踊る男

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初版刊行(参考)
種別
長編
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538回
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あらすじ

2026年01月29日 踊る男

「俺は祭りの仕掛け人だ。英雄だ!」木部美智子、「無敵の人」と対決す。Xの中傷投稿、夜陰に乗じた通り魔、七年前の女子大学生殴打ーー記者・木部美智子は一見無関係な数々の犯行が、ある中学の同窓生達を標的としていることに気づく。やがてその中学でいじめられていた男を犯人だと確信するが、いじめに関与していない者を狙う動機の不可解さが美智子を悩ませ……。圧巻の人気シリーズ最新作!(「BOOK」データベースより)

評判

踊る男の評価:

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踊る男の総合評価:

9.00/10点 レビュー 2件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2
(5pt)

こういう人が増えている気がする

責任能力がないわけではないが、常人には理解できない行動をするボーダー上の人。さしたる能力もないくせに、根拠もなく自己肯定感が高くて承認欲求にまみれた人。この本の犯人のような人物が現実社会にも増えているような気がする。小さな犯罪を繰り返しながら、それに高揚して踊りだす男、こういう「無敵の人」が実は一番怖いのかもしれない。連続殺人のような派手な事件を扱う小説ではないが、そうした小説以上に読んでいて不快感や恐怖を覚えずにいられなかった。
こうした人物の犯罪を現代の社会病理だとする記事なんて、いまさら誰も読みたがらないという主人公の言葉が印象的。犯罪の被害を受ける者も自己責任、天罰とする記事を社会は喜ぶというのは、確かに昨今のヤフコメ等を見ていれば うなずける話でもある。著者の社会を見る目に共感を覚える。また、犯罪の現場を架空の街ではなく四谷にした勇気にも驚く。下手をしたら団体から人権問題として糾弾されかねない設定だが、その設定が話にリアリティをもたせたように思う。次回作にも期待したい。
踊る男 Amazon書評・レビュー: 踊る男より
4103521937
No.1
(4pt)

全体的に読みやすく、安定した完成度

数年前から作者の著作を継続的に読んでいます。
過去の「蟻の棲み家」や「野火の夜」と比べるとボリュームも含めてだいぶ読みやすく、
冒頭前半は動物虐待のシーンがあったり、犯人像にまったく興味関心が持てませんでしたが、
主人公が登場した辺りから徐々に面白くなってきて中盤以降は最後まで一気に読み終わりました。

展開も含めてストーリー自体に特段目新しいものはないかと思いますが
主人公目線で追いかける犯人像の深堀り具合はさすがの筆力だと感じました。
内容が内容だけに(猫好きにはキツイ)改めて読み返したい気持ちはありませんが、
上記冒頭の過去作などは久しぶりに手に取りたい気になりました。主人公が素晴らしい…
踊る男 Amazon書評・レビュー: 踊る男より
4103521937

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