クライマーズ・ハイ

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種別
長編
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あらすじ

2003年08月21日 クライマーズ・ハイ

85年、御巣鷹山の日航機事故で運命を翻弄された地元新聞記者たちの悲喜こもごも。上司と部下、親子など人間関係を鋭く描く。北関東新聞の記者・悠木は、同僚の安西と谷川岳衝立岩に登る予定だったが、御巣鷹山の日航機墜落事故発生で約束を果たせなくなる。一方、1人で山に向かったはずの安西は、なぜか歓楽街でクモ膜下出血で倒れ、病院でも意識は戻らぬままであった。地方新聞を直撃した未曾有の大事故の中、全権デスクとなった悠木は上司と後輩記者の間で翻弄されながら、安西が何をしていたのかを知る――。 実際に事故を取材した記者時代の体験を生かし、濃密な数日間を描き切った、著者の新境地とも言うべき力作。若き日、著者は上毛新聞の記者として御巣鷹山の日航機事故の 現場を取材しました。18年という長い時を経て初めて、その壮絶な体験は、 感動にあふれた壮大な長編小説として結実しました。それが本作品です。――記録でも記憶でもないものを書くために、18年の歳月が必要だった。横山秀夫(「BOOK」データベースより)

評判

クライマーズ・ハイの評価:

7.36/10点 レビュー 11件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.36pt

クライマーズ・ハイの総合評価:

8.29/10点 レビュー 228件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.217
(3pt)

山登りをしていると経験することがある精神高揚状態を譬えています

1985年8月12日日本航空123便が群馬県多野郡上野村の高天原山に墜落した航空機事故と同じ会社に勤める同僚の「山屋」に起きた病気が入れ違いに書かれています。ある地方紙の出版社内の権力構造や色々な圧力と戦う主人公の姿が描かれています。ジャーナリズムの有様を描いた作品です。
クライマーズ・ハイ Amazon書評・レビュー: クライマーズ・ハイより
4163220909
No.216
(3pt)

思ったのとは違った

もっと日航の描写メインの本だと思ったので、期待と違った。主に新聞社の人間関係や家族の話。正直、普段生きてても他人の人間関係にはあまり興味を持てないので、へー…って感じ。クライマーズ・ハイと合わせた構成とかは上手だと思う。

殺伐とした人間関係は、新聞社という場所であったり、時代のせいも大きいと思います。しかも、主人公が、なんとも言えない判断ばかりをするので、読んでてスッキリはしない。

つまらないわけじゃないけど、読み疲れるからもう読まないです。
クライマーズ・ハイ Amazon書評・レビュー: クライマーズ・ハイより
4163220909
No.215
(5pt)

深いです

緊迫した描写に引き込まれました。高いてっぺんとじんわり深みのある素晴らしい作品に出会いました。
クライマーズ・ハイ Amazon書評・レビュー: クライマーズ・ハイより
4163220909
No.214
(3pt)

悪くはないが、期待したほどではない

職場でのプライドや意地のぶつけ合いみたいなのは臨場感があっていいけど、どうにも主人公の性格が生理的に受け付けないので、ちょっとイライラしながら読んで、読了感はイマイチ。

すぐにキレたり、感情にまかせに後先考えず上司に暴言を吐く。少年時代のトラウマを引きずり、職場に持ち込む。
部下のやる気をもて遊び、ごく個人的な私情のために新聞の紙面を利用する。
左遷されるのも自業自得だろうと思えてしまうので、結果ハッピーエンドで終わっているのも周りの人間性に助けられているだけだと思ってしまう。
単に男社会のいがみ合いや足の引っ張り合いを見たいなら、宮部みゆきを読めばいいなと思うし、自分の中ではスッキリしない小説でした。
クライマーズ・ハイ Amazon書評・レビュー: クライマーズ・ハイより
4163220909
No.213
(5pt)

当事者以外の人間として出来ること

未曾有の航空機墜落事故の報道戦において、奮闘する新聞記者達の生き様が描かれています。

改めて読むとタイトルの「クライマーズ・ハイ」という言葉の重みを感じずにはいられません。この言葉に隠されたもう一つの意味が、小説のクライマックスで主人公の選択を左右するものとなります。

他紙より先に特ダネを掴み、いち早く紙面に載せる。携帯もパソコンも無い時代だからこそ逆に競争の苛烈さ、生々しさが肌で感じられます。会社組織の中の男の嫉妬やマウント、マジ怖い!(→時代的に女性に関して描かれていないのが残念)

しかし全編を通して刺さるのは、作者が突きつける「どんなに悲惨な事件であっても、当事者以外の人間にとっては所詮、他人事である」という主題です。その諦観を踏まえた上で、報道する側として真実に迫る記事をどう書くか?主人公の葛藤が丁寧に描かれており共感できます。

横山秀夫氏の著作は『64』など重厚な長編もありますが、こちらはエンターテイメントとして一気に読めます。堤真一さん主演の映画もオススメです。
クライマーズ・ハイ Amazon書評・レビュー: クライマーズ・ハイより
4163220909

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