新たな呪いは――「変異」する。進化を続ける「貞子」、ノベライズで登場! 時は令和。

感染する狂気と暴力―! 気弱な青年の森田彼岸が潜り込んだJCDC―日本疾病管理予防研究所は、感染症については国内NO.1の研究所。

友人とゲイパレードを見に来ていた青年、菱屋修介は、晴天の空にアポカリプティック・サウンドが響くのを聞き、天使が舞い降りるのを見た。

「多重債務者」に「高額所得者」、「エステ会員」に「かもリスト」…。

知られざる、もう一つの物語。“6月の蛙男”が雨音の中やってくる。

娘を惨殺され、失意の底に沈むエッセイスト草薙のもとに、かつての担当編集者から連絡が入る。小説を書かないか―。

二十年前の破滅的な隕石落下により、大阪は異形の街と化した。

ボランティアで児童虐待の電話相談をしている秋生。

女子高生のマユリと親友の幸せな日常は、ある日突然終わりを告げた。ストーカーが家へ侵入してきたのだ。

その失踪は、数々の猟奇的な事件の発端だった―― とある反社会的組織に対抗するために設立された特殊情報管理室。

新妻恭子は妊娠5ケ月。夫を会社に送りだし、のんびり本を開く。

エネルギー戦略の失敗から、日本では19年前に「夜」制度が導入された。

凄惨な殺人が頻発した、“地獄の季節”から約二年。金敷市は、表面上は平穏な生活を取り戻している…。

“あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。

ケースワーカーとして働く茜に、突然“晩年計画が始まりました”という奇妙なメールが届く。

訳アリの遺品と「不幸」をコレクションするオギーの依頼を受けた俺は、我が子の首を切断した母親の元に赴く。

その女を、入れてはいけない。入れれば最後、家はたちまち食い尽くされる。

ゴミ屋敷にはなんでもあるんだよ。ゴミ屋敷なめんな―特殊清掃員の俺は、ある一軒家の清掃をすることに、期間は2日。

金敷署の厄介者が集まる、生活保安課防犯係特殊相談対策室。

タクシー運転手である主人に長年仕えた一冊の道路地図帖。

盲目の美女ロザリンドとのロマンスを描いた表題作他、全十編の最新小説集。

ひょんなことから、プロの殺し屋が集う会員制ダイナーでウェイトレスをする羽目になったオオバカナコ。

“シュール”かつ“泥沼”のような状況を乾いた“ユーモア”とともにお届けする、異才の作家・平山夢明“最悪劇場”全四話。

昼はピエロに扮装して子供たちを喜ばせながら、夜は少年を次々に襲う青年実業家。