静養を理由に、祖父母のいる海辺の田舎町へ移り住んだ新。唯一の日課は、夜の海辺を散歩すること。

クリスマス間近のある夜。昴の乗った京浜東北線最終電車の第2車両が、突如消え去った。

君と出会えた奇跡を、永遠に忘れない。たとえ君が人殺しだとしても。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

あの日、わたしは《幽霊》と恋をした――。切なさ120%の青春恋物語。

僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは―。

人にはポイントがある。ルックス、学力、コミュ力。

生きづらさを抱え、退屈な高校生活を送る僕に、ある日届いた１通のメール。

僕は今でも君が好きだよ――映画化も決定、あの感動作が再びよみがえる! 不治の病「発光病」で入院したままの少女・渡良瀬まみず。

「久しぶり」そう言って、高校生のときに交通事故で死んだはずのクラスメイトがなぜか今目の前に立って笑っている。

“将来の夢”なんてバカらしい。現実を生きる高校生の美齢は、ある夏の日、叶うはずのない夢を追い続ける少年と出会う。

叶えたい“願い”を持つすべての人に届けたい、ひと夏の忘却と運命の物語。 ある日、目の前に死神が立っていた。

「君を、私の専属カメラマンに任命します!」クラスの人気者・香織の一言で、輝彦の穏やかな日常は終わりを告げた。

あの日消えてしまった初恋を、今もずっと忘れられずにいる――。 僕の大学生活は平凡だった。

これは命がけの恋物語。 七夕に奇跡が起きる――。

「明日死んでもいいくらい、後悔のない人生を送りたい」幼い頃から難病を抱え、限りある日々を大切に生きる赤月よすが。

最愛の人の死には三億円の価値がある――。壮絶で切ない最後の夏が始まる。

なぜ少女は最愛の先生を殺さなければならなかったのか? 突如失踪した人気小説家・遥川悠真。

「俺はずっと君のことが気になっていて、一度でいいから話してみたかった」 高2の藍原美月は親友の彼氏に叶わぬ片想いをし、悩む日々を送っていた。

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。

ある秘密を抱えた月ヶ瀬和希は、知り合いのいない環境を求め離島の采岐島高校に進学した。

他人の嘘が分かる、不思議な力を持つ高校生、藤倉聖。だが、全ての人の嘘が分かるわけではない。

高二の由芽には、昔から繰り返し見る夢があった。古い神社、学ラン姿の青年、悲しい別れ…。

恋人の過去と繋がる一冊の交換日記。本当に好きだった。

死んだっていい。 君と出会う前は、そう思っていた――。

大切に想うからこその嘘 「幸せ」を願うのはどういうことだろう。 優しくて、温かな思いに覆いつくされていく物語。

自分で殺した女の子に恋をするなんて、どうかしている。 「私、死んじゃいました。

難病で入院している恋人・壱星のために写真を撮る高２の萌奈。

「一番の願い事は叶わない」。トラウマを抱えた梨沙は、進路、恋、友情、全てがうまくいかずにいた。

もっと君と生きたい。 その言葉を胸に今度は僕が君の夢を叶えるよ。

何度だって君を好きになる。 たとえ失うと分かっていても――。

なぜ少年はテロリストになったのか――衝撃と感動が迫りくる慟哭ミステリー 「すべて、吹き飛んでしまえ」 突然の犯行予告のあとに起きた新宿駅爆破事件。

「死ぬくらいなら、僕にならない?」――生きることに絶望した立井潤貴は、自殺寸前で彼に救われ、それ以来〈高木健介〉として生きるように。

友達の死から始まった苦い夏休み。僕らは、幽霊に導かれて旅に出た。

皆から注目を浴びる双子の姉・美羽に比べ、出来の悪い自分に嫌気が差す高2の優羽。

大好きな叔母・春桜(はるか)が宛名も書かず大切に手元に置いている手紙を見つけた甥の千景(ちかげ)。

皆が望む、「いい子」を演じていた。 あの家族に出会うまでは――。

君と全力で生きた時間が僕の未来を変えたんだ 母の死をきっかけに幸せを遠ざけ、希望を見失ってしまった瑞樹。

これは、僕が君に出逢い恋をしてから、君が僕に出逢うまでの、奇跡の物語。

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。

ひとつきに二度、満月が見られるブルームーンの8月。17歳の僕は京都の嵐山にある祖母の家に帰省した。

僕は春が嫌いだ。

母子家庭で育った倉木は、病気の妹の治療費のために野球をやめ、無気力に生きていた。

二人の結末を見届けた時、きっともう一度読み返したくなる――。

一戸建てを購入するのは、一世一代の決断が必要だ。

20歳の茉莉は、数万人に一人という不治の病にかかり、余命が10年であることを知る。笑顔でいなければ周りが追いつめられる。

堀川次郎は高校二年の図書委員。

大人気「珈琲店タレーランの事件簿」シリーズ、三年ぶりの最新作! 京都の裏路地にひっそりと佇む珈琲店《タレーラン》。

あなたの余命は半年です――ある病院で、医者・桐子は患者にそう告げた。

京の早春を花と灯りで飾る東山花灯路にて、狐の花嫁行列が妨害される事件が起こる。

続々重版『今夜、世界からこの恋が消えても』著者が贈る感動ラブストーリー 田舎町で祖父母と三人暮らし。

読む順番によって変わる読後感!長い時を越えて紡がれる 大きな愛の回想録 十二歳の夏を過ごしていた少年・嵯峨愁。

「君には才能がある、一流の泥棒になってみないかい?」謎多き美貌の青年、嵐崎の驚くべき勧誘。

青春小説の旗手・天沢夏月がおくる、迷える高校生たちの物語。 タイムカプセルに入っていた「今の自分」への手紙。

ひとつきに二度、満月が見られるブルームーンの7月。

普通の高校生活を送る僕・相葉孝司に突然起こった「自分以外の時が1時間だけ止まる」という不思議な現象。