美麗で変人な本草学者と同心見習いのバディが、江戸の難事件を解き明かす! 江戸は浅草の札差店で、10人もの奉公人が同時に亡くなった。

ここは夢の楽土か、煉獄か――? 1938年、革新官僚・岸信介の秘書が急死した。

上野駅の幻の18番線には、乗客の記憶を一つだけ消してくれる列車が停まっている。

何者かに腹部を刺された五十嵐夏帆が大阪の三品病院に緊急搬送された。

濃厚なチョコレート、あたたかなスコーン、とろけるようなプリン……おいしいスイーツには謎解きがついてくる！ デパ地下の和菓子店に訪れるお客さんの謎めいた行動の理由、家庭科準備室で消えたチョコレートの行方、オフィスで饗されるアフタヌーンティーに隠された秘密など

きっとみんな、何かを抱えて生きている。

その神は、犯人だけを言い当てる 「犯人の名前は羽柴理沙。年齢は二十三歳。

死者の魂が見える赤い左眼を持つ大学生・斉藤八雲。

平家落人伝説の地に住む老漫画家と姪の気象予報士。

「ねえ、助け合ってみない? 僕たち。

文豪をモチーフにしたカレーメニューが好評の、神保町「喫茶ソウセキ」。

小樽にある高級料亭旅館〈銀の鰊亭〉の火事にまつわる騒動から一年。その事件を機に、警察を辞め、私立探偵となった磯貝公太。

映画製作の現場において撮影シーンの様子や内容、物語の繫ぎなどを管理する役目、スクリプター。

私は“善人”か、それとも“悪人”か 「ねえ……あそこに誰かいない?」。

転校生の白石要は、少し不思議な青年だった。背は高いが、髪はボサボサでどこを見ているかよくわからない。

謎を解かなければ。 私は作家なのだから。

宮仕えを辞して出家した紫式部(香子)は今、彰子が手配してくれた宇治の寺の庵に一人で暮らしている。

外回り中の営業部長・山縣泰介に緊急の電話が入った。

「ヒロ、結婚してくれ」。

行者に祟られ、座敷童子に守られているという古い屋敷に、 後継者選びのため親族一同が集められた。

念願かなって海外旅行の添乗員になった遙。

私が救ったのは、天使か、悪魔か――。 殺した後、一晩かけて遺体をバラバラにする殺人鬼――通称「真夜中の解体魔」。

やっと手にした理想の生活だったのに…… 都内のアパレルメーカーに勤務する鈴倉茉菜。

次々と現れる新型ウイルスに対抗するため、政府が定める期間、外出を禁じられ「巣ごもり」を強制される《繭》の仕組みができた日本。

フリーの分子生物学者Qのもとに、バイオソニック社のCEOであり、Qと同じ研究室出身の織原純一郎が行方不明になったとの連絡が届いた。

江戸は神田の袋物屋・三島屋は風変わりな百物語で知られている。語り手一人に聞き手も一人。

新たな刑事の名は、大門真由―― 寒風吹きすさぶ釧路の海岸で他殺体が発見された。

小鳩常悟朗、高校三年生。小市民を志す彼はある日空を舞い――落ち、病院に搬送された。

クイズ研究会会長の高校２年生・成田頼伸（ライ）は、クラスで「じゃない方」と呼ばれている。

孤島でわらべ歌に見立てた連続殺人を計画する家族、倒叙ミステリーの世界に憧れる主婦、難読ネームに翻弄される犯人、神隠しに遭った人間だけが入れるという奇妙な研究会、どんな物語もアッと驚く結末にできる大発明、夜の釣り場に現われる怪異、どうしても決め台詞を言いたい

大切な誰かのために、あなたの「こころ」を届けます―― 『幽落町おばけ駄菓子屋』の蒼月海里が描く、爽快＆胸熱なアーバン青春お仕事ストーリー!! 新米配達員は、海や川を縦横無尽に駆け抜ける！ 「運び手がいなくなったら、心を繫ぐこともできないから」 高校を

戦乱の時代。常人離れした体躯と武勇を持つが、実際は心優しき乙女の小梅。

隠しても隠せない。服がすべてを自白してしまう。

メキシコで麻薬密売組織の抗争があり、組織を牛耳るカサソラ四兄弟のうち三人は殺された。

殺人を企む一人の男が、土砂崩れを前に途方にくれた。 復讐相手の住む荒土館が地震で孤立して、犯行が不可能となったからだ。

京都・上賀茂神社の近くに移転した「鴨川食堂」。

ミステリーのことはよくわからない、でも知りたい。

風変わりな天才巫術師の少女と許婚が謎を解く、中華退魔ファンタジー! 霄(しょう)の京師(みやこ)には、稀代の巫術師(ふじゅつし)がいる。