(短編集)
冬の旅人
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演奏家のディードリッヒ宛に電話が掛かり、冬の旅人の演奏すれば人が死ぬので中止してほしいというものだった。中止することはなく楽屋へ戻ると男性の死体が置かれていた… ディードリッヒは事件に巻き込まれた被害者だが探偵になりつつ事件の解決へと乗り出す。他にも短編小説として大きな家に住む変人倉田茂夫と遺産や隣人の夫婦間の出来事や三毛猫ホームズの水泳教室等が収録されています。 | ||||
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赤川次郎作品で、音楽を題材にしたものに、外れが亡いのはなぜだろう。 そのまま置いて来てはいけないことはわかるが、 次は巻頭だと思っていた。 | ||||
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裏表紙に書いてあるのが何故表題作のあらすじでないのかはわからないが、この本の表題作「冬の旅人」は、世界的バリトン歌手、「ディートリッヒ・F=D」が探偵役となる連続殺人中篇である。シューベルトの代表作、そしてF=Dがこよなく愛唱する「冬の旅」に沿うように起こる殺人事件だ。 この歌手が誰なのか、クラシックを聴く人にならわからないわけがない(こんな特徴的な複姓を持つ歌手は他にいないので、はっきりいって伏字になってない!(笑))。 赤川作品だからというより、この歌手のファンなので興味を持って読んでみた。 F=D自身は、物語なのでロマンスの要素を持ち込む都合上か、実際の本人よりもかなりダンディになっている・・・のはともかく、いかにも日本人の情緒的な設定の中で、「冬の旅!」の主人公よろしく、あくまで余所者としての冷静な目を持つ探偵役が謎を解く、というところがしつこくなりすぎなくていい。ロマンスの要素も同様だ。 連続殺人という割には赤川作品の中篇らしくあっさりした謎解きではあるが、なかなかに魅力的な探偵を得て、予想よりも楽しめた。続編が欲しいところだが、この一作だけだからいいのかもしれない。 もう一人、モデルが誰かはすぐにわかる音楽評論家も出てきたり、要は、作者が好きな?歌手を出して、ちょっと大時代的な雰囲気で、「書いてみたかった」趣味の小説なのかもしれない。アイデアのよさが勿体無い気はするが、別にアイデアに困っている作家でもなし、あくまで趣味の産物があってもいいではないか。 が、キャラクター、舞台設定ともにしっくりとはまった好編である。 | ||||
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裏表紙に書いてあるのが何故表題作のあらすじでないのかはわからないが、この本の表題作「冬の旅人」は、世界的バリトン歌手、「ディートリッヒ・F=D」が探偵役となる連続殺人中篇である。シューベルトの代表作、そしてF=Dがこよなく愛唱する「冬の旅」に沿うように起こる殺人事件だ。この歌手が誰なのか、クラシックを聴く人にならわからないわけがない(こんな特徴的な複姓を持つ歌手は他にいないので、はっきりいって伏字になってない!(笑))。赤川作品だからというより、この歌手のファンなので興味を持って読んでみた。F=D自身は、物語なのでロマンスの要素を持ち込む都合上か、実際の本人よりもかなりダンディになっている・・・のはともかく、いかにも日本人の情緒的な設定の中で、「冬の旅!」の主人公よろしく、あくまで余所者としての冷静な目を持つ探偵役が謎を解く、というところがしつこくなりすぎなくていい。ロマンスの要素も同様だ。連続殺人という割には赤川作品の中篇らしくあっさりした謎解きではあるが、なかなかに魅力的な探偵を得て、予想よりも楽しめた。続編が欲しいところだが、この一作だけだからいいのかもしれない。もう一人、モデルが誰かはすぐにわかる音楽評論家も出てきたり、要は、作者が好きな?歌手を出して、ちょっと大時代的な雰囲気で、「書いてみたかった」趣味の小説なのかもしれない。が、キャラクター、舞台設定ともにしっくりとはまった好編である。 | ||||
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裏表紙に書いてあるのが何故表題作のあらすじでないのかはわからないが、この本の表題作「冬の旅人」は、世界的バリトン歌手、「ディートリッヒ・F=D」が探偵役となる連続殺人中篇である。シューベルトの代表作、そしてF=Dがこよなく愛唱する「冬の旅」に沿うように起こる殺人事件だ。 この歌手が誰なのか、クラシックを聴く人にならわからないわけがない(こんな特徴的な複姓を持つ歌手は他にいないので、はっきりいって伏字になってない!(笑))。 赤川作品だからというより、この歌手のファンなので興味を持って読んでみた。 F=D自身は、物語なのでロマンスの要素を持ち込む都合上か、実際の本人よりもかなりダンディになっている・・・のはともかく、いかにも日本人の情緒的な設定の中で、「冬の旅!」の主人公よろしく、あくまで余所者としての冷静な目を持つ探偵役が謎を解く、というところがしつこくなりすぎなくていい。ロマンスの要素も同様だ。 連続殺人という割には赤川作品の中篇らしくあっさりした謎解きではあるが、なかなかに魅力的な探偵を得て、予想よりも楽しめた。続編が欲しいところだが、この一作だけだからいいのかもしれない。 もう一人、モデルが誰かはすぐにわかる音楽評論家も出てきたり、要は、作者が好きな?歌手を出して、ちょっと大時代的な雰囲気で、「書いてみたかった」趣味の小説なのかもしれない。 が、キャラクター、舞台設定ともにしっくりとはまった好編である。 | ||||
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