バリア・セグメント 水の通う回路 完全版
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読ませる文章力はさすがだと思います。ただ「え、これが原因で子供が自分のお腹を刺すの?」と納得がいかなかったです。 | ||||
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コンピュータゲームをしていた子供が突然自殺行為に走るなどの事件が多発した。 しかも子供らはすべてシティー・エクスパンダー4という超人気ゲームだった。 ゲーム機メーカがやり玉に挙げられ危機が迫る。 ライバルメーカの存在の陰に隠れた意外な事実が浮かび上がる。 比較的面白かったが事件解決が早すぎる。 一般文学通算2541作品目の感想。2021/07/03 09:10 | ||||
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筆のエンターテイナー、松岡圭祐が描くミステリーのリニューアル版。 新作ゲーム「シティ・エクスパンダー4」をプレイした子供たちが、次々と自殺未遂をおこすという事件が発生。ゲームメーカーの社長であり、日本のディズニーとも呼ばれる桐生は、この謎を解くために奔走する。だが、真相は一向に見えてこず……。 単行本『水の通う回路』が大幅改訂され、生まれた文庫版『バグ』。それをさらに改訂したのがこの作品です。 なので、骨子は同じでも元の話とは大分変わっています。しかも、今回のバージョンは本人が「本当に書きたかったもの」と言うだけあって、相当に面白いです。 「あるゲームをした子供たちが次々と自殺していく」という設定だけでもかなり秀逸なのに、この小説にはそこに様々な要素が絡んできます。広げた風呂敷をしまうために登場するのは、ゲーム会社の社長、プログラマー、ライバル会社の社長、刑事、精神科医らの面々。はたして彼らがたどり着く真実とは、って、なったらもう読まずにはいられません。 オチがやや弱く、ちょっと納得し難い部分もあるのですが、そこは松岡節で上手くまとめていますし、なにより心地よいラストが爽快です。 最近、万能鑑定士シリーズを読んでいるのですが、改めて、この人はやっぱり大きな話がいいなぁと思いました。 ※ほか、いろいろ。 ・解説を「ゲームレビュー」にしたのも上手いなぁと思いました。 ・幻冬舎→徳間書店→小学館とすべて版元が変わっています。これも結構すごいことのような気がします。もしかしたら、次は角川版で出るかもしれません。 ・好きな作家の作品なので星はあてになりません。 | ||||
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ハードカバーで「水の通う回路」、文庫で「バグ」のタイトルで出版されていた松岡圭祐の2作目(「催眠」と「千里眼」の間)を、大幅に書き直した作品。 出版時から編集者との間に確執があったことが前書きに記されている。大きく変わったのは(1)事件の真相(2)犯人(3)舞台となっている時代、の3点。(3)については刊行された今年(2006年)になった。しかしそれよりも、当時と変わらない設定(未成年者に残酷表現を含むゲームが制限されることや海賊版事情など)が未来を先読みしていたという事実に驚かされる。「バグ」よりずっとよくなった。 | ||||
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