吉原の帰り、死体とおぼしきものを載せた大八車と偶然すれ違った宝井其角。

吉原で紀伊國屋文左衛門が毒を盛られ危うく死にかけるが、其角の機転で事なきを得る。

縁切り寺の御用宿を舞台にした「隅田川御用帳」、江戸では珍しい女性医者を主人公に据えた「藍染袴お匙帖」、 〝窓際同心〟の活躍を描いた「橋廻り同心・平七郎控」、行方知れずになった妻を捜し出す浪人が主人公のシリーズ 「浄瑠璃長屋春秋記」。

５対４で有罪―― この判決は、ほんとうに正しかったのか？ 死刑か冤罪か。

妻殺しの容疑者となった男を救え! 証人たちの嘘を暴きながら真実に迫る若き弁護士の活躍。

浦川や正棠たちの企てを打ち破り、無事高岡藩主の座に就いた正紀。

旅籠屋の舟吉に用心棒をしてほしいと頼まれた浪人の九郎兵衛。商人殺しの下手人の疑いがある若い僧に狙われているというのだ。

北町奉行所定廻り同心・井原伊十郎は、江戸の町を騒がす女盗賊『ほたる火』を追っていた。

江戸で相次ぐ無差別の人殺し。手口は様々で、骸の傍には必ず一輪の白椿が置かれていた。

万次と喜八は、浅草界隈を牛耳っている香具師・丑蔵の子分。