火の鶏
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「奇蹟鑑定人」シリーズの第三作目だそうですが、特に前作とのつながりは無いので、この本から読んでも差し支えないと思います。 今回は、自然食品を広めようとする人たちと、周囲の人たちとの対立を背景に鶏尽くしの事件が起きます。おいしそうな料理がいくつも出てくるので、読んでいると、焼き鳥やから揚げが食べたくなりました。 相変わらず極端な性格の登場人物、こじつけに近い謎解きなど、好き嫌いの分かれる作風ですが、私は大好きです。 | ||||
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このタイトルで「ひのとり」と読ませるあたりは、実に人を喰っているといえるでしょう。霞流一の作品は紹介が簡単で助かります。テーマはニワトリ。この作者のミステリは、作品によってテーマが違うだけで、内容はどれも同じです。不可解な連続殺人事件が発生し、それらにはお題に合わせた見立てが施されている(ように見えます)。物語は奇矯な人物とギャグにまみれ、それでいて事件そのものは全て合理的・論理的・現実的に決着するのです。どれも同じというのはけなしているのではなく、明瞭な褒め言葉です。これだけフォーマットを同じくしながら、どれも高水準で面白いミステリを書くのはどれだけの力量が必要なことか……!お題の蘊蓄も例によって豊富で、中でもあの明石散人や高橋克彦ですら突き止められなかった鳥居の謎が解明されている(参考資料には「鳥居」稲田智宏/光文社とある)のには驚きました。 | ||||
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