(短編集)
死写室 映画探偵・紅門福助の事件簿
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霞流一氏のことをバカミス作家と、ミステリ関連の年間ランキングの上位常連作家よりも、低く見る人がいるかもしれません。 しかし、本短編集の作品群のように、40ページ程度の分量に、起承転結のはっきりしたストーリーライン、複数のキャラクター、不可能犯罪、本格志向の解決を盛り込むことは、生半可な作家さんに出来ることでは無いと思います。 もちろん、欠点もあります。枚数が足りないのか、動機は後回しにされて取ってつけたような説明です。探偵役のとぼけた魅力は捨てがたいですが、犯人以外の容疑者も丁寧に登場させる分、登場人物が多すぎて整理しきれていない面もあるかもしれません。また、トリックに説得力が欠けることも度々です。 ただ、そのような欠点を補って余りある、ちょっと一般的にイメージするものとは違うかもしれませんが、作家の優れた技巧、工夫の片鱗を本短編集ではうかがうことが出来ると思います。 もしかしたら、このような賛辞は作者の意図するものではないかもしれませんが、バカミスは程度の低いミステリではないということで、コメントしてみました。 | ||||
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