(短編集)
繭の季節が始まる
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レビュー★5なんで 買ってみました。 古本屋さん安かったもんで✌︎('ω'✌︎ ) 着想はいいね。主人公の1人と1匹もいい。 肝心の事件がつまらん! 全5話中3話まで読みましたが ギブアップ。 | ||||
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パンデミックでの自宅待機について、アメリカでは「自由に反する」として断固に反対して戦っている人たちが多い。それが社会を分断する考え方にもなっている。 この本で「繭の季節」という発想に出会ったとき、日本でしか思いつかないことだと思ってとても感心してしまった。繭の季節に心優しい警官がロボットの猫と一緒に巡回するのを読んでいて、「ああ、アメリカでもこんな雰囲気に憧れる人はきっといるだろう」と思った。 ミステリと近未来SFが混じったようなこの作品は、パンデミックというテーマを扱っているけれど、読んでいて気持ちが穏やかでいられた。英語圏のSFファンに愛されそうな作品だと思った。 | ||||
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「ロックダウン」だなんて無骨な呼び方をするより、『繭』と読んだ方が優しい気がするね。 | ||||
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感染症が広がり始めると、すぐに強力なロックダウンの施策をとる近未来の話です。 そのロックダウンを「繭」と呼んでいるわけです。 最低限の警官は「繭」に入らず、巡回パトロールをします。 本書は、巡回パトロール中に見つけた比較的小さな事件を、主人公の警官と猫ロボットが解決します。 全部で五話収録されていて、ひとつひとつは、ああなるほど、とうなずくミステリとなっています。 福田和代というと、冒険アクションの作家、というイメージがあったのですが、こういうのも書いていたのですね。 さて、一話ずつ読んでいって、最後には一応ハッピーエンドになっているのですが、読み終わったあと、なんともうすら寒いような思いにとらわれました。 たとえば、ネビルシュートの「渚にて」を読んだあとのような気分です。 >(「渚にて」に引用されているTSエリオットの詩) かくて世の終わり来たりぬ かくて世の終わり来たりぬ 地軸崩れるとどろきもなく ただひそやかに こういった、わびしいような、さみしいような後味でした。 ちょっと不思議な作品ですね。 | ||||
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