広重殺人事件

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種別
長編
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あらすじ

2025年07月15日 広重殺人事件 新装版 (講談社文庫)

広重は幕府に暗殺された? 若い浮世絵学者津田良平が“天童広重”発見をもとに立てた説は、ある画商を通して世に出た。だが津田は、愛妻冴子のあとを追って崖下に身を投げてしまう。彼の死に謎を感じた塔馬双太郎が、調べてたどりついた意外な哀しい真相とは? 深い感動の中で浮世絵推理三部作ついに完結!(「BOOK」データベースより)

評判

広重殺人事件の評価:

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広重殺人事件の総合評価:

8.60/10点 レビュー 10件。

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.10
(4pt)

ビッグデータから、ディティールを再構築してみせる高橋克彦の剛腕

「写楽殺人事件」、「北斎殺人事件」までは確かに読んだ記憶がありますが、今回新装された「広重殺人事件」(1989年の作品)は、未読でした。その時分、私自身が読書などしている余裕がなかった(笑)。
 浮世絵研究者の津田が主人公ですが、途中からもう一人の研究者、塔馬双太郎が探偵役として後を継ぎます。
 この浮世絵三部作(特に「写楽ー」は)はもはや古典の範疇に入りますので、あらすじを追ってもあまり意味がないでしょう。詳細を語るつもりはありません。
 「広重」は何者だったのか?という問いへの作者の回答が虚実皮膜、怖いほど検証的に描かれています。インターネット以前のミステリであるにも関わらず、ビッグデータにマテリアルを放り込んだ果てに抽出されたデータから、ディティールを再構築してみせる高橋克彦の剛腕に唸らされます。
 舞台は、山形県天童、そして「山寺」。津田も塔馬も「広重」の時代へと遡りながら、まるで「山寺」から見える眼下の風景を楽しむかのように、時代を憂う勤皇の志士たちにフォーカスします。
 実は、津田とその妻、冴子の関係性にコミットできない私がいたりもするわけですが、それは「写楽殺人事件」、「北斎殺人事件」を読んでからあまりにも長い年月が流れてしまったが故なのかもしれません。傍にいなければ実感できない<悲劇>のように。
 特筆すべきは76%あたり、作者が要約する「柳子新論」(山県大弍)の大義に度肝を抜かれたと言っていいでしょう。それは<国家>の体を為していないこの国の今を憂うことにつながるからかもしれません。理想は行動によって為される。
 ◻︎「広重殺人事件 新装版」(高橋克彦 講談社文庫) 2025/7/22。
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No.9
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普通

普通でした。
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No.8
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普通

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No.7
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