飛ぶ男、堕ちる女



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初公開日(参考)1990年12月
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長編小説

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飛ぶ男、堕ちる女―広告クリエイター連続殺人 (講談社ノベルス)

1990年12月31日 飛ぶ男、堕ちる女―広告クリエイター連続殺人 (講談社ノベルス)

「男」が、飛び降りた。目撃者が駆けつけてみると、そこには「女」の死体が転がっていた。続いて起こる第2の殺人。被害者は死の直前に「オンナは逆から、オトコは反対へ、赤いシルシには裏がある」と謎の言葉を残した。全編にちりばめられた仕掛けと伏線。稀有の言語感覚を有する新人、新本格推理デビュー作。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(4pt)

乾くるみの蒼林堂古書店へようこそで紹介された新本格ブームの珍作

ノベルスで91年に出たっきり文庫にもなってなく、著者もこれ一冊だけしか出してないので、本来なら誰も見向きもしないような作品だが、乾くるみの蒼林堂古書店へようこそで取り上げられて、その墜落死の不可能性に引かれて手に取った人がほとんどだと思われる。
著者は同志社大学推理研究会出身で有栖川有栖氏と交流があり、東京創元社などのパーティなどではけっこう名の知れたアマチュアだったようだ。
有栖川氏のコネありの新本格ブーム最盛期だから世に出たような作品であり、いわゆるブーム時の青田刈り泡沫作品である。
コピーライターが本業の著者らしく、広告業界を舞台にしているが、江戸川乱歩賞作品のような重厚さは全くなく、素人臭いミステリーマニアが何とか書き上げたB級素人臭さ満点の作品であり、お世辞にも作品の質は高いと言えないが、こういうブーム時にどさくさに紛れて出た泡沫作ならではの空気管が逆に今となっては味わい深い。
飛び降りた男性が女性の墜落死体となって発見された!という不可能興味は強烈だが、これはどうも地味な本作の何とか売りにしようと編集部が無理やり売りにしようとした感じで、作者自体はこの墜落死トリックはメインとは考えていないようで、トリックも扱いも実にあっさりしている。むしろ広告を利用したダイイングメッセージやアリバイ作りトリックの方に重点が置かれているようだ。
飛び降りた男性が女性の墜落死体となるトリック自体だけ見ると、何だそれはというつまらないトリックなのだが、下手くそながらも妙に味わいのある作品に仕上がっている。
まあ、これ一本しか出なかったのも納得するものがあるが、鮎川哲也氏の推薦エッセイが巻末にある。あまり誉めることはなさうだが。
飛ぶ男、堕ちる女―広告クリエイター連続殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:飛ぶ男、堕ちる女―広告クリエイター連続殺人 (講談社ノベルス)より
4061814583



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