いきたくないのに出かけていく

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長編
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あらすじ

2022年03月23日 いきたくないのに出かけていく (角川文庫)

「価値観が変わる」と聞いて避けてきたけれど、いってみたら「書かれ続ける理由」がわかったインド、首から完走メダルを提げたまま、初老の紳士と親指を突き立ててうなずき合ったスペイン、自分の好みにおける「めんくい」が多いことに気づいた香港……旅好き作家・角田光代がいく先々を歩き回り、走り、感じたあれこれが詰まった傑作旅エッセイ。いきたくないのにと思いつつ旅に出る贅沢に思いを馳せた書き下ろしあとがきも。(「BOOK」データベースより)

評判

いきたくないのに出かけていくの評価:

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いきたくないのに出かけていくの総合評価:

8.67/10点 レビュー 3件。

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No.3
(5pt)

角田光代の旅のエッセイ集

『いきたくないのに出かけていく』(角田光代著、角川文庫)は、角田光代の旅のエッセイ集です。

印象に残ったのは、著者が八丈島を訪れた時の一節です。「旅だ、完璧だ。自分が旅と一体化している、そのことの幸福に指の先までじわりと満たされる。すごい。なんかすごい。あまりに満たされると、もうシンプルな感想しか出てこない。でも同時に、私はすでに知っている。これは今ここでこの一瞬だけのまやかしみたいなもので、あとになって思い出すと、なんであんなに多幸感を覚えたんだろう? と首をかしげるようなことなのだ」。

「それがわかっていてもなお、私はうれしかった。旅の馬鹿げた高揚感自体、感じるのは久しぶりだった。どんな条件が揃えばこういうふうになるのかわからないけれど、もうちょっとこれを味わって、それからみんなのところに戻ろう。そう思ってずっと馬鹿みたいににやつきながら立っていた」と結ばれています。
いきたくないのに出かけていく (角川文庫) Amazon書評・レビュー: いきたくないのに出かけていく (角川文庫)より
4041116228
No.2
(5pt)

楽しい。

角田さんの旅エッセイは、行ったこともないのに行った気になれるので好きです。
いきたくないのに出かけていく (角川文庫) Amazon書評・レビュー: いきたくないのに出かけていく (角川文庫)より
4041116228
No.1
(3pt)

面倒くさいのに はじめてしまったランニング・マラソンのように

■ いきたく ないのに 出かけていく     角田 光代

" いきたく ないのに 出かけていく " ・・・なんとも面白いタイトル。
面倒くさいのに はじめてしまったランニング・マラソンと " 旅 " が重なってしまう。
かっては旅そのものが目的で出かけたものの、時が経ち仕事がらみや目的を決めて、例えば友人数人と現地集合、食事どき以外自由行動、現地解散という気楽で短い旅 etc etc 。
角田 光代の旅の現在進行形と回顧録。
物乞いに対してつけた折り合い点「平等にだれにも何も渡さない」など旅の哲学も随所に。
いきたくないのに出かけていく (角川文庫) Amazon書評・レビュー: いきたくないのに出かけていく (角川文庫)より
4041116228

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