻生と首相が一年で交代していた時代を舞台にしたユーモラスな政治小説である。
漢字が読めないような人物が、何で首相になっているのか? そんな素朴な疑問を追及し、エンターテイメント作品に仕上げた作者の手腕は、さすがというしかない。ただ、もうちょっと悪意があるユーモアでもよかったかなと思うが、そこが池井戸潤の良さでもあるのだろう。