オー! ファーザー

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初版刊行(参考)
種別
長編
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131
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あらすじ

2010年02月28日 オー!ファーザー

みんな、俺の話を聞いたら尊敬したくなるよ。我が家は、六人家族で大変なんだ。そんなのは珍しくない?いや、そうじゃないんだ、母一人、子一人なのはいいとして、父親が四人もいるんだよ。しかも、みんなどこか変わっていて。俺は普通の高校生で、ごく普通に生活していたいだけなのに。そして、今回、変な事件に巻き込まれて―。(「BOOK」データベースより)

評判

オー! ファーザーの評価:

6.80/10点 レビュー 10件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.80pt

オー! ファーザーの総合評価:

7.90/10点 レビュー 122件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全5件 1〜5 1/1ページ
No.5
(8pt)

父親が四人もいるって、カオスじゃないの?

2006年に新聞連載され、2010年に単行本化、2013年に文庫化された長編小説。高校生の息子と四人の父親が作り出す不思議な家族の冒険を描いたファミリーミステリーである。
地方高校の2年生・由紀夫は6人家族。しかし、その中身は、四股を掛けた末に同時に4人と結婚した母親と4人の父親たちという面倒くさいものだった。ギャンブルが生き甲斐の「鷹」、大学教授で頭脳明晰な「悟」、元ホストで女性の扱い方の天才「葵」、バスケットボールと格闘技マニアの中学教師「勲」という個性的過ぎる父親たちに育てられた由紀夫は、学業成績がよく、スポーツ万能で女性に人気があり、しかもゲームや博打にも強い理想的な男子だった。ところが、不登校になった同級生が気になり自宅を訪ねたことから、思いもよらぬ事件に巻き込まれることになった。
とにかく最初の主人公の背景設定からして常識はずれ、しかも続々と登場する周辺人物も極めて個性的なキャラクターで、彼らの会話だけでも面白い。さらに、由紀夫が直面したトラブルを解決する父親たちの活躍をメインストーリーに、同級生たちとの高校生生活、県知事選挙を巡る陰謀など様々なサブストーリーが重なって、あれもこれもの賑やかなお話のパレード状態。まさに伊坂幸太郎ワールドである。
ミステリーとしてだけで成立している作品ではないので、犯人探しや謎解きを期待すると肩透かしを食う。奇想天外なお話の明るさ、個性的なキャラクターの奔放さを愛する人にオススメする。

iisan
927253Y1
No.4
(7pt)

オー! ファーザーの感想

父親が四人いる、と言う不思議な設定。伊坂作品にしては、比較的ダークな面が薄く読み易いかも。終盤の展開は個人的には意外でしたが、結構面白かったです。伏線回収もまずまず納得出来、深く考えず素直に楽しめば良いかと。

なおひろ
R1UV05YV
No.3
(8pt)

オー! ファーザーの感想

複数の父親に一人の息子。この設定はどこかで見た事があるのだがそこは伊坂流。
博才のある男、運動神経抜群の男、頭脳明晰な男、女性の扱いはお手の物の男。
単に4倍の愛情を受けてという単純なものではない。
四者四様の発言、行動の違いが面白いが、この4人が一つの目的に向かってタッグを組んだ時は最早無敵。

この作品、ゴールデンスランバーの1つ前の作品だそうで、作者曰く、この作品が第一期最後の作品だという。
何となく納得できるかなと。
散りばめられた伏線とその一気回収というスタイルは第一期、第二期とも同じだが、第二期の作品に多く見られる「重さ」がこの作品にはない。
単純に作者の繰り出すユーモアを楽しむ作品かと思う。面白くて一気に読めてしまった。
ただ軽すぎて、作者がこの作品を通して何を訴えたかったのかがイマイチ分からなかったかも。
血が全てではないと言いたかったのかな。
それと、富田林や鱒二の父親といったせっかくの個性的なキャラの扱いが中途半端に終ってしまったかなという印象はあります。

梁山泊
MTNH2G0O
No.2
(7pt)

オー! ファーザーの感想

四人の父親という奇抜な設定で話題性はあるかもしれないけど、内容がさらっとしている。
さらっと読みたい人には、いいかもね。

Hidezo
GX0TU62Y
No.1
(8pt)

父親の意地!?

まず目についたのは設定の面白さです。正直言ってぶっとんでます(笑)
しかしそれが決して嫌ではなく、むしろ読んでくうちにその設定の良さを感じていくのが伊坂作品のすごいところだと思います。また、各登場人物たちがそれぞれ性格がはっきりと違うので、読み手によって好きな人物が変わると思います。それもまた、良いところではないでしょうか。

アルバトロス
CRRRDTJB

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.112
(5pt)

好き

おもしろい
オー!ファーザー Amazon書評・レビュー: オー!ファーザーより
4104596043
No.111
(5pt)

これ面白い

珍しく人が死なない小説かと、読み進めていましたが、残念ながら。
でも、面白い。
設定が意表を突く面白さです。こういう小説は好きです。
オー!ファーザー Amazon書評・レビュー: オー!ファーザーより
4104596043
No.110
(5pt)

どんな父親にも、何か一つ、誇れるものがある筈…

かなりの長編ではありましたが、最後まで飽きずに読み通すことができました。主人公の男の子(由紀夫)に、四人も父親が登場します。悟さん(知的)、葵さん(美的)、勲さん(体力的)、鷹さん(遊侠的)という個性豊かな父親が、主人公(由紀夫)に直面する壁を乗り越えさせるために、それぞれの得意分野で育みながら、ひとつの一風変わった家庭を見事に築き上げていくところに、読み応えが有ります。            
 現実では、四人のお父さんを同時に持てる子どもなど無理な話です。でも、どこにでもいる平凡なひとりのお父さんの中にも、きっとあの悟さんや葵さん、勲さんや鷹さんはひっそりと息づいていることを信じています。
 母性を持つ対象としての母親はもちろんですが、未婚、既婚にかかわらず、世の男性の方々には、一度読んで欲しい小説、それが「オー!ファーザー」です。作者は恒例の英語のタイトルを「a family」と著しています。いつも「家族愛」を大切に物語を紡ぎ続ける伊坂幸太郎氏は、もちろん知・美・体・遊の四つを合わせ持った稀有な父親なのでしょうか…
 どうか、家族の中の父親像に悩んだ時にはこの「オー!ファーザー」を是非、想い出してください。
オー!ファーザー Amazon書評・レビュー: オー!ファーザーより
4104596043
No.109
(4pt)

荒唐無稽なファンタジーなんだけど、四人の父親のキャラが立っていて楽しめました。

父親が四人いるってところからして、もう荒唐無稽過ぎる設定なんだけど、悟(さとる)さん、勲(いさお)さん、葵(あおい)さん、鷹(たか)さん、四人の父親それぞれのユニークなキャラが立っていたのと、主人公の高校生・由紀夫(ゆきお)の周りで交わされるやり取りのコミカルな可笑しさとで、すいすい読んでいくことができました。

にしても、終盤の展開の破天荒なことったらなかったなあ。「えっ?」「おおっ!」と、開いた口がふさがりませんでしたわ。

話を区切る絵文字みたいな、縦に四つ並んだマーク(絵柄)も気が利いてましたね。その話に登場する父親のマークは、濃いめに印刷されてたりしてね。マークに影まで付けて、まあ、芸が細かいわあ思いながら楽しんでました。

それと、伊坂ワールドならではの愉(たの)しみいうか、ほかの伊坂幸太郎作品との繋(つな)がりてことでは、〈陽気なギャング〉シリーズに出てくる〝田中〟が姿を見せてましたね。
そうそう。先日読んでとても面白かった『ガソリン生活』には、由紀夫と母の知代(ともよ)、四銃士ならぬ四人の父親が、ちょこっとだけど、出てましたっけ。
オー!ファーザー Amazon書評・レビュー: オー!ファーザーより
4104596043
No.108
(3pt)

軽快でチャーミングだけれど

登場人物が皆魅力的でチャーミングな作品ですが、なぜか後半で飽きてきてしまった。結末もやや強引だったかな。
オー!ファーザー Amazon書評・レビュー: オー!ファーザーより
4104596043

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