おさかな棺



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おさかな棺 (角川文庫)
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初公開日(参考)2003年10月
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長編小説

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おさかな棺 (角川文庫)

2003年10月25日 おさかな棺 (角川文庫)

迷走と妄想の迷探偵・紅門福助の元に奇天烈な依頼が飛び込んできた。依頼人の別れた夫が、セーラー服を着たまま、車に轢かれたというのだ。紅門は調査の過程で、予備校講師・柏葉に話を聞く。しかしその夜、柏葉は首が切断された死体として発見される。容疑者はリストラされた元講師。果たして“首切り”の復讐のため、柏葉の「お頭」を切断したのか?(第一話・春「顔面神経痛のタイ」)四季折々、旬の魚づくしの本格連作!文庫書き下ろし。 (「BOOK」データベースより)




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No.2:
(4pt)

シャーマンの踊り

バカミスの帝王、霞流一の連作短編集。今回のお題は「魚」。作品も「顔面神経痛のタイ」、「穴があればウナギ」、「夕陽で焼くサンマ」、「吊るされアンコウ」と魚、サカナ、魚。これらは春夏秋冬に対応している。立ち向かうは迷探偵、紅門福助。
いつも通りのバカ話で事件は幕を明けるのだが、今回の紅門はヤケに論理的だ。そして、事件の度に現れる宇大という謎の男。その言動は紅門より興味を惹く。
魚を題材にした連作集ということから予想されるように、各事件はある仕掛けのもと有機的に関連していたのだ。紅門は"シャーマン"として踊らされていたに過ぎなかった。結末に至って、にわかにオカルティックな雰囲気になり、あわや紅門の命が...。
1つ1つの作品がユーモアと意外な程の論理性に満ちており、その上全体として楽しい仕掛けが施されている、お勧めの一作。
おさかな棺 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:おさかな棺 (角川文庫)より
4043729014
No.1:
(2pt)

探偵紅門、今度は魚づくしの謎に挑む・・・

ちょっと油断していたら、探偵紅門シリーズの最新作(と言っても去年のだけど)は文庫本でリリースされていた。しかも予想外の短編集であった。タイトルからも想像できるように、海老・亀に続く今回の見立て殺人は魚である。4つの短編はそれぞれ春夏秋冬にあてがわれており、そこにちなんだ魚が謎解きのキーの役目を担っている。4部作に分かれているとはいえ、それぞれの事件はある奇妙な登場人物によって細々とつながっており、最後にはホラーか?と一瞬おののいてしまうようなちょっとしたカラクリが施されているオマケ付きだ。しかし残念なのは探偵紅門の毒舌ギャグが結構急速に冷え切ってきていることだ。著者がミステリー重視にしてきたのか、あるいは単に読み手が慣れてしまっただけなのか、いずれにしても紅門のブラックな笑いに期待している人にはちょっと物足りなさが残ってしまうだろう。それでも、「分かれた夫が朝っぱらからセーラー服姿で車に轢かれた・・・」などという依頼人の話が出てきてしまうと、どうにもこうにも強引にワクワクしてしまうのがこのシリーズの魅力である。次回は是非とも毒舌復活でお願いしたいところだ。
おさかな棺 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:おさかな棺 (角川文庫)より
4043729014



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