死写室 映画探偵・紅門福助の事件簿
評判
死写室 映画探偵・紅門福助の事件簿の評価:
5.00/5点 レビュー 1件。 - ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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死写室 映画探偵・紅門福助の事件簿の評価:
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しかし、本短編集の作品群のように、40ページ程度の分量に、起承転結のはっきりしたストーリーライン、複数のキャラクター、不可能犯罪、本格志向の解決を盛り込むことは、生半可な作家さんに出来ることでは無いと思います。
もちろん、欠点もあります。枚数が足りないのか、動機は後回しにされて取ってつけたような説明です。探偵役のとぼけた魅力は捨てがたいですが、犯人以外の容疑者も丁寧に登場させる分、登場人物が多すぎて整理しきれていない面もあるかもしれません。また、トリックに説得力が欠けることも度々です。
ただ、そのような欠点を補って余りある、ちょっと一般的にイメージするものとは違うかもしれませんが、作家の優れた技巧、工夫の片鱗を本短編集ではうかがうことが出来ると思います。
もしかしたら、このような賛辞は作者の意図するものではないかもしれませんが、バカミスは程度の低いミステリではないということで、コメントしてみました。