(短編集)
日光中宮祠事件
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| 犯罪小説、クライムノンフィクション、戦国など非常にバラエティに富んだ短編集だが、その分飽きることなく読み進めることができる。 どれも情念たっぷりで、部分や老春は描写も容赦なさすぎて引きながら読んだ(褒めてます)。文春のように既存の短編に付加価値をつけるわけではないが、新装されたのも良い機会なので若い本読みも40歳くらいになって改めて読んでみると魅力が分かるのではと思う。 | ||||
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| 松本清張の中短編集を読むのは、「なぜ「星図」が開いていたか」(2022/7月)以来です。 九つの短編が収録されています。新装版に惹かれて読んでみることにしました(笑)。 ①日光中宮祠事件・・・表題作。昭和21年5月に起きた一家心中に見せかけた強盗殺人事件。<張込み>の刑事たちのようにコツコツと真相へと向かう二人の刑事の姿と丁寧なストーリー・テリング。 ②情死傍観・・・阿蘇山の噴火口に投身する自殺者を救う老人の話が、一通の投書によってくるりと反転します。 ③特技・・・射撃の名手と徳川家康。特権が実は特権ではなかった。 ④山師・・・山師と徳川家康。深い読後感を残します。 ⑤部分・・・顔の<部分>から入るとてもイヤな短編だと思い読み始めましたが、ツイストが見事でした。まるでヘンリー・スレッサーのようでした。 ⑥厭戦・・・厭戦について語りながら、読者は「反戦」へと導かれていきます。 ⑦小さな旅館・・・一つの計画殺人が「土」によって瓦解します。エンディングがお洒落でした。 ⑧老春・・・私が小さかった頃、こんな老人を見かけたかもしれません。我儘で傍若無人で特に何もしない(笑)老人を描いて絶品だと思います。何もしない割に、"老春"に走る爺さんに振り回される家族。悲劇だ。 ⑨鴉・・・最近あまり聞かなくなった労組の「労働争議」が丹念に描写されています。但し、この短編集の中では最もインパクトが低い。 確かに、今では差別的、不適切と思われても致し方ない表現が随所に見られますが、これは時代を活写したという意味合いから目を瞑りましょう。表題作①が、充実していましたが、短編としてのキレは⑤でした。<閃光の人生>という言葉を思い出しました。 ◻︎「日光中宮祠事件 新装版」(松本清張 角川書店) 2025/12/4。 | ||||
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