サーキット・スイッチャー
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
サーキット・スイッチャーの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 A ランク
サーキット・スイッチャーの総合評価:
9.07/10点 レビュー 45件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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だが、本書の魅力はそれに止まらない。同時に、AIが抱える社会的問題にも踏み込んでおり、興味深い。
主人公は自動運転システムを実用化したベンチャー社長エンジニアだが、事件に巻き込まれる中で、技術の行先を見届ける義務を自身に課す。
嘗ては「原子力がもたらす明るい未来」を純粋に信じることのできる時代があった。反対派はやがて孤立し、時代遅れとして憐みの対象となった。そして実際に発生した惨事は「予想外の出来事」とされた。歴史は繰り返すだろうか?
AIの安全性神話を疑いつつも、受容の道を選んだ場合、どのような立場を取り得るだろう?著者は、主人公の口を借りて、「行先を見届ける義務」を自身に課している。
LLMの可能性を見定めてから動こうとしたGoogleはOpenAIにしてやられた。なので、ビジネスの鉄則は、不透明を先送りしつつ、先に進もうということだ。だが、果たして人間社会はAIを人類の幸福に貢献する技術として制御し切れるだろうか?
不透明な中、惨事を予想外と呼ぶ不誠実は許されないだろう。そこで「行先を見届ける義務」が誠実さを失わないための行動規範となる。
義務は安全運転に限定されない。ありえる様々な社会問題を見届ける義務があり、一部は本書で触れられている。
著者には、触れられていない課題も含め、義務を全うして欲しい。というより、AIという時代に生きる私たち全員は、義務から免れない。The future is in our hands